大掴ひつじ物語 -2ページ目

大掴ひつじ物語

たいへん狭い範囲の非常に分類しにくいうえによく途中で切れている記事置き場

実はテキストを書き溜めているけどなかなか

追いつけていない

今年中にいくつかの感想文を上げる予定。

 

「糧食を焼かれ、余分な兵士を雇う余裕は

無くなったから浮き足だった兵士など無用、

ぶっちゃけ減らしていこう」という案が

「督戦隊」の意味。

逃げ出した自軍の兵士を攻撃し、追いつめて

死ぬ気で敵軍に突撃させるという話で

ますます終息感があるが。

進退窮まってやけくそで突撃する前線の

ルシタニア兵相手に「そんなもん続く

わけがない」と冷静に判断、とりあえず

落ち着いて対応するパルス軍。

 

十分離れた場所で様子を伺う王太子陣営。

ここでも目がいいとこをみせるメル兄貴、

「なんか様子が変だな、敗走する味方を撃って

無理矢理戦わせてるようだ」という話に

「そんなん長続きしないよ」とこちら

でも眉をひそめる判断 。

敗走兵を突撃させて調子にのってる督戦隊の

大将だが、どこからともなく飛来した

倒れ、頭がいなくなった督戦隊はすぐに

散り散りに。 かなり離れた位置から不機嫌

そうなファランギース様が黙って馬を返す

姿が描かれる。

 

「督戦隊効果」もすぐ切れ(泣)やや目減りした

兵を集めて一端退くという王弟殿下。

「王都に戻りますか」と問われ、いやあそこは

放置する。パルス人共に取り合いをさせ分裂

させるにするというが 、パルス陣の誰が先に

王都入場を果たしても現場で寝込んでいる(泣)

ルシタニア国王イノケンティス氏をそのままに

しておくはずがない。 

つまり誰でもいいから他人の手で現国王である

兄を始末し、自らが手っ取り早くしかも合法的

空いた王位につくお考えなのだと察する

モンフェラート氏。それは確かにナイス

アイディアだけど。

 

ギスカール軍が王都を離れたのを確認、ここで

王都奪還に向け本格的に立ち上がったヒルメス氏、

現パルス国王を名乗るアンドラゴラスは

兄王を暗殺した大逆人であり、その息子である

アルスラーンの立太子もまとめて無効だ」と

いう主張。

 

アンドラゴラス氏にすれば「地上に国王は

ただ一人」、これこそが正義。王太子は

その父王の命令の範囲で動いてるにすぎない。

銀仮面とかいう輩は「ヒルメスが死んだこと」を

利用してその名を騙る不逞の輩であり何の

権利も持ち合わせない無頼の徒だし。「何言っ

てるか意味わからん」扱い。

 

一方のナルサス卿は、「そんなごちゃごちゃした

正当論などどうでもよろしい。」

「王都を取ったもんが勝ちでござる」とあっさり 。

アルスラーン王子もナルサスの案に笑いつつ

血統ではなく仲間とともに王位を取りにいく」と

晴れ晴れと宣言。

 

一方、戦場の片隅で例の督戦隊の生き残り

数人が、元の軍にも戻れないし夜盗でも

するしかないかとトホホな相談をしていると

夜の闇から二体の人の顔をした細長い

なんかアレなものが顔を出し。その後は

ゴキゴキとかいういやな音数人の悲鳴

聞こえ。やがて全く静かになった。

どうも我ら読者には見覚えあるアレな異形

だったのだが。

えええええ。ホンマに外へ出てきてしまった

らしいけどええええええ。

せっかくザンデさんが神剣を地中に戻したのに

封印は効かなかったということですか。

加えてやっぱりあの彼神剣持って外に出て

しまったらしいのがいけなかったのか。

ヤバくね?これ、マジ、ヤバくね? 

 

一応、地図上で各勢力の現在地が説明されたが

かなり団子状態。 

そしてヒルメス氏は王太子アルスラーンが

3万人を連れているとは知らんらしいこと

が明言されていた。

 

数万のパルス軍が王都エクバターナを

めがけてくる中、王都内に残るいくばくかの

ルシタニア兵は自分たち40万の大軍を

はねのけた強固な四方の城門を守ってれば

大丈夫だってーとか酔っぱらってクダ

巻いてるけど。いや城門が閉まってても

大丈夫じゃないって知らんの?前回の

戦闘を?まあその大丈夫じゃない侵入者

再び地下を通って迫りつつあることを

知らんのはしょうがない?としても…。

なんかしらん「進め」「進め」「進め」とだけ

連呼し、そのままぐいぐい進んでパルス軍を

粉砕する、なんかようわからん脳筋将軍が

登場。 今までどこにおったんやという気も

するが、まあルシタニア軍もそれなりに濃い

キャラがそろってるというか層が厚いなあと

(微妙に)感心するところだろうか 。

まあその場に自分しかいないのでとりあえず

陣頭に立って相手をするキシュワード氏。

そこで進め将軍と一騎打ちになるが、前回の

ボードワン将軍との死闘で剣にダメージ

あったらしく、ここで双刀の片方が真っ二つ

に折れる。勢いづいた敵軍に抗しきれないと

判断、とりあえず退がろうとするが、ここで

ルシタニア軍の後方で糧食が燃やされるという

事件発生。動揺が広がり敵軍の隊列が崩れる

のを認め、思わず立ち止まった頭上に鷹

(アズライール)が降りてきたのを見て

王太子殿下が近くにいることを知り反転攻撃に

出るキシュワード氏。

その勢いに不利とみて逃げ出した進め将軍

通りすがり一刀両断瞬殺した黒騎士と

「国王陛下に5万集めろって言われたのに

3万くらいしか集まらなかったので国王陛下の

元に帰れません(笑)」「国王陛下がルシタニアと

正面からぶつかってその武勇を誇示される間に

3万の兵力で王都をもらいますんで悪く思わ

ないでね」という人を食った言い草で本日も

好調なナルサス氏と合流、非公式ながら簡単な

近況報告でお互いの上司の無事を確認。

…しかしあれこれと不満に思うムキもあろうが

国王陛下が息災であるという話に舌打ちしそうな

「相変わらずだな」とか黒騎士…。

 

いざ王都エクバターナへ進路をとる王太子軍

だが「父王に恩を売っておこう」という

アルスラーン王子の一言で、わざとルシタニア

軍の後方に姿を見せて普通に通りすぎる。

「国王軍と挟撃するんですか」と聞くエラムに

そこまでしなくても相手の動揺を誘えばいいん

だよ」とあっさりおっしゃる殿下。

なるほど「新手の敵軍だ」「王都方面退路が

断たれる」と浮き足だったルシタニア軍雑兵、

剣や盾を捨てて逃げ出す者が各所で急増、

このままでは総崩れだとあわてるモンフェラート

将軍に向かい、例の「督戦隊」を出せと指示する

ギスカール氏。

「役立たずや無用な者は死ね」と言い放つ

落ち着いた判断とかをかなぐり捨て、もはや

ご乱心のレベルで吠える王弟殿下の

ご様子に他人事ながら(酷)胸が痛む。 

 

前回のトゥラーン軍の戦闘でもあったが

糧食をヤられると軍は地味に、しかし莫大な

心身両面での被害を被ることを繰り返し

説いて?るんですわナルサス卿(怖) 

 

糧食を焼かれたとかまでは知らずとも相手の

足並みの乱れを見て、退却転じて一気に攻め

込む双刀将軍のフットワークに、「さすが

キシュワード卿ですなあ」と兵士が騒ぐ中、

なんか仏頂面で戦況を見つめる国王陛下。

まあいつもこんなカンジだけど、どうも色々と

気がついておられる感。 

 

・・・しかし王太子殿下、「父王」ですか。 

すっかりたくましくおなりに。(泣)

ザーブル城に行ってみるとホンマに

空で「神のお告げは正しかった」 

「神のお言葉はイノケンティス王では

なくボダン様に届いた」つまり

神の御心(≧▽≦)に沿うお方はやはり

大司教猊下だーと勝手に盛り上がる教団。

そんな大騒ぎの中、イアルダボートの

神旗に巻きつくのは蛇のような黒い影

ありましたとさ。

そうか…ここでハナシを決めてしまうのか。

もう二部へはハナシを持ち越さないのか。

まあ大して特筆すべき活躍があるわけでも

ないけど(酷) 

 

ルシタニア軍20万:パルス軍10万で

戦力の差は歴然としているものの「 まあ

前回のようなことにはならんからイケる

やろ」というクバード卿。

 「国王が自軍を見捨てて逃亡した件だ」と

声を潜めるでもなくけっこう堂々と口にして

側近は困った顔だが本人は全然平気。

…こうゆうところを国王陛下は扱いにくいと

思っておられるのカシラ。実力はあるし今と

なっては貴重な万騎長の生き残りだしクビにも

できんだろうが。 

そういえばアンドラゴラス王がペシャワール城に

帰ってきた時って、ちゃんと?挨拶したのかな。

スルーしたとかさすがに…

・・・ええ・・・ まさか・・・。

 

そのクバード卿は普段の軽口に似合わぬ剛力

無双の戦果を挙げ続け、ルシタニア陣営も

アトロパテネの生き残りかとゾッとする。

実際にパルス軍とルシタニア軍はチャンディガル

の野で真っ向ぶつかるのだが、パルス軍は

少ない兵数でも寄せたり引いたりを巧みに

繰り返し、ルシタニア陣営は指揮官不足

やはりあって相手の2倍の戦力を有しながら、

なかなか戦局を思う通りに動かせない様子が

描かれる 。

ある局面で、パルス側の右翼の指揮者が双刀

将軍キシュワードと知り「ボードワンの敵討ち

だ」となかなか強そうな人物を当てることに

したらしいギスカール氏 。

今回も王太子殿下他の活躍は無しだったか。

どこからどこまでむくつけきオッサンばかりが

吠える回でした。

前回ばったり会ったもののちょっと

お見合いな空気。

そこでうっかり「曲者だ出会え」と口走ったので

偉い人いや、大将(ギスカール)と気づかれる

王弟殿下。

ここで堂々一騎打ちになったが、逃げ去ったと

思った仮面の男が前回同様、蛇的な呪い力

イスファーンの足を文字通りひっぱり、邪魔

するというかギスカール氏の味方を地味~、

に行う。ただ勘のいいイスファーンはなんか

居る、と気づきワンステップで剣を投擲、

問題の輩を一撃で倒してしまった。早。

実際これは、いわゆる怪異に慣れてるパルス

人に一日の長があるというとこかな。

キシュワード卿から夜襲をかける先鋒を任じ

られ、その通り陽動するつもりがうっかり

深入りしたことを恥じ、なんとか建て直し

退却する(と見せかける)イスファーン。

大将首をとり逃がしたのは残念だったが

攪乱には成功し、昼間に続き、さらに

ルシタニア兵を大きく目減りさせる。

 

結果1日で3千以上の犠牲を出したことを

知ったギスカール氏は督戦隊を作り、敗走する

味方を撃ち、死に物狂いで戦わせる作戦を

披露する。もはや味方である兵を信じられず

昏い目で座り込むその足下にはイアルダボートの

クルスが投げ捨てられていることから「神も

仏もあるものか」と一言の台詞もなく説明も

ない。それで 完全に心が神から離れたことが

描写される。これがのすごいところです 。

まじめなモンフェラート氏の苦悩ばかりが

募るところもツライ。 

「始まりの終わりか、終わりの始まりか」と

いう、なんかちょっといいこと言ってる

なセリフはクバード卿。

ルシタニアとしては確実に終わりに向かって

転げ落ちているというところか(酷)。

 

うまく事が運んだいくつかの策が、「実は

ナルサスの入れ知恵だろう」と看破する

アンドラゴラス氏 。

パルスの勝利になればそれでよかろうでは

ないのですかという問いには「自称:忠臣

寄ってたかってこの国を押し潰そうとして

いるように思える」という言。

他人事みたいに言ってるが、この王様の

目指すところはドコなんだろうか。