山の中腹からかなたに見える海に、虹は - 日立市

 

使用レンズのご紹介リンク

[31A] SP 1:5.6 200-500mm (TAMRON)

 

 

山の中腹からときどき、超望遠レンズによる海景を撮っている。

この撮影に使っているカメラはAPS-CのソニーNEX-5Nだから、二本のレンズを合わせた「写り込む範囲」は、フルフレーム換算の焦点距離でおおよそ113-750mm相当になる。

 

この焦点距離範囲は、スポーツ系やネイチャー系など望遠レンズが多用される世界では普通の焦点距離かも知れない。

しかし風景撮影で使うなら、「異界撮影が可能な焦点距離」という領域にまで踏み込むことになる。

 

望遠レンズは文字通りに、遠くにある被写体を引っ張って撮影するためのレンズだが、そういう捉え方だけだと勿体ないことになる。

「目の前に広がる被写体の一部を切り取るレンズ」として扱うと、なかなか用途が広がってくるのだ。

 

超望遠という焦点域で切り取ると、切り取る範囲はきわめて狭いものになる。

500mmクラスになると、消しゴムを指で挟んで前に突き出した場合の、消しゴムぐらいの範囲になる。

そのため、非常にしばしば、そこに非日常的な絵が出現するのだ。

 

 

実は以前にも、超望遠レンズによる海景撮影写真をご紹介したことがあった。

下記のリンク先がそうだ。

AUTO TAMRON ZOOM 1:6.9 f=200-500mm 他 不定期 高台からの定点観測

 

今回、ずいぶんひさしぶりのアップロードになったと思ったら、前回のアップロードから4年も経っていた。光陰、矢の如し。

いや、その後も、ときどき撮ってはいたのだが、あくまでも「ときどき」だ。

「4か月ぶりに撮った」などという調子だったから、前回以降に撮影したものはそのまま撮りっぱなしの状態になっていた。

 

なぜ突然、続編をアップロードすることにしたのかというと、じつに慶賀すべきことなのだが、虹の写真が撮れたのだ。オニのように気合が入った俄か雨が降った直後だった。

 

で、長らく撮りっぱなしになっていた写真を合わせてアップロードすることにしたのだ。

今回、虹の写真は2枚掲載しているが、普通の?望遠域で撮ったものと超望遠域まで引っ張ったものだ。超望遠レンズが描出する異界ぶりは半端ないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J.S.BACH " Organ Chorale " BWV1092 - BWV 1104 - Werner Jacob