2つの視座を自分の中に併せ持つ | 【らくーん別邸】蓬莱山チャンネル~1カ月で体調がグイグイ回復

2つの視座を自分の中に併せ持つ

2つの視座を自分の中に持っていますか?

癒し王ふじです。ウインク

 

視座とは、座ってみる位置や場所

つまりモノを見る立場のこと。

 

今の世は、右寄り、左寄り

という表現が数多く聞かれます。

 

例えば、一般的には

右寄りというのは、現状体制維持、保守、伝統・継承。

左寄りというのは、悪いところ遅れた部分を改革・革新。

 

それぞれメリットがあり、行き過ぎれば

攻撃性が高まりデメリットが大きくなります。

 

テレビや新聞などのメディアは昔から

顕著に右寄りと左寄りに分かれます。

近年のネットやSNSも同様です。

 

同じ事件や事故を報道するのにも

視座がそもそも違うため、

 

まったく表現となったり伝え方が異なりますので

皆様もその点に注目してニュースを聞いてみてください。

 

自分の色眼鏡は一度外して。

両方の側の立場から一回考えてみるのです。

 

 

置かれた状況、立場によって

右寄りの考え方の方がベターであったり、

ある時は、左寄りの考え方の方がベターであったり

切り替わるものなのです。

 

また、あることに関しては右寄りに判断するけど

あることに関しては左寄りに判断するということも

実際に有効なのです。

 

環境や状況は常にかわります。

日本国内の状況も変わるし、

世界各国の外の状況も変わるので

 

その時の最適な視座というのも

時代とともに変化してゆくものと考えます。

 

その時に忘れてはならないのは

自分自身の中に異なる視座、

対極の視座をもっておき

 

右的な自分と左的な自分が常に同居し

両方の視点からモノゴトを捉えて判断する

 

ことが混沌の今の時代だからこそ

さらに重要となるのでは?

 

因みに、人間の体でも

右脳的思考と左脳的思考があって

どちらにも強みと弱みがあり

 

両方とも場面に応じて使い分けも

必要になると思います。

 

<まとめ>

これからも残すべき価値のある伝統はきちんと

守って継承する、

 

その一方で、これは今の時代には不適合だと

判断されること、

 

古くて機能しなくなった法律やルールなどは

改定していかないといけないと思います。

 

どの部分を守って、どの部分を改革していくのか?

その線引きを全体的かつ幅広い視点と

 

時空間を超えた歴史的視座

見直してゆかないと、

 

時代の変化に大きく取り残されて

自らの存続すら危ぶまれることになります。

 

<過去記事>

📒貞観政要から学ぶ

📒守成は本当に難しい

📒中国王朝の交代の歴史から学ぶ

📒正常性バイアスを捨てる

📒失敗しやすい点をあらかじめ知っておく

 

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