大掴ひつじ物語 -3ページ目

大掴ひつじ物語

たいへん狭い範囲の非常に分類しにくいうえによく途中で切れている記事置き場

前回より続き。 押しに押している

キシュワード卿は「アトロパテネで

おまえらが奪った勝利を返してもらう

ぞ」と発言するがそれについて

ルシタニア将軍ボードワン卿は

「天の時」「地の利」「人の和」を

乱したのはパルス軍であり「あの日の

勝利は我々ルシタニアが堂々手にした

もので盗んだなどどいわれる覚えは

ないわ」と真っ向反論する。ええ?

まあ、そう…かな? 

ここで両軍を代表して一騎打ちとなるが

踏み込みの差で武器を手にした腕と

首を斬られ倒れるボードワン将軍。

よく見ると馬同士も力任せに体当たり

しているので実力は僅差であったと

見てとれる。 

激戦を制し、キシュワード氏は自慢の

双刀の刃が欠けたことを認め、それは

ルシタニア軍の左右将軍の一角

欠けたことをも示す演出。 

 

その後も名のある将軍が次々討ち取られ、

「良くない」戦況を感じ取ってる一般兵士

たちが端の方で「我らが神よ…」とか

祈ってるのを聞き「神が今まで何かして

くれたことなんかあるかい」と大きな声

ではないが苦々しげに吐き捨てる

ギスカール氏。

そこへ、(自分しかいないはずの)幕舎の

片隅からその文句に応える声が。

「おまえらの信じるなんぞいないよ。

実在するならおまえ等を助けに降臨

するはずだろ」と王弟殿下氏の内心に

同調する我々読者の目にはおなじみの

仮面の男(の一人)。

「蛇王様(誰?)の地上再臨によく役立って

くれてるから礼をいう」上から目線怪しい

を追い出そうと立ち上がる王弟殿下だが、

空気を蛇のように扱う術で体の自由を奪われ

「このまま体中の骨を砕くこともできるん

だぜ」とか脅され、「一緒に来てもらう」と

拉致られそうに。またしても個人的に

大ピンチだったが、怪しさ大爆発の輩

パルス軍が夜襲をかけて来たという知らせを

聞くと、案外さっさと逃げ去るのだった。

いや蛇王こそホンマにおるんやったら

敵襲ぐらい教えてくれるやろと軽い

ブーメランが飛んで行ったあと、意外と

敵陣内部まで入りこんだイスファーンの

目の前に、「自分が指揮せんと」と義務感を

発揮し、よろよろと出てきたギスカール氏。

というところで以下次号。

王弟殿下にしてみればこんな自陣奥に

敵兵とか想定外、それも普段ならともかく

直前になんか怪しい妖術をくらってフラフラ

なんですけどゴメン、まじオワタという感じ

だろうが。

一方のイスファーンにしても敵将の顔写真が

出回ってるはずもないので、なんか身分高

そうな奴やんぐらいの感覚と思われる。

この温度差(泣)が吉と出るか、凶と出るk…

…そっちの未来しかないわな(酷)。

その辺を移動中のゾット族のメンバーが

道端に座り込んでいるルシタニア兵を

見つけ ちょっと退治してやろうぜとか

言い合うが、なんか様子がおかしい

完全に弱っており、弱いものいじめ

したら俺たちが怒られるぜと言いつつ

声をかけるその視線の先には。先日

デマヴァント山中で なんかとりあえず

とんでもないものに遭遇、しかしなんか

よくわからんけど命だけは助かったらしい、

例のいいひと系ルシタニア人の姿。

どうやら無事?地上に出ることは叶ったよう

だがちょっと待って。 

宝剣、持ったままじゃんいいのそれ。

蛇王封印に必要な神器だって 大騒ぎして

地下に戻してなんとかなったんじゃ

なかったっけ。

もういいってことですか。それもどうかと

思うけど。ええとこの後、結構重要なイベント

と絡んでくるんだけど。どうなるんだ。

そりゃ地中よりは地上にあった方が〇〇しやすく

なるけどええええ(未来日記) 。

 

一方で王太子一行と無事合流したエステル。

「こんなことを頼める立場ではないことは

わかってるがうちの国王さまを 助け出して

もらえないか」と言う。 確かに他に頼む

アテがない(同じルシタニア人にも頼めない)とは

いえその中でもかなり無理筋といえる依頼。

「我々はここを出て行く、奪った物すべて

を返す。パルス人の死者に謝罪もしよう」

「国王様は良い方なのだ。私が説得する」

熱心に語るエステルだが「その良い方

ために多くのパルス人が死んだとはっきり

詰められ「そも、おぬしは一市民であり

国王をなんとかする権限もないわけでそんな

約束はできないでしょ(ド正論)と言われ

れば黙るしかない。 

全く、権力を持つ連中ほどナニも考えずに

堂々と行動するのに、ちゃんと考えてる

人間には何の力もないんだから気の毒だな

と考える王太子殿下。

場所を変え。これからの行動について 

「王都は奪還するしルシタニア人には

すみやかに出て行ってもらう」

「ただ相手を全滅させようとは思わない」

「戦後のことについては父王とは違うやり方

を考えているのだろう」とナルサスに問い、

「それが結果的にエステルの望みに沿う

ことになってもいいのではないか」

考えつつ語る殿下 。

「ナルサス、なんとかしてやってくれ」では

なく。「こうしよう」と理に叶った提案をする

アルスラーン王子にそれぞれの表情で同意を

示す一同 。

こと帝王学について厳しさMAXの教師で

あるナルサスは会心の笑み

「その方向でいきましょう」 と応える。

 

一方、自分のいない間にパルスの王太子と

ゾット族の間にできた友人関係とやら

納得できず、抵抗を試みるメルレイン兄は

今日も妹に押し切られ「王都奪還までは」

つきあう羽目に。

 

若者がわいわいやってるのと別の場所では。

本来、こちらこそ本筋の流れである

国王アンドラゴラス氏率いるパルス本軍と

ルシタニア軍が王都エクバターナ東部で

ぶつかり合う。

その国王アンドラゴラス氏が当然のように

最前線で剣を振るい戦うその姿に。

その威容を目の当たりに「これは勝てぬ」

思ってしまった。思い知ってしまった。

それでも兵を鼓舞し、人馬が入り乱れ

目を覆うような乱戦の中を単騎走る

ルシタニア全軍の双璧:ボードワン

将軍の前にパルス国の「双刀将軍」

キシュワード卿が立ち。

「アトロパテネでおぬしらが盗んだ

勝利を返してもらうぞ」と言い放つ。

次号。

出発は明日という日の夜。

部屋で剣の手入れをしていたキシュワード氏

だが、かすかな物音を聞き、部屋を見渡すと

ぶ厚い書状が帳の裏に隠してあったことが

判明。封印が亡きバフマン卿のものであった

ため、従者にいったん口止めして預かること

にするが、おそらくこれが前に話題になった

ヴァフリーズ卿からの密書であると推察、

封印に指をかけようとするがコレを読んだが

ために懊悩しまくった同僚のことを思い出し

うかつに開らけない、と手を離したところで

どう考えてもあり得ない王妃様の襲来。

「その書状を渡しなさい」と静かにしかし

断固たる態度で言ってくる。 

結局、それに抗することもできず手渡すと

その背後から国王陛下も登場。 二人そろって

取りにくるくらいの重要なアイテムだと

証明しにきたようなモンだが。なんで

ジャストタイミングでやってきたのか

謎だったが、ここでは口止めしたはずの

侍従がチクったことがわかるようになってた。

 

結局、問題の書状は開かれることなく

手近の松明に放り込まれてむなしく燃えつきる。 

翌日、掃除夫が灰の中の切れ端に「ヒルメス」

の名が書かれていたことを認めるが、燃えて

しまったのでどうにもならない。やはり密書

だったようだが ここで静かに退場。

しかしキシュワード氏の胸にはこの恐るべき

を抱えたパルス王家と血のつながりが無い

ことはアルスラーン本人にとってむしろ

すばらしいことなのでは、という安堵が

ひろがったという話。 

 

前回アレが水路を破壊していったため

引き続き水不足の王都。 家畜にもお水は

必要で、悲しげに鳴くのを聞きつつどうにも

できない様子 。もったいないから王宮前の

噴水を止めろ苦し紛れに命令したら

「止めろっつったって 技師も例のアレ

始末してるからやり方わからんしー

とりあえず壊すか」と今日も安定の後先

考えない国民性で。まあ予想通りに貴重な

水が更に泥水となってあふれだし、かえって

大惨事に。

 

そんな本日も眉間のシワが伸びることのない

ギスカール氏の元に、一人の兵士が元気

いっぱいに面会を求めてきて「やっと報告

できることをうれしく思います」とか言い

出すが。最近アレコレありすぎて当の本人も

すぐに思い出せなかったその依頼内容は

「銀仮面がなにやらアヤシイ動きをしてる

のでその目的を探ってこい」と いう案件でした。

その間にもう怒濤のアレコレで銀仮面卿

(ヒルメス)との共闘関係決裂が確定。

「無駄足をさせてすまんかったが、もう

奴が何かたくらんでいたのは明白だしウラを

とる必要もなくなったので その話はええわ」

なってしまった。

一応デマヴァント山での大騒ぎの話もしようと

したが軍議に入ってしまったのでその件も

終了。何かの墓荒らしをしてたことなど

まあ言ったところでルシタニア軍にはたいした

ハナシではないかと思い直す。

まあそうでしたが。

 

堅牢な王都を頼りに籠城を続けるにしても

援軍がこないのがツライなあと話を進める中で

「…マルヤムにボダンの軍がいますけど」一応

口にだしてみるモンフェラート氏だが

「あんな奴に頼るぐらいなら城を枕

全軍討ち死にした方がマシだわ」

王弟殿下に絶叫されて終了。

まあそうだろうね。 

 

そんなマルヤムで、なんかしらん王侯貴族

並みのでかいベッドで絶叫されてるとは知らず

すやすや眠ってるボダン大司教の元に、

黒い蛇のカタチをしたナニモノかが近づき

「ザーブル城がもぬけの空だから急ぎ行け。

これは神の知らせだ」とかささやきかける 。

えええ、そんな展開あったかな。 

これはやはりボダンの件は第二部に持ち

越さず、今期で決着をつける流れ確定か。 

 

一方のギランでは、王太子殿下から

「エクバターナに不法に居座っている

ルシタニアにはとっとと国に帰ってもらう

決然と「王都奪還」が明言される。

これで第7巻へ突入ということでしょうか。

 

実は冒頭で「トゥラーン人捕虜は逃がしたけど

まあええわ」という(自分の手で処分が終わった

ことでもあるから)意外とあまりぐちぐち言わ

ないことで定評のあるらしい上司:国王陛下

対し、それでも冷や冷やしてたらしい真面目な

キシュワード卿が大きく息を吐きだしておられる

後ろでじゃあウチも出発の準備するかあ」と

真顔で言うバードさん。後ろで若手が

「ええ!?」「出発、明日やでえ!」とビビって

いた。…多分これ、よくできた部下がいて細かい

ことは全部丸投げされて完了してて自分一人

準備の話だと思われ。

…そうだと言って。頼む(泣)。

明後日、軍を動かすにあたって捕虜の処刑

行うんだがとわざわざ教えに来たキシュワード

卿。「なんだよそのために俺を生かしておいた

んかい」と嫌みを言うジムサに、ひそひそと

「処刑を言い出したのは父王で、アルスラーン

殿下は おまえの腕をかっておられたし俺も

そう思う」と語り。

「明後日」に処刑が行われることを強調

「その時、まだここに居残っていれば、お主の

運命はそこまでだ」と告げる。 つまり言外に

というか割と堂々と「逃げ出せ」と勧めに

来たらしい。 

牢の窓辺に鳥がやってきてちゅんちゅん

鳴いているのを見、 おそらく「王太子は

部下にとって良い止まり木だ」と聞いた

ことを思い出してるらしいジムサ。

ついでのように、自分のことを「捕らえて

殺せ」と叫んでいた自国の主君のことが

よぎっていたのでおそらく確定。

 

「よし自分の運命は自分で切りひらいてやる」

と決意。そもそもこんなこともあろうか?と

窓の鉄格子は外してあったので、牢からは

さっさと抜け出せたものの、二回目のはず

なのに右も左もわからんし、とか心細く

なってたところに 背後からこちらを伺う目

あり。なんかデマヴァントのあれからこっち、 

闇の中に目があると意味もなくビビるように

なってしまいました。 

その気配に気づき、「誰だ」と誰何すると

「俺だ」という返事。いや「俺」て。 

読者としても大いにつっこみたいところだが

言われた当人はもっと怪しみ「俺とは何だ

あやしい奴め」と返すがその場でもっとも

怪しいのは脱獄した敵兵である自分自身

あることを棚にあげて、偉そうに決めつける

ジムサさん。 

*このへんは原作の地の文でもツッコまれている件

暗がりから姿を表したのはそのジムサの毒矢に

倒れ、療養していたはずのザラーヴァント。

「え、なんでこんなとこに」という人物

登場だが本人の語るところによると 「国王

陛下の王太子殿下へのなさりようが納得が

いかないんだ」と。ここでも著しく評判を

落としているアンドラゴラス氏。

元々、アルスラーン殿下に使えるため馳せ

参じたと言うザラーヴァント、聞けば

あのシンドゥラ人(ジャスワント)も

王太子殿下について行ったというので

生まれた国は違えど同じ主君を仰げばいい

んだと気づいたこともあり、彼に謝りたい

んだという話。

牢屋に入っていたジムサには、ほとんど

知らんがなというエピソードばっかりと

思われるが、「ここを出る」という目的は

共通だと意気投合。今度はパルス兵士と

ともに二回目の城門突破を果たすジムサだが

「捕虜が逃げたぞー」はわかるが、ほぼ同時に

ザラーヴァント卿もいないぞー」はなんで

そんなに速攻バレるんだよというレベル。

誰か密告したんじゃねーのという素早さでは

ある。 

思った以上にさっさと逃亡がバレ、これは

逃げきれないと判断したザラーヴァント、

「先に行け」とジムサの馬を叩いて走らせ

自分は大岩に座って追手を待ちかまえる 。

この調子ではどれだけの人間が国王陛下に

忠誠を誓ってくれるのか甚だ心元ないわ

げんなりしつつ追いついたキシュワード卿と

真っ向、対峙するザラーヴァント。

「トゥラーン兵に脅されたんだだろう(そう

言ってくれ頼む」と心中フクザツな上司の

願いにあふれた声掛けも堂々と叩き返し、

「そんな腰抜けではござらん」いっそ

晴れ晴れと言い放つ始末。 

そこへ現れたのが国王陛下って、えええ

なんでいらっしゃるのですか 意外とヒマなの、

そうなのと思わず二度見したけど、まあ

裏切り者とまでいわずとも離反者がこれ以上

出ないように御自ら動くつもりであったのかと 。

その国王陛下から直接「逃げたトゥラーン兵を

捕まえて首を持ってくれば許したる」と言われ

その覇気にビリビリ震えつつ

「自分は奴が逃げるまでここで時間を稼ぐと約束

したので騎士としてそれを違えるわけにはいき

ませんなあ」とか、本来ならお目通りも叶わぬ

雲の上のトップを相手に(しかも対面で)完全に

(社会・物理双方の)を捨てた、格好よすぎる

宣言。

しきりに止めるキシュワード氏を振りほどき

自ら槍を投げ正確にザラーヴァントの胸を突く

国王アンドラゴラス氏だが、手を抜いた、的な描写

もあり。そこまで本気でもなかったらしい。

となればキャラクターとしては味があるお人なのか

とも思える。 

とりあえず槍が胸に刺さったザラーヴァントが

岩の陰に落ちたところで特に確かめもせず

帰っていく国王陛下。 

「味方の騎士にも容赦ねえなあ」「やはり脱走

なんてできないな」という雰囲気にはなったので

成功かと。

ただしキシュワード卿は「・・・あいつ存外、

抜け目がないな」とひっそり笑っていた 。

 

一方、走り続けて夜が明けて、振り返っても

待ち人の姿が見えないので「自分をかばって

命を落としたのか」と俯くジムサ。

「その事」も知らせないといけないし、やっぱり

王太子アルスラーンに会わないと、と決意を新た

にしていると後方から追いかけてくる騎影あり。

無事だったらしいザラーヴァントが言うには

強風の風上に陣取っていたこと、落下した

先が茂みになっていたことなど(あと国王

陛下がやはり手を抜いていたことなども)

うまく絡んで命拾いしたわと笑い。

ジムサも「助けられた恩は必ず返す」という

自国の格言を引いて、異国人二人が馬を

並べてさわやかに走り出すエンド。 

うん、まあ、うん。

軽く「あの山脈の向こうだ」とか言ってるが

ぱっと見でも、けっこう距離ありそうだけど。

大丈夫かしら。

 

後日、前回有り金を渡した女性に

会いに行ったらしいジャスワント。

なんと借金を精算情夫と手に手をとって

いなくなったという話をきいて、なんか

黙り込んでいるので さすがにショックを

うけたかと思うと一転、いい笑顔で言うには

「あの子は不幸な目にあっていなかった

んだな」「同じシンドゥラ人の役に立てて

よかった」 とのこと。

あれか「病気の子供はいなかったんだ」

いうやつですか 。

「あんたお人好しだなあ」とあきれる他の

客の周りでみな微笑んでいたので また別の

女性が近寄ってきたかもしれないし。

「もう金はないぞ」といっても「いいんだよ

そんなの」とかいってくれる女子が...もしか

したら・・・いたかも・・・しれんし・・・

(希望的観測) 

 

そんな騒ぎの中、女神官さまが「北へ

行くと珍しい客に会える」という精霊の

お告げを聞いたので、見に行くというのに

(朝帰りの途中から)ついてくるギーヴ 。

果たして、その先では野盗に襲われて苦戦

しているメル兄ちゃんとエステルの姿が。

見事な軌跡を描く弓矢が野盗を次々倒し、

それが知らない男女の腕から放たれるのを

見て 「なんてこった、俺は三番目以下の腕

らしい」とボーゼンとするメルレイン 。

こちらは見知ったメンバーの登場に驚き

つつ。ファランギース様に「アルフリード

も一緒か」と問うエステル。

王太子ご一行が南のギランに逗留中と確認、

「かの者はアルフリードの兄だ」と紹介 。

 

その王太子府に連れてこられた兄者。その

顔を見て速やかにとっとと逃げるを捕ま

えて「帰ってこんか」「やなこった」と

まあ予想通りの兄妹喧嘩に発展 。

族長である父の遺言の扱いについて(どちらが

跡を継ぐか(*普通は逆だが)どちらも

「ご遠慮する」方向で)揉めまくる2人。

話が平行線のまま:兄貴に向かって「ずっと

あの子と一緒にいたんだろ。何も無かったの

とかわかりやすく話をそらすアルフリードに

「そうそう!男女が一緒に旅したとて何かある

わけではない!俺はメルレイン殿を信じるぞ!」

力強く(食い気味に)加勢する希代の軍師など、

当の本人以外が声を大にして主張する一幕。

さらに他ならぬエステルが「彼は異教徒で

ある一点をのぞけば紳士らしくふるまったぞ」

と主張してくれたのでその場は丸く収まる

かに見えたが。

 

ここでも一応「べ、別に異教徒であるお前を

あてにして来たわけじゃないんだからね!」

テンプレすぎる声を張り上げるが、すぐ落ち

着き、援助してくれて助かったと目をそらし

つつ感謝を述べるエステル。アルスラーン王子も

「国や信仰も超えて信用してくれたことが

うれしい」と返し、近いうちにルシタニア軍と

戦うことになるけどその時は「ルシタニア騎士と

しての勤め」を果たしてくれと語る。

 

王都エクバターナではルシタニア国王が幽閉

され、ギスカール公が専権を揮っているという

情報を得て。そろそろ挙兵せんとなあと言い

交わす大人連中。

 

一方で「そういえば」として問題になった兄妹の

父の仇があの「ヒルメス」であると知り世間の

狭さに驚くメルレイン。

マジつい先日すれ違ったじゃん!知らんかった

こととはいえ。個人として行動すれば確率低い

かもだが王太子陣営にいれば(嫌な)縁がある

らしいので「今度会ったらタダじゃおかねえ」

と決意。

 

場面が変わってペシャワール。

王太子殿下が追放されて国王陛下がパルス軍

を全権掌握し、はっきり無視されてげっそり

老け込んだルーシャン卿や、若手の中にも

王太子の追放劇を目の当たりにしてどうも

納得いかないというメンバー(イスファーンや

トゥースなど)が続出、調整に駆け回る

キシュワードさんだが「お前も大変だな」と

口先でねぎらいつつ本日もまた昼間から酒を

かっくらっておいでのクバードさんとかの

ご様子が描かれる。

 

今回のラストは(多分もう元気いっぱいだが

一応大人しくしている)捕らわれのジムサに

面会に行くキシュワード卿。

国王陛下が征途に上る前に捕虜を血祭りに

あげよとおおせになったとのこと。

当の捕虜にしてみれば全く嬉しくないハナシ

だが、それをわざわざ伝えに来た真意とは。