RAKUEN QUES† -5ページ目

いやしんぼ@北海道1日目

RAKUEN QUES†-セントレア

6月に鹿児島とベトナムへ行ってきたばかりだってのに、今月は札幌へ。最近、寸暇を惜しんでショートトリップしてるなあ。

RAKUEN QUES†-五坪

札幌で旅の盟友、運び屋さん と合流。今晩は寿司屋を予約していたんだけど、ちょっと時間があったので、運び屋さんオススメの立ち飲み屋へ。すすきのにある5坪って店っす。厚岸産のカキが1つ105円とな?価格破壊、ここに極まれりである。

RAKUEN QUES†-厚岸産カキ

焼きカキ1つ105円なんだけど、最初のオーダーは必ず1つおまけしてくれる。なので、なんと1つ52.5円っす。驚異的な安さだよなあ。



初日に喰ったときは塩気が強すぎて、正直味がよくわからなかったが、最終日は最初に汁をすすってみたり、レモン汁をかけて塩気を調整。鮮烈な磯の風味とミルキーなコクを堪能。おいしくいただきましたわ。



いやはや、札幌やってくれるねー!一発目からいい感じじゃないっすかー!

RAKUEN QUES†-糠ぼっけ

ついついビールも頼んでしまったのでもう一品。糠ぼっけ(500円)を頼んでみた。その名の通り、ホッケの糠漬けっすね。



うーん、これはまあまあかなー。独特のクセがあって、内地の人間には馴染みにくいような。個人的にはフツーのホッケの焼き物の方が断然好みだなあ。

RAKUEN QUES†-マコガレイ

お次は待望のシースーっす。すすきののひでたかって店である。結論から言うと、とてもリーズナブルでウマかった!中山きんにくんにチョイ似の大将も、物腰穏やかな対応ながら、非常に気さくで実に寛げましたわ。また札幌に来ることがあれば、確実に再訪するなー。



一発目はマコガレイ。塩と酢橘(だったかな?)で。ふむふむ、ウマイじゃないの。

RAKUEN QUES†-キンメダイ

キンメダイ。脂乗ってて、旨味もしっかり。ウマイ。

RAKUEN QUES†-キス

キス。これもウマかった。

RAKUEN QUES†-キンキ昆布〆

キンキの昆布〆。これも脂乗りつつ、締まった食感で馴れた味。ウマイ!

RAKUEN QUES†-ボタンエビ

ボタンエビ卵乗せ。甘ーい!

RAKUEN QUES†-ボタンエビ味噌

ミソもウマーい!

RAKUEN QUES†-ツブ貝

ツブ貝。コリコリ磯味。

RAKUEN QUES†-タコ桜煮

隣の客が食ってたタコがあまりにもウマそ過ぎてオーダー。柔らかすぎて舌の上でとろけるぜ!こういうタコが喰いたかったんだよなー!!



吸盤や皮が剥がれちゃうから40分しか炊いてないみたい。大根で叩いて柔らかくしてるんだって。

RAKUEN QUES†-イカ

何イカだったっけ?細切りで供されます。サクサクした食感と、口の中でのほどけ方が素晴らしい。

RAKUEN QUES†-秋刀魚

新秋刀魚。これはフツーかな。

RAKUEN QUES†-大トロ

大トロ。さすがにウマイけど、まだ上がありそうなウマさ。

RAKUEN QUES†-コハダ

コハダ。締め方が少しキツかったかな?

RAKUEN QUES†-バフンウニ

バフンウニ。文句なく、メチャクチャウマイ!!



白身のネタを塩と柑橘で喰わせることが多いけど、正直煮切りの方が合うような・・・と思うこともしばしば。しかし、このウニは塩で正解!!



当然ミョウバンなど不使用!ナチュラルかつ濃厚な旨味と甘味が舌の上で溶けていく瞬間は、至福の一言に尽きるぜ!!


RAKUEN QUES†-卵焼き

卵焼き。香り高くてシットリキメ細やか。甘くてウマイ。

RAKUEN QUES†-まぐろ赤身

追加で頼んだ赤身。ギュッと鉄っぽい旨味が詰まってて、大トロよりよかった!




おまかせ12貫で5250円。酒飲んで、タコとマグロを追加して全部で8000円しないぐらい。サービスも愛想もすこぶる良いし、非常にリーズナブルでオススメの店である。近いうちに再訪したいぜ!

RAKUEN QUES†-Ram

もうちょっと余韻を大事にすべきだけど、時間も限られているので軽くジンギスカンでも行っておくか。



有名な成吉思汗だるまが満員なので、道産の後輩が勧めるRamという店へ行ってみた。

RAKUEN QUES†-ジンギスカン

肉三種盛りを注文。右下から時計回りに、ラム、ラムの肩ロース、マトンと言ってたかな?

RAKUEN QUES†-アップ

こんな感じでてっぺんに脂身を置いて肉や野菜を焼いていく。

RAKUEN QUES†-肉

タレはなんか一本調子な感じがしたが、肉はなかなかウマイ。臭味もほとんどなく、これならジンギスカン嫌いの人も喰えるんじゃないかなと思う。羊の脂で焼いたたまねぎなどの野菜もウマイ。うんうん、思ってたよりいいじゃないっすか。

RAKUEN QUES†-味噌ラーメン


ラストはベタにラーメン。深夜でもやってる有名店のすみれで。



スープの表面をラードの層が覆っていて、いつまでもアツアツの典型的札幌味噌ラーメン。それはそれでいいのだけれど、コレが尋常じゃなく化調まみれののっぺり味で、結構マズイ・・・。思わず運び屋さんと顔を見合わせる程のマズさであった・・・。



これで1杯900円はヒドすぎ。なんで、こんなマズイラーメン屋がやっていけるのか理解不能。全国的に知名度だけはあるから、観光客の生き血を啜りながら生きながらえてんのかな?

ほいじゃまた。

いやしんぼ~サイゴンの膨満感~5日目

RAKUEN QUES†-フォー・クイン

安宿街の有名店フォー・クイン。写真撮り忘れたので、夜に改めて撮影してみた。




ホーチミン滞在ももう5日目。翌朝の便でベトナムを発つので、事実上今日が最終日みたいなもんである。



本場のベトナム料理を喰えるのも今日でおしまいってことで、朝からガッツリ行きたいところなんだけど、今日は朝から体調が思わしくないんだよなあ・・・。



あまり食欲も湧かないので、宿のすぐ近くのフォー・クインで軽くフォーを喰ってから、風邪薬でも飲むとするか。

RAKUEN QUES†-フォー・ボー・チン

フォー・ボー・チン 50000ドン




何を隠そう、ベトナムで一番お世話になってるのが、ここのフォーである。安宿街にあって24時間営業。しかもウマイということで、たぶん10回以上は喰ってると思う。



相変わらず、どんぶりの底まで覗けそうな、スッキリと澄んだスープである。ったく、いいルックスしてやがるぜ。早速スプーンでずびりと飲ってみるか。



・・・ん?



・・・・・・むむむ?



あれれ、こんなにインスタントっぽい味だったっけ・・・?



うーん、やっぱり自分の味覚が変わったのかなあ?フォー・ホアでもそうだったけど、ハッキリ味が落ちたように感じられるんだよなあ・・・。

RAKUEN QUES†-麺アップ

肉はたまたまだろうが、いつものトロトロ柔らかなやつじゃなくて、若干パサついていた。残念至極。



麺は太さ・厚さが揃っているので、機械打ちかな。下手な手切りの麺よりウマイから、別にいいと思うよ。



そんなことよりも、スープの劣化っぷりがショックすぎるわあ・・・。



さらばフォー・クイン。安宿街で酒飲んでシメに麺類を喰いたくなったりしない限り、再訪することはないだろうな・・・。いや、決してマズくないんだけどね・・・。



100円=約21250ドン


PHO QUYNH

323 Pham Ngu Lao , Dist.1


RAKUEN QUES†-ゴックスーン

フォーを喰って、薬を飲んで休んでいたら、ほんの数時間でメキメキ体調が回復してきた。つーことで、行ってきましたよ。高級シーフードレストラン、ゴックスーンへ!



中途半端な時間に来店したからか、私の他は客は誰もおらず。私のためだけに店内のエアコンが作動し、BGMが流れ始める・・・。

RAKUEN QUES†-アワビの煮物

最後の食事ってことで、アワビなんぞ頼んでみた。ちなみに気になるお値段は手長エビと同じくらいであった。


しばらくすると鍋一式が運ばれてきて、目の前でアワビを煮てくれマッスル。ショウガやねぎ、唐辛子と一緒に煮込まれるアワビ。スープは塩分控えめで、なんだか薄ら甘い味付け。

RAKUEN QUES†-アワビ

正直スープの味は「?」であったが、いつもの魔法のタレ(塩コショウ、ライム)を使えばさすがのウマさ。ムッチリ官能的な食感がたまらんわ。


貝って結構好き嫌いがわかれる食材だと思うけど、アワビが嫌いな人ってあんまりいない気がする。万人受けする上に味もいいんだから、貝の王様って言ってもいいんじゃなかろうか?

RAKUEN QUES†-手長エビの炭火焼

そしてまた頼んでしまった手長エビ。高級店だけあって、さすがに大ぶりの立派なのを出してくるなあ。もうぶりんぶりんすぎて、アメリカ版プレイメイトみたいなダイナマイトボディっす。量は少なめながら、ミソも入っててうまかったなー。

RAKUEN QUES†-カニチャーハン

主食はカニチャーハン。見た目はちょっと貧相だが、パラパラと仕上がった米の一粒一粒にしっかりカニの旨味が染み込んでマッスル!しかも化調は入ってなくて、あくまでナチュラルな味付け(たぶん)!こりゃウマイわ!

RAKUEN QUES†-カニとホワイトアスパラのスープ

ちょっとご飯が固めだったので、スップ・マン・クア(カニとホワイトアスパラのスープ)を追加オーダー。ホワイトアスパラがいかにも缶詰でございって味なのがアレだが、やや甘めの味付けながらカニの身たっぷりで、ナチュラルかつ優しい旨味があってなかなかウマイ。

RAKUEN QUES†-スープチャーハン

そんなカニカニスープを、これまたカニの旨味溢るる極上のカニチャーハンにぶっかければ!!


禁断のカニ×カニ・スープチャーハンの完成じゃい!!


・・・調子に乗り過ぎた結果、お勘定は約5500円であった。さすがにウマかったけど、これだけ払えばウマくて当然。一昨日行ったPHUNG VYの方が気軽に色々喰えていいと思うなー。



NGOC SUONG
106 Suong Nguyet Anh , Dist.1

RAKUEN QUES†-空港

ベトナムはやっぱりシーフードがオススメかな。ローカル店で海鮮や貝料理をガッツリいただけば、生来陰気なアナタもニッコリえびす顔間違いなし。


いわゆる一般的なベトナム料理を試したいなら、地元民にも人気でメニューも豊富なホアンイエンがいいんじゃないでしょうか。個人的には無化調の高級店テンプルクラブの方が好みだけど、こちらはベトナム料理だけじゃなく何やらフュージョンっぽい料理も多いしね。まずはホアンイエンへ行った方がいいと思いますわ。


次回は複数で来たいなーと切に思いましたわ。
ほいじゃまた。

いやしんぼ~サイゴンの膨満感~4日目その2

RAKUEN QUES†-繁華街

前回の続き。繁華街で極上ベトナミーズ・ランチを喰らった後は・・・

RAKUEN QUES†-ファニー

階下の有名アイス店、ファニーへ侵入。

RAKUEN QUES†-アイスクリーム

コレはアイスというかシャーベットだな。ライムはともかく、マンゴー味はもっと濃厚なのが食べたかったなあ。


RAKUEN QUES†-カフェ

早めの晩飯を喰いに、またぞろローカルな場所へ。



たいして腹が減らんので、カフェで休憩。カフェ・ダーうまし。チャー・ダー(アイスティー)のグラスが空になると、すぐ補充してくれるのもうれP。

RAKUEN QUES†-カフェから

ベトナムのカフェ文化、結構好きっす。

RAKUEN QUES†-UT NHUNG

さーて、やって参りましたのは、ベトナム風ビーフシチュー「ボーコー」を喰わせる店、PHO BO KHO UT NHUNG。午前はフォー、午後にボーコーを提供するローカル店。UT NHUNGって、一体どう読むのかよくわからんが、強力オススメ店である。

RAKUEN QUES†-バインミー・ボーコー
バインミー・ボーコー 32000ドン



ベトナム風ビーフシチューのボーコーと、バゲット(バインミー)のセット。ベトナム風ビーフシチューと言いつつも、日本の一般的なビーフシチューと比べるとさらっとした口当たり。わずかにカレーのニュアンスも感じる。たまねぎは煮込まず、生でトッピングというのが特徴的っすね。


そのへんで食べるとクソ甘いモノが多いけど、ここのボーコーは甘さ控えめで実にウマイ。香草がガツンと効いているので、このあたりで好みがわかれそうだが、口当たりはさらりとしながら、濃厚な旨味とゼラチン質が感じられて結構なお味。ちょっと化調が出しゃばってるのが残念だが、それを差し引いてもウマイと断言できる。


圧巻なのが牛肉の量。トロトロ・・・とまではいかないが、柔らかく煮込まれた牛肉がゴロゴロ入ってる。たぶん日本の一般的なステーキ以上の量である。200g以上は絶対あるよ、コレ。そんで全部で約150円だもんなあ。こりゃ、クソ貧乏なバックパッカーにも勧められるな。


惜しむらくは、メニューに載ってなかったから、ミー・ボーコー(ビーフシチューラーメン)がないと思って、パンを頼んでしまったこと。この店、ちゃんとミーもあるよ。次回は絶対ミー・ボーコーで喰ってやると誓ったサイゴンの夏であった。店のおばちゃんも、愛想良くてすんげぇプリティー。この店、超オススメっす。



100円=約21250ドン

PHO BO KHO UT NHUNG
109/7 Nguyen Thien Thuat , Dist.1

RAKUEN QUES†-牡蠣のチーズ焼き

夜は軽めに、初日に行ったOC DAOの支店、OC DAO2でちょい飲み。本店と比べると、安宿街のすぐ東側のグエンタイホック通りに面していて、すんごいアクセスは楽。でも席がせせこましくて窮屈なんで、本店の方が好きだなあ。


焼き牡蠣のねぎ油がけ(HAO NUONG MO HANH)を頼んだのに、なぜか牡蠣のチーズ焼き(HAO NUONG PHO MAI)が来た。バター炒めといいい、ベトナムの乳製品は安っぽい味。チーズをこそげ落として、いつもの塩コショウライムのタレでいただいた方が断然ウマイ。

RAKUEN QUES†-ハマグリのレモングラス蒸し

これは超定番のハマグリのレモングラス蒸し(NGHEU HAP XA)。ふっくらプリプリしてて、間違いのないウマさ。


ビール1本飲んで全部で600円弱。この安さはどう考えても幸せすぎるな。
ほいじゃまた。



OC DAO2
132 Nguyen Thai Hoc , Dist.1

いやしんぼ~サイゴンの膨満感~4日目その1

RAKUEN QUES†-チョロン

本日も元気にチョロン(中華街)へ出勤。チョロンって実はかなり広くて、今までは東側ばかり行ってたんだけど、今日は旅行者がバリバリ観光に来るエリア、西側あたりを攻めてみましたわ。

RAKUEN QUES†-東源鶏飯

まずは腹ごしらえしないとね。タイやマレーシア、シンガポールでお馴染みのチキンライスで有名な東源鶏飯へ行ってきましたよ。


RAKUEN QUES†-コム・ガー
コムガー・ドングェン 48000ドン



やっぱりこのルックスがいいよなあ。シンプルなんだけど、なぜかものすごく食欲をそそられるんだよね。絶妙な火入れを施された鶏肉の、艶めかしさのなせる業か?


しばしウットリしたら、まずはご飯をパクリ。


ふむふむ、きちんと鶏のスープで炊いてあるね。うん、ウマイ。


・・・でもなあ、前回ベトナムでコムガー(チキンライス)を喰ったときも思ったんだけど、味付けが薄いんだよなあ。それに、ご飯のパラパラ感が弱くて、ちょっと重たいんだよね。ご飯単体でも明確にウマイと思える程しっかり強めの味付けで、しかもサラサラッと軽くいただけちゃう本場のチキンライスと比べちゃうとなあ・・・。


一方、鶏肉はぷるぷるつやつやしててウマそうね。特に部位を指定しなかったら、アバラの部分が来ましたわ。骨が多くて食べづらかったけど、火の通し方が絶妙。しなやかな弾力がありながら柔らかくてジュースィー。この鶏肉だったら、部位をきちんと指定して、肉大盛にしてもよかったな。

RAKUEN QUES†-タレ

本場のチキンライスと比べると全体的に非常に味付けが薄いので、ショウガが入ったヌックチャムや、塩や唐辛子、ライムは必須。個人的には本場の喰い方の方が好きだなあ。


うーん、ウマイっちゃあウマイんだけど、タイやマレーシア、シンガポールのチキンライスの方が好みだな。わずか数日のホーチミン滞在で、わざわざチキンライスを喰うこともなかったな。



100円=約21250ドン

東源鶏飯
801 Nguyen Trai , Dist.5

RAKUEN QUES†-ビンタイ市場

食後はチョロン最大の市場、ビンタイ市場をうろうろ。

RAKUEN QUES†-乾物屋

みんな忙しく立ち働いていた。何も買う気のない観光客がうろうろして、仕事の邪魔するのも悪いなーと思い、早々に退散。

RAKUEN QUES†-テンプルクラブ

そんなこんなしているともう昼食の時間。今日の昼飯は、繁華街にあるテンプルクラブという高級レストランでいただきマンモス。ベトナムの化調攻勢にはちょっとウンザリしているので、化学調味料不使用というのは嬉しいなあ。

RAKUEN QUES†-ハスの茎のサラダ

1品目はハスの茎のサラダ。甘酸っぱい味付けで、個人的にはちょっと甘すぎるかなあという印象だったんだけど、さすが高級店。ウマイよ、コレ。


具は茹でた豚肉とエビ、ハスの茎、にんじん、パプリカ、たまねぎなど。薬味にピーナッツと香草がたっぷり入っている。


こりゃ楽しい!一口食べるごとに、様々な味や香り、食感が口の中に広がるんだよ!まさに味・香り・食感の口内オーケストラですぜ!!


おまけに豚肉やエビがまた、良いモノをうまいこと調理しているんだよね。しかも無化調ゆえに、後口はさっぱりスッキリ。こらたまりまへんわ!


写真奥にある揚げせんべいに乗せて喰うと、またひとしお。結構ボリュームがあったけど、ペロッと完食してしまいましたわ。ブラボー!

RAKUEN QUES†-豚肉の土鍋煮

主菜は豚肉の土鍋煮。皮付きの豚肉を、王道の甘辛しょっぱめの味付けで煮込んだものである。煮込みが浅くて、全然柔らかくないのが難点だが、味付けはさすがに高級感あり。こってりしていながらしつこくないのは無化調のおかげか?

RAKUEN QUES†-オン・ザ・ライス

純白に輝く約束の地へ。どう考えても、ウマイに決まってる。


さすがに水準以上の味であったが、定番のメシ泥棒的料理であって、特に面白くはなかったな。他のモノ頼んでたほうが良かったかも。


以上2品とビールを3本いただいて、お勘定は約2000円。かなりお高いけど、さすがに味やセンスは群を抜いていた。ちょっとフュージョンっぽい料理もあるし、初めてベトナムに来る方にはメニューも豊富なホアンイエンの方を勧めるけど、個人的にはこちらの方が好みっす。
ほいじゃまた。



TEMPLE CLUB
29-31 Ton That Thiep , Dist.1

いやしんぼ~サイゴンの膨満感~3日目その2

RAKUEN QUES†-ファングーラオ

ホーチミンの安宿街といえばファングーラオ通りが有名だが、現在では南にあるブイビエン通りや、2つの通りをつなぐデタム通りまでエリアが拡大している。




本日の昼飯はドンコイ通りというホーチミン一の繁華街の近くにある、ホアンイエンという人気レストランへ行ってみた。残念ながら写真を撮り忘れたので、店構えについては想像で補ってほしい。



高級感あふれる店内には、金持ってそうなベトナム人客がいっぱいである。当然のようにエアコンがガンガンに効いているのがうれP。さっそくポロサツのルービーをぐびり。汗をかかないで食事ができるというのはなんと素晴らしいことか。

RAKUEN QUES†-ハマグリの土鍋煮

まずは名物のハマグリの土鍋煮をいただきマンモス。鍋はぐつぐつと煮えたぎっており、にんにくとヌックマムの香りがぶわっと立ち昇ってくる。



ぷりっとしたハマグリのむき身は、またまた王道の甘辛しょっぱめの味付け。ベトナム風佃煮みたいな感じでイケてます。

RAKUEN QUES†-ご飯

ハマグリを頼むと、てんこもりのご飯も降臨。サラッとしていながら、一粒一粒がふっくら炊けていて、美味しいご飯である。ったく、わかってんじゃないの。


RAKUEN QUES†-オンザライス

必然のオン・ザ・ライス。ご飯よ、オレとオマエは一心同体・・・。



にんにくとヌックマムの風味がガツンと効いたぷりぷりのハマグリを、ほかほかご飯の上に優しくエスコート。純白のライスが煮汁の色に染まっていくのを、しばし穏やかな眼差しで見守る。それからおもむろに、箸でハマグリの乗っかったご飯を掴み取り、エイヤッと口内に投入。にんにくのパンチが効いた甘辛味のハマグリがご飯と睦まじく手を取り合い、ぐびりぐびりと喉を通っていく。



あっさり味のお漬物(土鍋の奥に写ってたやつね)も箸休めによし。こいつをバリバリボリボリ、またハマグリをぷりぷりっとやれば、もはやご飯は飲み物と化す。

RAKUEN QUES†-ティエンリーのにんにく炒め

こちらはティエンリーという花のつぼみを炒めたもの。ベトナムでは花野菜はポピュラーな食材らしい。


にんにくを軽く効かせて炒められたティエンリーは、しゃきしゃきとした歯ごたえがあり、味については特にクセはなく苦味もなし。フツーにウマイっす。正直同じ炒め物を食べるのならば空芯菜を取りたいところだけど、たまにはこういうのもいいか。

RAKUEN QUES†-ベトナム風焼き茄子

最後はベトナム風焼きナス。炭火で焼いたナスの上にねぎ油と揚げにんにくがかかっております。さらにその上から、写真左のヌックチャム(ヌックマムに水、ライム、砂糖、唐辛子などを混ぜた甘酸っぱいタレ)をかけていただきマルクス。


ちなみにベトナムのねぎ油は、ねぎを焦げるまで加熱した中国のねぎ油とは異なっている。みじん切りのねぎに煮えたぎった油をぶっかけたんだろうか。中国のものと比べると、もっと淡くてフレッシュな香りである。


ナスの焦げた部分の苦味が気になるのと、タレが甘酸っぱいばかりで塩気が足りず、少々メリハリのない味に感じたが、これは面白いなー。焼きナスの新たな地平が見えてきたぜ。


削り節とショウガ醤油以外にも、こんな美味しい焼きナスの食べ方があったのね。こりゃ、焼きナス界の革命児と言っても過言ではあるまいて。


これだけ食べてビールも3本ぐらい飲んで、お勘定は約2000円だった。この店、メニューが豊富で、どれも水準以上のクオリティで出してきそう。ホーチミンへ来たら、とりあえずここで喰っとけって感じの店だなあ。



HOANG YEN
7 Ngo Duc Ke , Dist.1

RAKUEN QUES†-フンイー

パヒーに言われるまでもなく、私もカニやエビを食べに行きたい!


・・・ということで、夜はまたチョロンまで歩いて、ローカル海鮮レストランのフンイー(PHUNG VY)へ行ってみた。写真手前じゃなくて、奥の店ね。通りの向いにも同じ屋号の店があるが、支店かもしれないし、全く縁もゆかりもないかもしれない。ま、ベトナムではよくあることです。

RAKUEN QUES†-ビールと調味料

ローカル店なんで全く期待していなかったが、2階はエアコン完備だった。ビールを頼んだら、なぜか7UPが来たけど、今なら広い心で許せる気分。オーダー訂正して、あらためてサイゴンビールをぐびぐび。


人心地ついたら、塩コショウと唐辛子が入った小皿にライムを絞り入れて、スプーンでまじぇまじぇ。シーフードの旨味と甘味を底上げする魔法のタレの完成。とりあえずこれつけておけば、大概のモノはウマくなる。さて、これで準備万端整ったぜ。

RAKUEN QUES†-手長エビの炭火焼

ジャジャジャジャーン!!1品目は手長エビの炭火焼きでげす。写真では伝わらんと思うが、かなり大振りなエビっす。こんがり焼けててアッチッチ。殻をむくのが一苦労である。


首(?)をバキッと折ると、ミソがでろでろでろ~っと・・・


出てこなかった・・・。ちょっと残念・・・。


でも、この肉厚ぶりんぶりんのワガママ☆ボディはやっぱりたまらん!殻を脱がせて素っ裸にして・・・、魔法のタレをつけて・・・、パクリ!!


ウマイッ!!チャーラッチャラー!!


やっぱ手長エビ、ウマイわ~。東南アジアへ来たら必食ですわ。ぶりんぶりんの身を頬張る快感は、他じゃなかなか味わえないよな~。

RAKUEN QUES†-蒸し花蟹のにんにく風味

手長エビもいいけど、この花蟹を蒸したやつもいいんだぜ、旦那?


オスとメスが1杯ずつ来たけど、やっぱりメスがウマかったなあ。胴体パカッと開けて内子やミソ(今の季節は少なめだが)、ぷりんとした身にしゃぶりつけば、思わず口からこぼれ出る桃色吐息。はふぅ・・・。ったく、うまいぜ、こんちくしょう!

RAKUEN QUES†-くぱぁ・・・
もっと解体写真を撮りたいと思ったが、手がべちょべちょなため自粛。



一心不乱、無我夢中という形容がぴったりなくらい、昨今まれに見る程の集中力を発揮。「甘ぇ!うめぇ!」と脳内で連呼しながら、ビールを飲むのも忘れてしまうぐらい、一生懸命に貪りましたわ。カニ汁がほとばしり、いつの間にか手はビチョビチョ。気が付けば肘まで汁が垂れる始末。全く、いやらしいメスだぜ。


しかし、カニ食べるのって大変ね。誰かカニの解体のうまい人と再訪したいわー。

RAKUEN QUES†-牡蠣粥

シメは牡蠣粥。贅沢にも牡蠣が5~6粒入っている。薬味は千切りのショウガにねぎ、パクチー。


米粒はトロトロというよりも、モロモロっとしてます(わかる?)。トロトロの粥の方が好きなんだけどなあ。スープも全ての粥共通のようで、ケミカルすぎはしないものの、特に面白からず。といっても、十分美味しいんだけどね。ナチュラルでシンプルな料理を喰った後だから、それとの落差を感じてしまうのは仕方ないか。


ともあれ、今回の旅でぶっちぎりに大満足の夕食であった。お値段はというと、ビール3本飲んで約3000円。高いモンばっか喰ったとはいえ、思ったより高かったなあ。2000円ぐらいだったら、手放しで大絶賛してたんだけど。まあこんなもんなのかな?



PHUNG VY
293Bis Nguyen Tri Phuong , Ward 4 , Dist.10

RAKUEN QUES†-夜のブイビエン通り

おまけ。夜のブイビエン通り。道が路上居酒屋に浸食されて、交通事情がさらに悪化・・・。
ほいじゃまた。