■成功哲学「タルムード」から学ぶ人生の教訓【まとめ】
世界の人口比率0.25%なのに
ノーベル賞受賞者の20%以上を占めるユダヤ人。
ユダヤ人に成功者が多い。
その秘密は・・・
ユダヤ人の教典「タルムード」(生きる哲学)にあり。
タルムードから学ぼう!
金融リテラシー、情報リテラシーを身に着けよう。
知識を重層的に積み重ねていこう!
■過去記事 →お金リテラシー
■過去記事2→現代日本のタルムード
<教訓まとめ>
「難破船と3人の乗客」
リスクの避け方しか学ばない教えない
日本の教育は大事な部分が欠けている。
→適正なリスクの取り方が大事。
リスクを避けるのではなく、リスクを適正にどうとるか?
最大のリスクは何か?リターンは?
素早くリスクを計算しコントロールせよ。
慎重すぎてリスクとらなくても失敗、
リスクを計算せず取り過ぎて大胆すぎても失敗。
他の選択肢はないか?を常に考える。
現実世界は適正リスクをとった方が有利。
「魔法のザクロ」
NOPAIN NOGAIN
犠牲なくして成功なし。
最大の犠牲を払ったから今の成功がある。
今持ってるものを捨てるのが、絶対に先。
※安定とは持っているもの手放さないこと
自分が1番大切なものを差し出したから→大切なものを得られた。
自分の信念に従って大事なものを差し出せ。
信念をもて。私はこうありたいからこれを捨てる!
「七匹の太った牛と七匹の痩せた牛」
豊作の7年に可能な限り浪費をせず貯蓄しておく→8年目に大飢饉
豊かさの次は貧困が訪れる。
一時の豊かさにあぐら→次にひどい目にあう。
太った牛とは豊かな収入のこと
→7年しか続かない。いつまでも続かない。
そこで蓄えておいて→次の貧しい7年を乗り切れる。
「7」は一区切り(6日働いて1日休むユダヤ)
自分に太った牛が来ている、と現状認識ができていない人が多い。
好調な時にリスクバランスを考えておこう。
「キツネと葡萄畑」
満腹になるまで食べるな!
強欲になるな。食べること自体は否定しない。
成果は求めるが強欲にならないバランス感覚が大事。
最小リスク最小成果を求める。→協業と参入障壁など検討。
→適正にリスクをとる
「金の冠をかぶった雀」
財産を見せびらかし目立つと身を滅ぼす。
→狙われる。財産は見せびらかすな!
※冠=優越感に固執するな。
いつも弱者としての自覚をする。
適正な報酬を得よ。不相応不適正なバランスを失った報酬利益はダメ。
己を、過剰評価するのも過小評価するのも良くない。
「あるラバイの最悪で最良の災難」
すべてを失い最悪だ!と思っても
それらの災難のおかげで逆に生き残れた。殺されずに済んだ。
希望を捨てるな!心のお守りとせよ。
今起きている悪いことは、もっと悪いことの防波堤であると考える。
「ウィズダムを売る老婆」
ウィズダム=賢明な生き方のガイドライン=知識→知恵へ
※知恵は富の創造
ウィズダムにはお金を払え!何事にも熟慮と慎重が大事!
老婆の教え2つ→①2つの道があったら危険な近道をいかない
②怒りをその場で爆発させてはいけない
NOPAIN NOGAINの原則。
ウィズダムを得るには対価を払わないといけない。
「ナポレオンとニシン」
ナポレオンがヨーロッパを征服した際
各国の人に褒美として何が欲しいか尋ねた。
ユダヤ人は「ニシンを2匹だけ欲しい」
→すぐにその願いは叶えられた
ナポレオンはその後すぐに没落してユダヤ人以外は
褒美を何ももらえなかった。
→欲張らずに小さな着実なものを手に入れよ
小さい褒美を継続して得よ
「正直な仕立て屋」
正直者が最終的に豊かになる!
正直さと真面さのマインドが最重要。
豊かになる正直者→自分の正直さだけにフォーカスせよ
自分がどうあるかが大事。
打算による正直さはダメ、他人に正直さを求めてもダメ
自分が胸をはる正直さを貫け!
☛過去記事 「マイノリティになっていく日本人」
少数派でも生き残るには戦略が必要です