RAKUEN QUES† -3ページ目

いやしんぼ@福岡2日目夜前編

RAKUEN QUES†-鮨おさむ

2日目の夜に伺ったのは、こちらの鮨おさむ。天神からバスで約30分の住宅街にある店だ。ちなみにこの店、立地条件は悪いけど、食べログの福岡レストランランキングでなんと堂々3位に輝いている。福岡の寿司屋の中で3位じゃなくて、福岡の全てのレストランの中で3位なのだ。こりゃ大したもんだわい。



などと書いたものの、食べログの評価なんてどうでもいいんす。実のところ、事前に色々調べた結果、個人的には福岡の寿司屋では安〇計という店が一番気合いが入ってるように感じたんだよね。ならばそちらへ行けばいいではないかと思われるだろうが、どうも安春〇の大将は自慢・能書きタラタラ系らしいのよね。前回金沢で寿司を喰った際、寿司を楽しむには大将の人柄や店の雰囲気も非常に重要であると痛感させられた。なので、今回は〇春計はパス。料理の味もさることながら、接客も素晴らしいと評判の鮨おさむに白羽の矢を立てた次第である。



鮨おさむの大将は評判通り、腰が低く愛想の良い好人物。「おいしいですねー」と伝えると、本当に嬉しそうに微笑まれるのがとても印象的であった。ただ、仕事となると一転、妥協を許さぬような気迫が感じられ、店内は心地良い緊張感に包まれている。いかにもウマイものが出てきそうな雰囲気だ。



ちなみに、女将さんのサービスも非常に丁寧で素晴らしかった。大将ともども、とにかく「美味しいモノを食べさせたい」、「喜んでもらいたい」という気持ちがひしひしと感じられた。これだけでもうブラボー!ってなもんである。


RAKUEN QUES†-しじみ汁

1品目はしじみ汁。「肝臓に良いので、お酒を飲む前にぜひどうぞ」とのこと。味付けは薄めで、ダシはしっかり出ているものの、苦味が結構強い。薬みたいなもんだと思っていただいた。

RAKUEN QUES†-赤うにと湯葉

唐津産の赤うにと湯葉。赤うにのシーズンはまもなく終了で、来月からは北海道のうにに切り替わるらしい。うには塩で、湯葉は煮切り醤油でいただく。



シーズン終了間際だからか、思いの外さっぱりした印象。おろしたてのワサビ(これがまた立派なやつなんですな)と塩でいただくと、甘旨であります。



湯葉もいたずらに濃厚な味ではなく、割とさっぱりとしたもの。うにに合わせたのかな?ともあれ、こちらも美味しくいただきましたわ。

RAKUEN QUES†-ふぐポン酢和え

3品目はふぐのポン酢和え。刺身や湯引き、皮などふぐの色んな部位にカワハギの肝をまぶし、ポン酢で和えたもの。薬味は芽ねぎにミョウガ、アサツキ、モミジオロシ。贅沢だなー。



「行儀悪く、よくかき混ぜてから召し上がってください」とのことだったが、貧乏性なのでそんな豪快にワシワシ喰えるはずもない。ちびちび味わいながらいただいた。



皮や湯引きもウマかったけど、とにかく刺身のウマさにビックリした。ふぐってこんなにウマかったっけ!?



一般的なふぐ刺しよりも厚めに切られてたんだけど、熟成させたおかげか程よい弾力。その味は淡泊ながら旨味が濃厚で、鯛やヒラメなど他の白身とは一線を画す気品溢れる味わい。もう白身の王様はふぐでいいんじゃない?って思える程の悶絶級のウマさ。地球に生まれてよかったぜ!!

RAKUEN QUES†-ミンククジラの畝須

次に運ばれてきたのはミンククジラの畝須。畝須とはクジラの顎から腹あたりの部分で、脂がたっぷり乗ってるのが特徴。



「クジラのクセが苦手な人でも食べられます」との言葉通り、クセはなくウマそうな肉の良い香りしかしない。脂も全然くどくなく甘くてウマイ。ボキャ貧で悪いが、赤身の部分も甘くてウマイ。スゲーウマイ。面白くてウマイものを喰わせてもらえて、まっこと幸せでごわす!

RAKUEN QUES†-ツブ貝の煮物

北海道産ツブ貝の煮物。ツブ貝とかバイ貝の煮物は大好物。これも当然のようにウマイ。「ダシも美味しいのでぜひ」と小さじを渡されるのだけど、確かにすごくいいダシが出ておりますわ。ただかなり甘めの味付けね。そこに唐辛子の辛味がピリッと主張。

RAKUEN QUES†-鰯の梅煮

鰯の梅煮。5時間ぐらい炊いているらしいんだけど、全く皮が剥がれていないのがスゴイ。梅の風味がしっかり鰯に染み込んでいて、メチャクチャウマイっす。骨もホロホロに柔らかくて残さずいただけちゃう。



鰯もウマかったけど、梅の風味を吸い込んだ昆布もウマすぎて泣ける。南高梅も鰯の旨味を吸収した上に、塩や酸味の角が取れていて、これまたウマイんだよなー。酒が進んで困っちゃいますわ。

RAKUEN QUES†-アコウと松茸の吸い物

極めつけはこのアコウと松茸の吸い物。間違いなく今まで喰った吸い物の中で一番ウマかった。世界中探しても、日本の最高レベルの吸い物に比肩しうるスープって、ほとんどないんじゃないの?と思ってしまうぐらい、なんというか通常の味覚の範疇を超えた美味でしたわ。



ダシは一切の濁りや障りがなく、全てが絶妙な塩梅。そこに三つ葉と松茸、そして碗底に忍ばせた酢橘の皮片の香りがふわり。まさに清澄にして芳醇。驚天動地のウマさであった。思わず両手で大事にお椀を抱えて、一口一口愛おしむように口に含んでしまいましたわ・・・。




いやはや、まことに素晴らしい体験をさせてもらいましたわ。寿司はまだこれからだってのに・・・。

ほいじゃまた。

いやしんぼ@福岡1日目深夜~2日目昼

RAKUEN QUES†-ネッスンドルマ

たった1軒で終われるはずもなく、お次は渋めの日本酒バーへ。店内はBGMにオペラが流れ、調度品や酒器もゴージャスな趣。大人の空間であります。



メニューにはいわゆる銘酒や流行りの酒しか載ってないが、店の奥に陳列してある酒の数々がイイ感じ。しっかりとした造りの燗映えのする酒がほとんどで、山陰地方のお酒が目立つかな。



熊本特産の山うにとうふ(豆腐の味噌漬け)をちびちび舐めながら、日本酒をぐびぐび。だらだらと閉店時間の1時近くまで飲んでしまった。あー、いい店だった。結局翌日も再訪してしまうぐらい気に入ってしまったぜ。

RAKUEN QUES†-博多一幸舎のラーメン

よせばいいのに宿へ戻る途中、博多一幸舎でラーメンを喰う。



チョイ臭で濃度感のあるスープ。結構しょっぱいうえに、おっさんが深夜喰うにはちと重たかったけど、悪くなかったっす。


RAKUEN QUES†-蕎喰いまとみ

さて2日目である。この頃ちょうど台風27号が接近中で、福岡の町は土砂降りの雨の中。そんな悪天候の中、出歩く気にもなれないので本日は昼飯から始動。うかがったのは福岡そば界の名店、蕎喰いまとみである。

RAKUEN QUES†-そばで一献

まずはちょっとつまみたいということで、1900円の「そばで一献」というメニューを注文。普通のせいろそばに突き出しが3~4品と、デザートか酒半合が付くというお得なメニューだ。



しかし、突き出しの内容を聞いたところ、「鴨焼きと湯葉などですね」とのことだったのだが、「すみません、湯葉なかったです」と言いつつ運ばれてきたのがコレ。湯葉はともかく、鴨が喰いたかったんですけど・・・。運んでくる前に鴨は含まれてないって教えてくれよ~。それがわかってたら、始めっから単品で鴨焼き頼んでたのにさあ~。



このへんのすれ違いがあったせいというわけでもないのだが、突き出しはイマイチだったなあ。昨夜も喰った左端の山うにとうふや左から2番目の煮貝あたりはいいんだけど、右から2番目のいわゆる珍味系のおつまみと右端のおからのサラダはごくごくフツー。あ~、やっぱり鴨が喰いたかったなあ・・・。

RAKUEN QUES†-限定手挽きそば

せいろの前に限定の手挽きそばが運ばれてきた。殻ごと挽いた粗挽きのそばで、やや太めに打たれている。



そばは挽きたて、打ちたって、茹でたてがよいと一般的に言われているけど、このそばは打った後、2~3日熟成させてあるらしい。なので、茹でたてではあるだろうが、当然挽きたて、打ちたてではないわけである。そばの三たての立場ナッスィング。新そばがウマイという風潮にも懐疑的な見方が強くなっているようだし、そばの世界もなかなか奥が深くて面白いっすね。



太め短めの麺ではツルツルと啜るわけにもいかず、ズルリ、ワシワシと咀嚼。始めは何もつけず、次に塩、そしてツユにつけていただいた。悪くはなかったけど、正直その熟成の効果はイマイチわからなかった。まずまず味はあるけど、香りはごくごく控えめ。個人的には、香り、味ともに、もっと鮮烈さが欲しいところ。これで1200円は高いっす。

RAKUEN QUES†-粗挽きせいろ

粗挽きせいろの方が手繰りやすくて好み。ただ、こちらも奥ゆかしいというか、割と大人しめの印象。うーん、わざわざ福岡でそばを喰うこともなかったかな。我が町名古屋の行きつけのそば屋の方が数段好みでしたわ。

RAKUEN QUES†-博多だるま

ちょろっとつまんでそばを2枚喰ったものの、なんとなく物足りず、途中にあった博多だるまへ・・・。


RAKUEN QUES†-ラーメン

ラーメンをいただいたんだけど、スープは昨晩食べた一幸舎と同じくチョイ臭で、よりさらっとした口当たり。しかし、決して一幸舎よりあっさりしているわけではなく、スープの表面が多めのラードで覆われているために、むしろこってりギットギト。脂っこさと豚骨臭さが相まって、おっさんにはかなりキツめの下品汁であった。ショウガ(紅ショウガではなく白いやつね)を大量投入してなんとか完食。




次回は2日目の夜から!シースー祭りの開催バイッ!

ほいじゃまた。

いやしんぼ@福岡1日目夜

RAKUEN QUES†-うわのそら

仕事の合間にまた国内旅行してきましたわ。今回の行先は福岡。4月の初訪問以来だから、およそ半年ぶりっすね。



午後7時ごろ福岡空港に到着したんだけど、春吉(天神と中洲の間にあるエリア)のホテルにチェックインした後、予約していた店に到着したのは予定通り午後8時ちょうど。福岡空港って本当アクセス至便だなあ。



さて、一発目にお邪魔したのは、宿の近くにあるうわのそらという居酒屋。日本酒にこだわりがあるらしく酒の品揃えが豊富で、料理もなかなか良いモノを出すと評判の店だ。鵜呑みにする気は毛頭ないけど、食べログでもかなりの高評価。佇まいや雰囲気も、なかなかウマそうなモノが出てきそうな感じである。

RAKUEN QUES†-仕込水

今回は予約時に3800円のコースを注文しておいた。リーズナブルに色々つまめそうなので。



ちなみに写真の仕込水はそのまんま日本酒の仕込み水で、チェイサー代わりに供される。

RAKUEN QUES†-蓮根のすり流し

1品目は蓮根のすり流し。具はモチモチの粟麩に合鴨の挽肉、刻んだレンコン。薬味に九条ネギと梅肉がちょろり。



ダシがしっかり効いた優しい味付け。刻んだレンコンも入っているので、レンコンらしいシャクシャクとした食感も楽しめる。素直にウマイっす。素材も調理も真っ当な印象で、これからどんな料理が運ばれてくるのか期待が高まってくる。

RAKUEN QUES†-伯楽星

ここらでビールから酒にシフト。宮城県の伯楽星っす。メロンっぽい含み香。

RAKUEN QUES†-秋刀魚揚げ梅浸し

次の料理は秋刀魚揚げ梅浸し。確か一口サイズに切った揚げサンマとマイタケなんかが入っていた。大葉やミョウガ、梅肉のおかげでさっぱりとした口当たり。ダシがよく染みており、これまたウマイ。

RAKUEN QUES†-刺身盛り合わせ

次は刺身の盛り合わせ。ヤリイカと鯛とヤズ(ブリの子供。関東ではイナダと呼ばれる)の3種盛りである。



ヤリイカがウマイ!濃厚な旨味と甘味(たぶん今回の食べ歩きの最頻発ワード)がたまらん!鯛もきちんと寝かせているのかしっかり味が乗ってる。ヤズはハリのある食感で、ブリとは異なりさっぱりした味わい。どれもウマかったけど、ヤリイカのウマさが頭一つ抜けている感じ。

RAKUEN QUES†-鶏のくわ焼と山芋ソース

鶏のくわ焼。甘辛味のタレが絡んだ鶏肉の上に山芋ソースとカイワレ、七味がかかっている。鶏肉の陰に隠れているのは確かかぼちゃ。



身に弾力があり、なかなか美味しい鶏肉。山芋ソースも悪くないけど、別になくてもいいんじゃないかと思った。

RAKUEN QUES†-東一

ここで酒のおかわり。店主一押しの佐賀県の東一を所望。

RAKUEN QUES†-秋鮭のなんとか

これは秋鮭の何だったかなあ・・・。上にかかってるソースはたまごっぽい味だったような・・・。ちなみに写真右下の赤い球体はプチトマトのピクルス。



美味しいことは美味しいが、このあたりで結構いじくった料理を出してくるなあと感じ始める。

RAKUEN QUES†-奥播磨

東一を干して、兵庫県の奥播磨を燗でいただく。しっかりとした味わいの酒。ウマイ。

RAKUEN QUES†-春菊ずわい蟹煮浸し

春菊ずわい蟹身浸し。見たまんま、フツーに美味しい。

RAKUEN QUES†-海老と根菜の揚げ出し

海老と根菜の揚げ出し。味付けは違うけど、秋刀魚の揚げ浸しと調理法がかぶっているような・・・。ちょっと面白味に欠ける。



あと、巻グソみたいな見た目のゴマソースは視覚的にも味覚的にも不要な気がする。美味しいエビだったので、ソースは避けてシンプルにいただきましたわ。

RAKUEN QUES†-秋鹿

まだ飲むよ。大阪の秋鹿をぬる燗で。

RAKUEN QUES†-五島うどん

シメは五島うどん。汁はほんのり甘めの上品なダシに、キノコや牛肉の旨味が染み出していて、思わずごくごく飲んでしまうウマさ。麺もつるつるとのど越しが良く、するりと胃袋に納まってしまう。

RAKUEN QUES†-小豆饅頭もんぶらんそーす

デザートは水饅頭の栗ソース乗せ。これにて3800円のコースは終了。




素材の質や料理のセンスは確実に水準以上。ちょっといじくり過ぎな気がしないでもないが、どれも美味しくいただけましたわ。



料理の他にビールを1杯と酒を4杯飲んで、全部で6500円という勘定も妥当。次回福岡に来る時も、是非寄らせていただきたい店っす。




一発目からいい店に巡り合えて、こりゃ幸先がいいっすね。それじゃあ次の店に行ってみますか。

ほいじゃまた。

いやしんぼ@金沢3日目

RAKUEN QUES†-香林坊ジビルバ

寿司を喰ってから、お次は香林坊ジビルバへ。日本各地のクラフトビールが楽しめマウス。

RAKUEN QUES†-ジビルバにて

シースーの後のルービー、最高っす。結局6杯いってしまったぜ。


RAKUEN QUES†-中華そば神楽

3日目、最終日の昼飯は、昨晩ジビルバで出会った、地元の業界人みたいなおっさんオススメのラーメン屋で。「全国でも三本の指に入るかもしれん」との強力プッシュにそそのかされて、のこのこやって参りましたよ。

RAKUEN QUES†-中華そば塩味

中華そば塩味 750円




全国で三本の指に入るって、ほんまかいな・・・と半信半疑だったのだけれど、確かに気合い入ってますわ、このラーメン。



店内の掲示によると、スープは「鶏がら、豚骨、数種の煮干、鰹節、干し貝柱、するめ等、15種の素材」を使った無化調スープとのこと。見目麗しく澄み切ったスープは、魚介系主体で動物系は下支えって感じかな。かなりあっさりとした飲み口だけれど、上質な素材を使い、丁寧に旨味が引き出されている印象。



ただ、非常にレベルの高いスープだとは思うんだけど、個人的にはもうちょい動物系の旨味やコク、甘味なんかが欲しいところ。現在の味の構成だと、塩よりも醤油の方が合っているような気がしますわ。



麺は手打ち風の多加水ちじれ麺。麺肌はつるりと滑らか。噛めばプリッ、モチッとして、無垢な味わい。そのへんの麺にありがちなイヤな風味は皆無。こちらもさすがのデキである。



豚モモ肉を使った炭火焼きチャーシューは、スモーキーな燻香がいいっすね。ジュースィーで、噛みしめる程に旨味が滲み出る逸品っす。この繊細なラーメンにはもっと自己主張控え目なチャーシューをあわせるべきな気もするが、これはこれでいいやって思える程にウマイチャーシューであった。



個人的にはストライクゾーンのど真ん中とはいかなったが、総じてレベルの高い、好ましいラーメンであった。次回は是非醤油ラーメンをいただいてみたいっすね。




これにて、いやしんぼ@金沢も終了。名古屋から結構気軽に行けるうえに、ウマイ物もたくさんありそうで、近いうちに再訪したいと思いましたわ。次回は更科藤井で色々つまんだり、他の寿司屋を開拓したりしたいでやんす。

ほいじゃまた。

いやしんぼ@金沢2日目後半戦

RAKUEN QUES†-犀川

あまりの暑さのため、昼飯を喰った後は宿で休憩。夕方5時ごろ、久々に兼六園でも行ってくるかと思い外出したところ、兼六園のすぐ近くに金沢21世紀美術館を発見。たまには美術館もいいかも。館内は涼しいだろうし。



・・・と思ったものの、入場料が1700円と意外と高くて(美術館って、このくらいがフツーなのか?)断念。結局、犀川とかそのへんをブラブラしたら夕食のお時間と相成った。かなりダメな感じの金沢滞在である。

RAKUEN QUES†-成熟国家の矛盾

夕食は、このなんだか深い意味がありそうだが、イマイチ伝わってこないメッセージが目印の居酒屋。



・・・ではなく、片町にある鮨処あいじで。7000円のつまみと握りのおまかせを所望。



どうでもいいけど、店主も小僧もネオナチばりのスキンヘッドなので、若干威圧感を感じる。


RAKUEN QUES†-ナギウー

うなぎ。別に寿司屋でうなぎを喰わんでも・・・ってレベル。

RAKUEN QUES†-アカイカ&ボタンエビ

アカイカとボタンエビの刺身。醤油か塩でいただきマンモス。



うーん、どちらもフツーとしか言いようがない。昼にみつ川で喰ったアカイカや、北海道で喰ったボタンエビと比べるとなあ。

RAKUEN QUES†-シラサエビと金目鯛の煮物

金目鯛とシラサエビをいしる味で炊いたやつ?煮汁がしょっぱい。キンメはともかく、シラサエビが見た目通り、ウマくもなんともない。

RAKUEN QUES†-クエと中トロ炙り

クエと中トロ炙り。クエはしっかりとした歯応えで旨味も結構乗ってる。中トロ炙りはビックリするほど旨味も脂っ気もなく味気ない。なんだこりゃ。

RAKUEN QUES†-マナガツオの焼き物

マナガツオの焼き物。これはフツーにウマイ。酒が進む。

RAKUEN QUES†-タコ炙り

ここから握り。タコの炙り。特筆すべきことはなし・・・。



シャリはやや柔らかめで粘りが強いかな。口の中でパラリと解けず、ちょっと野暮ったい食感。みつ川のシャリと比べると、かなり落ちる印象。



丼みたいな容器からシャリを取ってたけど、適度に水分を吸ってくれる木製の櫃を使った方がいいんじゃないかなと思った。

RAKUEN QUES†-浅漬け

この店ではガリじゃなくて、野菜の浅漬けが供される。美味しいけど、ガリの方がいいかな。

RAKUEN QUES†-アラ

アラ。食感強めだけど、包丁が入れてあって食べやすい。

RAKUEN QUES†-中トロ

中トロ。口の中で障りなくとろける。これは文句なくウマイ。おかわりしますた。

RAKUEN QUES†-マンジュウガイ

マンジュウガイ。寿司ネタにせんでも・・・な味。そしてツメが甘いなあ。

RAKUEN QUES†-クルマエビ


クルマエビ。味が薄いかな。


RAKUEN QUES†-アジ

アジ。モノはいいとおもうけど、ショウガがキツイ。

RAKUEN QUES†-黒ムツの蒸し寿司

黒ムツの蒸し寿司。メチャクチャアツアツで供されます。全然寿司っぽくないけど、これはウマイ。ふわっと優しい食感の白身と柔らかめの酢飯に、ダシが効いたあんが合わさって、ほっこり寛げるような味になってます。

RAKUEN QUES†-のどぐろ炙り

のどぐろの炙り。夏場でもしっかり脂が乗ってます。脂、旨味ともに強くて、求心力のあるウマさ。みつ川の手巻きより、こっちの握りの方がのどぐろをダイレクトに味わえて好み。

RAKUEN QUES†-金時草

金時草。このへんの伝統野菜。ヌルヌルするって聞いてたけど、思ったほどヌルヌルしてなかった。さっぱりしててなかなかウマイ。

RAKUEN QUES†-アナゴ

アナゴ。脂っこい割に旨味に乏しい。皮目を表にするのは何か意味があるのか?ネチャッとした食感が好ましくないんだけど。

RAKUEN QUES†-卵

卵。悪いけど、ウマくもなんともない・・・。




美味しいものもあったけど、総じて凡庸な印象しか受けなかった。申し訳ないけど、このコースに7000円払う価値は、全く見出せなかったっす。握り12貫4000円の方にしとけばよかったかなあ・・・。

ほいじゃまた。