そして更にスマホも登場!
テバ:すみません、今からスマホで会話を録音します。
では今回の事をドビ子先生から説明していただけますか?
ドビ子:本当にお母さん申し訳ありませんでした!
今後またこのような事がないように次男坊君をしっかり見ます!
テバ:ドビ子先生、私は謝れとは言ってないです。
今回の事を説明してと言っているんです。
ドビ子:説明!?………何をですか?
えっと………どう話せばいいのかしらぁ〜?
と何故かテヘペロ顔をしたドビ子。
その顔を見たら注意だけで済まそうと思った気持ちは吹っ飛びました。
テバ:じゃあこちらから聞きます。
まず○月○日(叩いた発言した日)に何があったんですか?
ドビ子:その日って……??
テバ:覚えてないみたいですね?
ドビ子先生が【私が次男坊を叩いた】と言った日です。
ドビ子:そんな事は言ってないですよぉ〜!
テバ:ではこれを聞いてください。
(ボイスレコーダーを再生)
聞こえましたか?
ドビ子:すみません!本当にそんなつもりは……
テバ:だから謝罪はいらないから説明!
なぜ机にぶつかった事を言い忘れて冗談でも言ったらいけない殴った発言したんですか?
いい加減言い訳ばかり言わないで納得のいく説明してくださいよ。
多分謝り倒して終わらすつもりだったであろうドビ子は何か小声でつぶやきながら左右をキョロキョロ。
誰か助け船を出すのを待っているようだが誰も来てくれない。
テバ:あの日、ここを出てから皮膚科に行き、【叩いた跡はない】と診断されました。
叩いた跡がないという事はぶつかってもいないて事です。
先生、机にぶつかったという話は本当ですか?
それを聞いてドビ子は小さな声で
『ぶつかっていないです』
とつぶやいて下をむいた。
テバ:あれから約2週間考えたんですが
跡が残らない程度の何かがあったのでと思っています。
先生、本当に反省しているなら何があったか言ってもらえますか?
でもドビ子は黙ったまま。
テバ:これが○日翌日だったら先生が黙ったままでも『以後気をつけてくださぁ〜い(ドビ子のモノマネ)』で済ませたけどね。
でもこれだけ日が経った上にこじつけのような事を言い出したらキッチリ説明してもらわないと納得出来ないですね。
やっぱり黙ったまま。
テバ:先生、『こいつ小さい事を大事(おおごと)にしやがって!』と腸煮えくり返っているでしょうが、大事にしているのは先生自身です。
ドビ子:…………自分でも何故あんな事を言ってしまったのか解りません。
多分次男坊君のお母さんが他の先生と冗談言って話しているのを聞いていたから………つい言ってしまったんだと思います。
テバ:私のせいって事ですか?
ドビ子:そんな事はないです!
本当に………何故か言っちゃったんです。
そしてまた黙りこんでしまったドビ子
この時で約20分ほど過ぎており
奥の部屋では次男坊が
『僕はいつになったら帰れますか?』
と不安そうな顔をしている。
何より私自身がこの状況に飽きました!(笑)
テバ:先生、私はかなり面倒くさい親です。
でもそれは言うべき事を言わず、やるべき事をやらない人に対してのみです。
きちんと報告してくれれば怪我くらい何も言いません。
家でもしょっちゅう怪我してますから。
だからこれからは冗談や嘘ではなく事実を教えてください。
でも今後また同じような事があったら報告出来ない何かがあると判断し、これからは即市役所に相談に行きます。
それで今日はもう終わりにしましょう。
そう告げるとドビ子はホっとして気を抜いてしまったのか
『もうあんな事はしません』
と言って何度も頭を下げて奥に下がっていきました。
最後の心からの謝罪は
あんな事は言いません
じゃなくて
あんな事はしません
なんだな
やっぱり何かあったのかな?
結局事実は全く解らないまま。
でもそれ以降、次男坊に頻繁に出来ていたアザが激減しました。
〜続く〜↓