いやしんぼ@福岡1日目深夜~2日目昼 | RAKUEN QUES†

いやしんぼ@福岡1日目深夜~2日目昼

RAKUEN QUES†-ネッスンドルマ

たった1軒で終われるはずもなく、お次は渋めの日本酒バーへ。店内はBGMにオペラが流れ、調度品や酒器もゴージャスな趣。大人の空間であります。



メニューにはいわゆる銘酒や流行りの酒しか載ってないが、店の奥に陳列してある酒の数々がイイ感じ。しっかりとした造りの燗映えのする酒がほとんどで、山陰地方のお酒が目立つかな。



熊本特産の山うにとうふ(豆腐の味噌漬け)をちびちび舐めながら、日本酒をぐびぐび。だらだらと閉店時間の1時近くまで飲んでしまった。あー、いい店だった。結局翌日も再訪してしまうぐらい気に入ってしまったぜ。

RAKUEN QUES†-博多一幸舎のラーメン

よせばいいのに宿へ戻る途中、博多一幸舎でラーメンを喰う。



チョイ臭で濃度感のあるスープ。結構しょっぱいうえに、おっさんが深夜喰うにはちと重たかったけど、悪くなかったっす。


RAKUEN QUES†-蕎喰いまとみ

さて2日目である。この頃ちょうど台風27号が接近中で、福岡の町は土砂降りの雨の中。そんな悪天候の中、出歩く気にもなれないので本日は昼飯から始動。うかがったのは福岡そば界の名店、蕎喰いまとみである。

RAKUEN QUES†-そばで一献

まずはちょっとつまみたいということで、1900円の「そばで一献」というメニューを注文。普通のせいろそばに突き出しが3~4品と、デザートか酒半合が付くというお得なメニューだ。



しかし、突き出しの内容を聞いたところ、「鴨焼きと湯葉などですね」とのことだったのだが、「すみません、湯葉なかったです」と言いつつ運ばれてきたのがコレ。湯葉はともかく、鴨が喰いたかったんですけど・・・。運んでくる前に鴨は含まれてないって教えてくれよ~。それがわかってたら、始めっから単品で鴨焼き頼んでたのにさあ~。



このへんのすれ違いがあったせいというわけでもないのだが、突き出しはイマイチだったなあ。昨夜も喰った左端の山うにとうふや左から2番目の煮貝あたりはいいんだけど、右から2番目のいわゆる珍味系のおつまみと右端のおからのサラダはごくごくフツー。あ~、やっぱり鴨が喰いたかったなあ・・・。

RAKUEN QUES†-限定手挽きそば

せいろの前に限定の手挽きそばが運ばれてきた。殻ごと挽いた粗挽きのそばで、やや太めに打たれている。



そばは挽きたて、打ちたって、茹でたてがよいと一般的に言われているけど、このそばは打った後、2~3日熟成させてあるらしい。なので、茹でたてではあるだろうが、当然挽きたて、打ちたてではないわけである。そばの三たての立場ナッスィング。新そばがウマイという風潮にも懐疑的な見方が強くなっているようだし、そばの世界もなかなか奥が深くて面白いっすね。



太め短めの麺ではツルツルと啜るわけにもいかず、ズルリ、ワシワシと咀嚼。始めは何もつけず、次に塩、そしてツユにつけていただいた。悪くはなかったけど、正直その熟成の効果はイマイチわからなかった。まずまず味はあるけど、香りはごくごく控えめ。個人的には、香り、味ともに、もっと鮮烈さが欲しいところ。これで1200円は高いっす。

RAKUEN QUES†-粗挽きせいろ

粗挽きせいろの方が手繰りやすくて好み。ただ、こちらも奥ゆかしいというか、割と大人しめの印象。うーん、わざわざ福岡でそばを喰うこともなかったかな。我が町名古屋の行きつけのそば屋の方が数段好みでしたわ。

RAKUEN QUES†-博多だるま

ちょろっとつまんでそばを2枚喰ったものの、なんとなく物足りず、途中にあった博多だるまへ・・・。


RAKUEN QUES†-ラーメン

ラーメンをいただいたんだけど、スープは昨晩食べた一幸舎と同じくチョイ臭で、よりさらっとした口当たり。しかし、決して一幸舎よりあっさりしているわけではなく、スープの表面が多めのラードで覆われているために、むしろこってりギットギト。脂っこさと豚骨臭さが相まって、おっさんにはかなりキツめの下品汁であった。ショウガ(紅ショウガではなく白いやつね)を大量投入してなんとか完食。




次回は2日目の夜から!シースー祭りの開催バイッ!

ほいじゃまた。