時は2018年にまで遡る。
やっとの想いで
理想の男性と巡り会った
二人の女性がいた。
二人とも口をそろえて
“もう恋愛は無理かもしれない…”
“誰も私のことなんて好きにならない…”
そう悲観的になっていた時期を
長く過ごしていた。
夏から秋にかけて季節をまたぎそうな
ちぎれ雲を眺めながら
“同級生達がどんどんママになっていくのに…”
“私だけが取り残されたように何も変わってない…”
そんな虚無感に襲われていた。
うだるような暑さの中、
吸い込まれるように駅前のスーパーへ入った。
仕事帰りかと思われるスーツ姿の男性が
特売品のきゅうりを手に取っている姿が
目に飛び込んできた。
(バラ売りの方じゃないんだ…)
その男性が選んでいたのは
何本も袋詰めされたきゅうりだった。
(相当なきゅうり好き…？)
(いや、まさか、そんなはずないか…)
(一緒に住んでいる彼女に
帰りがけに買ってくるように
お願いされたのかも…)
(もしかして、ちょっとしたサプライズかな…？)
(“スーパー寄ったら、きゅうりが安くて思わず買っちゃったよ”とか？）
（彼女も彼女で“え？実は私も！”とか言って、
同じもの買っていた…ってオチがあったりして…）
それはそれで
和やかで微笑ましい光景だな…
なんて。
二人の女性達は
各々にそんな妄想を張り巡らせながら
本当は誰よりも
愛する人との幸せを諦めたくないのは
自分自身だということに気がついていた。
週5フルタイム勤務
当時はほぼ毎日残業をこなし
空いた時間に
婚活アプリを親指でスクロール
休日はせっせと
未来の“恋人候補（？）”に会う
半ばタスクのような忙しい日々を送っていた。
“いつかこの生活から
抜け出せる日が来るのかな…”
藁にもすがる思いで
複数のアプリを起動させていた。
どれくらい経ったのだろう…
あれから時は経ち、
二人の女性はそれぞれ
“この恋を最後の恋にしたい！”
そう思える相手に出会っていた。
そこまでは
二人とも順調なはずだった。。
そこから
二人の道は大きく
変わっていくことになる。
片方の女性は、
相変わらず不毛な日々を送っていた。
自分に自信が持てないまま
その表情には陰りが見えていた。
そして、
もう片方の女性は、
新たな世界への扉を叩いていた。
人を愛することは
思い通りにいかないからこそ奥深く面白いもの
そのことを経験した面持ちは
とても晴れやかだった。
◇◆◇◆◇
彼女達の分かれ道は
一体何だったのでしょうか？
その答えは
「ある知識」の活かし方にありました。
◇◆◇◆◇
実は上記の女性二人は
どちらも過去の私の姿です。
一方は、西洋占星術を学ぶ前、
そしてもう一方は、学んだ後。
当時を回想しながら
その核心に迫ります。
◇◆◇◆◇
■ケース①：西洋占星術を知らずに自爆 ～金星しし座男性編～
今日もまた朝が来るまで
瞼を閉じていただけ…
愛されるように
選ばれるように
絶対に嫌われないように…
そんな強迫観念から
自分を追い込んでいました。
ストレスから
肌荒れがひどくなり、
朝起きて顔を洗い
鏡を見るたびに
ため息をついていました。
「またニキビが増えてる…」
職場での会議中も
何気なく向けられた同僚の視線が
赤みを帯びた吹き出物を捕らえていることに
瞬時に気がつきました。
「はぁ…」
またしても深い吐息。
当時、好きだった男性は
海外出張が多く
スケジュールがつかめない
多忙な人でした。
男性：「今日シンガポールから帰ってきたよ！」
私：「おかえりなさい！」
相手が日本にいる間は
Lineがゆるく続いていました。
あざらし、くま、ねこ、いぬ、、、？
種類問わず“白い動物のスタンプ”をよく送ってくる人でした。
私：「今度いつ会えそうかな？」
パタリと連絡がとまる。。。
1日未読、
1週間未読、、
1ヶ月未読、、、
来る日も来る日も
未読が既読になっていないかを
確認する日々。。
「彼女でもないし、
出張のスケジュールも聞きづらいな…」
とはいえ、
会える時はいつも突然だから
ずっと気が張っている状態…
なかなか会えないからこそ
会えた時には喜んで欲しいし
もっと好きになってもらいたい
その一心で
夜な夜なインターネットを検索。
「仕事が忙しい男性に好かれる女性…
はぁ、、、
いっぱい出てくるな～
“結婚を匂わせない”
“仕事への理解を示す”
“一緒にいて安らぐ”
“常にオシャレ過ぎないオシャレをしている”
う、うーん、、、
…オシャレ過ぎないオシャレって何！？」
ときには盛大にツッコみつつ
“あるはず”と思い込みたい
次のデートに備えていました。
たくさんリサーチした結果を
頭に叩き込んで。
検索すればするほど頭が冴えてしまい
また眠れずに朝を迎えるという負のスパイラル。
そして、ある日
久しぶりに私からLineを送ってみたんです。
私：「お仕事おつかれさまでした！ゆっくり休んでね！」
男性：（白いアザラシの）おつかれさまスタンプ１個
私：「今度いつ会えるかな？」
男性：・・・（既読スルー）
私：「食事が難しければ、お茶でもどうかな？」
男性：・・・（既読スルー）
お相手の反応がなければないほど焦り
私の言動はどんどんへりくだっていきました。
私：「お仕事まだ忙しいかな？」
男性：・・・（既読スルー）
私：「会うのが難しければ、電話で話せないかな？」
男性：・・・（既読スルー）
私：「何度も連絡してごめんね、お仕事忙しいとは思うけど、連絡もらえたら嬉しいな…」
男性：・・・（既読スルー）
私：「何にも言ってくれないのは寂しいよ…」
男性：・・・（既読スルー）
私：「この前はしんみりしちゃって本当にごめんなさい！お仕事がんばってね！」
男性：「他の人、探しなよ」
あんなに望んでいたLineの返信は
１ミリも望んでいなかった回答でした。
その後もしばらく
連絡をとることがありましたが、
すがるように卑下していく私の態度に
この男性の私への関心が
日に日に薄れていくのを
手に取るように感じていました。
どんどん自分自身のことを
愛せなくなっていることも…。
◇◆◇◆◇
西洋占星術では
恋愛観を表す星があります。
それは「金星」。
生まれた時の「金星」の状態をみることで
その人がどういう恋愛傾向を持つのかを読み解くことができます。
また、
男性の場合
「金星」をみることで
好みの女性像を知ることができます。
なので、
出会い立てのうちは
気になる男性の
「金星」星座っぽく振舞うことで
相手に興味を持ってもらいやすいんです。
ケース①の男性は、
「金星」がしし座にありました。
「金星」しし座の恋愛傾向は、
・大胆でドラマチックな恋愛
・堂々とした態度、自信からくる強さに惹かれる
・褒められたり、必要とされることに喜びを感じる など
そして、
「金星」しし座を持つ男性の好みの女性像は、
・パッと人目を惹く華やかな人
・情熱的で表情が豊かな人
（オーバーアクション）
・盛り上げ上手な人 など
そう、、、
ケース①の男性が求めていること
（例えば、堂々とした態度や華やかさ）をもって
私は接してあげることが出来ていませんでした。
私が下手に出るほど、
ケース①の男性の好みの女性像から
かけ離れてしまっていたのです。
そして、
何がこんなに切ないかというと
皮肉なことに
私自身も「金星」しし座だったのです。
つまり、
同じ恋愛観を持つ者同士であり、
私自身が自分の「金星」を
うまく使いこなせていれば
未来は変わっていたのかもしれません。
■ケース②：西洋占星術を学んで実らせた恋 ～金星いて座男性編～
ケース①の傷が癒えないまま
私は婚活市場に
戻ることが出来ずにいました。
とはいえ
暇さえあればケース①を思い出して
しんみりしてしまうので
当時少しずつ興味を持ち始めていた
西洋占星術を本格的に
学んでみることにしました。
ケース①の件から
「次に出会う男性は、
太陽や月だけでなく
金星も見てみよう」
と強く決意。
◇◆◇◆◇
これまた何の因縁か、
次に出会った男性もまた
あちこち飛び回る出張の多い人でした。
名ばかりの家は物置と化し
ほぼホテル暮らしというスタイル。
「またか…
またどこにいるかわからない系男子か…」
デジャブにならないことを心底祈りながら
初めてのデートで
早々に生年月日をゲット。
お手洗いへと席を外すついでに
携帯電話でホロスコープを作成。
「おっ！金星いて座なんだ！！」
学びたての知識を活かす時が
やってきました。
「金星」いて座の恋愛傾向は、
・大らかで自由度の高い恋愛
（国際恋愛も可）
・好きになったら止まらない
・一緒に楽しみ高めあうことのできる関係を好む など
そして、
「金星」いて座を持つ男性の好みの女性像は、
・知識が豊富な人（特定の分野だけでもOK）
・チャレンジ精神がある人
・適度に放置してくれるさっぱりした人 など
絶対に！
束縛ＮＧ！！…と肝に銘じました。
私：「今まで行った旅行先でオススメありますか？」
男性：「もしかして旅好きですか？
えっと、国内なら〇〇、海外なら〇〇、…」
一気に緊張感がほぐれ
饒舌になってくれました。
私：「近頃、西洋占星術を学んでいるんです！」
男性：「それは星占い？星の動きは古くから暦や宗教的な意味合いで重要な役割を果たしていたもんね！」
内心、まさかの返しに驚きつつ…
日頃の会話の中にも、
「金星」いて座っぽさ
（海外、教養、向上心など）を
散りばめていきました。
その甲斐あってか、
３度目のデートで
お付き合いすることに至りました。
そこからは
私の「金星」しし座を少しずつ開放路線へ。
本来の自分らしさを発揮して
もっと好きになってもらおう
という作戦を決行。
私の「金星」は
６ハウスという場所にあります。
ここは簡単に言うと
“労働”や“奉仕”のお部屋。
なので、
ケース②の彼との会話は
だんだんと仕事の話へシフトチェンジ。
・どんな気持ちで仕事に臨んでいるのか
・どんなことに悩んでいるのか
・仕事をする上でどんな時に喜びを感じるのか
それらを「金星」しし座らしく
熱く堂々と語っていると
ケース②の彼の口から
思いがけない言葉の恩恵が…
「いつも一生懸命な君が好き」だと。
◇◆◇◆◇
たまに立ち止まり
振り返ることがありました。
ケース①で
ボロボロにくたびれていた私は
自分の「金星」さえも
理解できていなかったことを。
“自分じゃない人になろうとしていたんだな…”
“本当はずっとつらかったんだな…”
その気持ちを受け入れられたとき、
静かに涙が頬を伝いました。
今となってはもう仕方のないことだけれど
もっと早く心の声に耳を傾けてあげられたら
傷つくこともきっと
最小限に抑えられたのかもしれません。
◇◆◇◆◇
“もっと早く知っておけば…”
私達にとって「時間」は
少しも無駄にはしたくない貴重なもの。
一度きりの人生だから
とびきりの恋愛を楽しみたい…
でも人を見極めるには時間がかかる…
そこを少しでも
ショートカットできる術があるのなら
喉から手が出るほど欲しかった…
そんな過去の想いを込めて
このブログを綴っています。
自分と向き合い、自分を知る
相手と向き合い、相手を知る
両者がわかっていないと
作戦も打ち手も定まらないもの。
あなたは恋愛している時の
あなたの魅力が何か
答えることはできますか？
それを実践で
意識的に使うことができれば
ライバルの存在など気にならないほど
あなたの恋愛はきっとうまくいくはず。
アピールポイントがわかっていなければ
せっかくのチャンスも可能性も
みすみす逃すことになってしまうかもしれません。
さらに、
相手をくすぐるポイントまで網羅できれば
“鬼に金棒”状態といっても過言ではないでしょう。
私達は苦しむために
恋愛をしているのではありません。
ひとりでは味わえない
心の拠り所を求めて
たった一人の
かけがえのないパートナーを探しています。
あなたの魅力が開花したとき
おのずとあなたの人生も前進することでしょう。
そんな背景から
恋愛時のあなたの魅力・その魅せ方を
再認識するプログラムをご用意しました。
注目するのは金星。
金星はワクワクドキドキを司る星。
小難しいことは似合いません。
そこは、
あなたが魅力的な笑顔を振りまく
甘い楽園（キャンディ・パラダイス）の在り処。
美味しそうな香りを漂わせながら
相手を惹き込むのが
金星流の意中の人の射止め方。
輝いているあなたを見せつけることで
相手からの好意を得る方法。
楽しみながら無理なく
あなたの金星を愛でる内容を構成しました。
よろしければ、
あなたの甘い楽園
“キャンディ・パラダイス”の扉を開くお手伝いを
私にさせて頂けませんか？
ここまで長い文章を読んでくださったあなたに贈る招待状を
こちらにおいておきますね↓
目を通して頂けますと幸いです。
それでは、
一緒に学習できることを
楽しみにしておりますね☆彡
浜田らっこ
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