TAMRON SP [31A]  1:5.6  200-500mm
 

 
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1984年に発売された、タムロンのアダプトール2望遠ズームレンズだ。
このレンズにはタムロンが特に力を入れて開発したレンズに冠する、SP
(Super Performance)名が付いている。
 
タムロンの200-500mmという焦点域のズームレンズは、この機種以前には1979年発売の06Aがあるが、開放絞り値は6.9だった。
このレンズによって開放F値が5.6になったのだが、重量は2.77kgが2.78kgとわずかに重くなっただけだ。まあ、重いに変わりはないが。(^^;

タムロンは、ユーザーによるマウント交換方式を、一眼レフ登場期から採用していた。
マウント交換式の走りと言える「Tマウント」は、いまでも天体望遠鏡で使われているが、これもまたタムロンが開発したものだ。


「Tマウント」、「アダプトマチック」を経て、マウント交換方式の最終形となったのがアダプトール方式だ。
初代アダプトールは、各メーカ一眼レフの測光精度をより確実なものとするため、1979年にマイナーチェンジを受け、アダプトール2となった。

このレンズが発売された翌年、1985年にミノルタのαシリーズが登場する。
機械的な連動によるアダプトール方式では、AFレンズへの対応が困難になったため、31Aが登場した時期をピークとして、アダプトール方式は次第に衰退して行くことになるのだ。
 
 
で、今年の花火だ。
と言っても今年は台風などもあり、何度も撮れなかった。さらに今回撮影した花火大会は、途中で打ち上げを失敗して30分程で終了してしまった。
最後に掲載した写真が、打ち上げ失敗の写真だ。けが人がなかったようなのでさいわいだったが、ちょっと残念だ。

撮影場所は下の写真の右端付近の山の中腹。花火が打ち上げられた場所は左端付近だ。
直線距離で約2km程度になるだろうか。これを31Aの焦点距離500mm、画角5°で撮るのだ。
 
 
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花火は毎年撮っているのだが、出来上がりを見てからでないと何が写っているのか想像がつかない。とくに風が強いときはなおさらだ。
一瞬のアートと呼べばよいのだろうか、それが楽しくて撮っているようなものなのだ。(^^;
 
 
 
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