東京都知事選挙 兵法的見解
僕はそもそもテレビはみないし
コメンテイターの話も全く聞いてない
以下は、あくまで僕の
個人的な”兵法的見解”です🙇
”勝者”とは、戦略勝ちする者のことを言う
📝
「戦略に長けた者が最後に勝利を手にする!」
まず、王者・強者の戦略としては
次の3つになるでしょう。
1.同盟者・支援者・協力者をできるだけ増やす
2.敵を分散させる
3.あくまで自分で有利な戦場を選ぶ
順に補足します。
1については
王者・強者は、仲間の数を少しでも
多くした方が有利になるので
根回しをして自分達の仲間に
引き入れようと工作します。
2については
敵を小派閥に分散・分裂させれば
こちらは大軍なので圧倒的に戦いが有利。
たくさんの立候補者を出させて
敵(対抗勢力)を分散させ(結集しないように)
裏で糸を引く。
3について
ディフェンディングチャンピオンは
自分の居城で戦うようなものであり
野戦はせずに自分にとって
有利な戦場(この場合は自分の縄張りである城)
を拠点に選んで戦う。
だから安易に出て行かないし
余計なことは発言もしない。
やりすぎる・前線に出過ぎるととボロが出て
”勇み足”となる(足をとられる)
ことを知っているから。
さらに、
自身を”挑戦者である”と意図的に印象づけ
相手を油断させることも忘れない。
わざと相手に泳がせる=さんざん喋らせておいて
相手がミスする(発言ミス)を誘う。
以上は、王者・強者がとる戦略。
一方で、
王者・強者・ディフェンディングチャンピオン
を倒すには
1.連合してまとまる一方で相手の連合は分断阻止する
2.兵力は集中し相手の弱みをついて叩く
3.正攻法では勝てないので奇策をうつ(相手の裏をかく)
補足します。
単純に数が少なければ少ないほど
戦いは不利になる。
いくら精鋭部隊をつくっても兵力
(バックの援軍含)が
3倍以上違うとほとんど勝ち目がない。
弱小が行う戦略は
相手の同盟関係を崩し(わざとひっかき回し乱す)、
少しでも相手の味方の軍を減らしておく。
兵法的には内通者をつくりスパイを活用。
※小早川秀秋のような存在を巧みに作った徳川家康
そして少ない兵力は集中する。
相手の弱み・弱点に対し
ここぞというタイミングで一気にたたみかける。
※呉越同舟も一時的に辞さず
表面的な疑惑部分のみならず
一番つつかれたくないところを”一気に”突く
のがポイント。
奇策・陽動作戦を仕掛ける。
相手を挑発して冷静さを失わせて
時にはわざと怒らせる。
こちらが戦やすい場・有利な場所へ
とにかく相手を誘い出す。
その際、メリット(餌)をちらつかせる。
※関ケ原の戦いに向かう徳川秀忠を足止めする真田軍
勢い余って我慢すべきところを我慢せず
突っ込んで行き過ぎると、討たれるので注意。
※武田信玄が徳川家康を破った「三方ヶ原の戦い」
政策うんぬん、中身がなくても
とにかく目の前の戦いに勝てばいい”と言うならば
以上の戦略をきちんとミスなく
抜かりなくやった方が最終的に勝つ。
もしチャレンジャーが負けてしまったのなら
それは戦略で相手に負けた
(相手の方が戦略で上手だった)のだと思います。
戦略で勝つ≠中身が評価された結果
これはイコールではない
→”いい政治をすること”とは
全く別物と認識しておいた方が良いでしょう。