こんにちは!旅育研究家のぬーたです。

 

共働きのパパママだって美術館でアートを楽しみたい時ってありますよね?

でも、「小さな子供と一緒に美術館で鑑賞するなんて無理!」って思っていませんか?

 

4歳と0歳の息子を連れて倉敷の大原美術館に行ったのですが、親に子供の行動を合わせようとするから無理なんだ!ということに気がつきました。

 

子連れで美術館を“親が”楽しむためには、子供の興味を親の興味に寄せた上で、当日の行動は子供に完全に合わせることが重要です。

 

結局子供に合わせるんかい!!という気持ちは湧いてきますが、あくまでも親が楽しむために合わせてみましょう!

「じゃあ、具体的には何すればいいのか?」と「大原美術館ってどこが面白いの?」をこれからお伝えしていきます。

 

美術館に行く前に子供が楽しめるポイントを調べましょう

【旅育】小さな子供と美術館に行く価値があるかは親の心構えと工夫次第」で書いたのですが、(美術品に興味関心のない)子供と美術館に行く時には事前の準備が非常に重要です。

 

まずは子供の興味を親の興味(アート鑑賞)に寄せるために、我が家ではNYK番組のビジュチューンという番組を見せています。子供がはまるかどうかはその子次第ですが、我が家は運良くどハマりしました!(しめしめ)

 

そして、大原美術館に行く直前には、大原美術館にあるアート作品と同じ作家の作品の放送を見せてから行きました。(全く同じ作品はビジュチューンでは扱っていなかった・・・)

 

そして、美術館に入る前に、「○○の絵と同じような絵があるから探してみようか?」と子供の探検気分を盛り上げてみたところ、鼻息荒く作品を探し始めました。

 

その結果、一つ一つの作品を流し見ながらも一応全作品を見てもらうことができました。流し見でも気になった作品については聞いてきますし、少し目が止まったと思ったら「綺麗な色だね」「面白い形してるよね」「これって何だろうね」といった声かけをすることでより注目していたようです。

 

また、今までの経験上、途中で外を散歩することによって気分転換をすると長時間鑑賞できることがわかっていたので、大原美術館でもモネの睡蓮の池で少し散歩しようと考えていました。しかし、今回は睡蓮がない時期に行ってしまったため、散歩は断念。案の定、途中から息子は「早く美術館から出たい」と言い出していました。

※睡蓮は5月から10月が時期で、6月7月が花も咲いているようです。

 

このように親が美術館を事前に調べておくことで、最後まで子供が出たいと言わずに鑑賞できる確率を上げることができます。(今回は失敗していますが・・・)

また、事前に調べることで、親側の作品への理解が深まり、親も更に楽しめるという副産物もあるのでお勧めです。

 

鑑賞時は子供のペースに合わせましょう

親が見たい作品の前で止まっても、子供は止まってくれません。待たせていたら「早く行こぅよ〜!!」と大声で騒ぎかねません。

親子で美術館に行く時には「子供のため」を前提に行動しましょう。子供の鑑賞スピードは歩きながらが基本です。一つ一つの作品をきちんと見れる子供はほとんどいません。ですので、親もそのスピードに合わせて鑑賞しましょう。

 

でも、親だって作品をゆっくり鑑賞したいですよね?そこで僕がお勧めしたいのは、一度子供と一緒にザッと鑑賞して、その際に気になった作品を親だけで鑑賞する方法です。気になった作品だけを見るのでそこまで時間はかかりませんので、それぞれの親が短時間ずつ子供の相手をしていれば可能です。

 

無理やり親のペースに合わせるよりもこちらの方が子供の美術館に対しての印象を良くできますし、周りの鑑賞者への配慮としても良いでしょう。

 

大原美術館の見どころ

最後に、大原美術館の見どころについても紹介します。

 

なんと言っても1番の見どころは本館にある西洋絵画たちです。点数は多くありませんが、有名画家(モネやゴーギャン、セガンティーニなど)の作品が多く展示されています。

また、今回訪問するまで知らなかったのですが、児島虎次郎という日本の印象派の画家の作品が多くあります。印象派らしく光を多く取り入れた洋画を描かれており、今回好きになりました。

 

他にも、工芸館・東洋館には様々な陶器があったり、床は木のレンガや陶器だったり、建物もこだわりがあり面白いです。

 

コンパクトにまとめられていて、美術館としては洗練されていると思いますので、是非行ってみてください!

 

 

いかがだったでしょうか?お役に立てましたら嬉しいです。

気になることやお聞きしたいことがあればコメントお待ちしております!

 

本日はお疲れ様でした。明日も楽しみましょう!