キングオブコント感想

今更ながら今大会の感想を書きます。

まず優勝したバイきんぐさん。
ボクがこの大会で初めて納得した優勝者でした。
かつての王者は「２本合計なら納得」という程度の優勝者ばかりで、「一番面白いネタを披露してくれたコント師が優勝」となった大会は今回が初めてだからです。
バイきんぐさんは１本目に史上最高得点を出して、２本目にそれを上回る高得点で優勝。
こんなにカッコイイ優勝の仕方はない。
「なんて言えばいい！」と「なんて日だ！」は世界をぶった切る様なツッコミで、コント界に革命を起こしたと思います。
ボクの中では史上最強のコント師です。
おめでとうバイきんぐ！

次に準優勝のさらば青春の光さん。
こちらも納得の準優勝。
「ぼったくりバー」と「いたとん」は共に発想が素晴らしく、特に後者のネタは展開が全く読めず視聴者をワクワクさせてくれる様なネタでした。
ブレイクの予感です！

３位かもめんたるさん。
２本目はバイきんぐさんにも負けず劣らずだったのではないでしょうか。
「お疲れした」は流行りそうな予感がします！

４位しずるさん。
１本目の「能力者」でしずるワールド全開だっただけに、２本目が残念。
「びっくり先生」はレッドシアターなら大爆笑を巻き起こせたでしょう。
でもキングオブコントはそう甘くありません。
彼らに必要なのは、賞レース用ネタとバラエティ用ネタの区別です。
「売れても出る」という姿勢は嫌いじゃないので頑張れ！

５位うしろシティさん。
２本共にありがちな設定でした。
特に２本目の「不良が本当は優しかった」という展開は本当にありがち。
全体的には可もなく不可もなく、５位という順位は妥当でしょうか。

６位夜更かしの会さん。
２本目は笑い所なし。
１本目は５人の特性を生かしていて、ツッコミの台詞も良かった。
でも…それだけかなぁ。

７位銀シャリさん。
１本目の「奥さんを僕に下さい」。
うーん、発想は嫌いじゃないです。
ただ、銀シャリの肝である橋本さんのツッコミが漫才ほど生きてなかった様な気がします。
２本目も特に印象には残らず、所謂「出て損をした組」になってしまった模様。残念！

８位トップリードさん。
前々からこのコンビが評価されている理由が分かりません。
オンバトで優勝した時も納得出来ませんでした。
何が面白いんだ？

総評としては、優勝者から全体の順位まで、全てにおいて納得出来た大会でした！



Rain.

自殺を考えている人へ

「近々、自殺しちゃおうかな」と考えている人。
お尋ねしますが、あなたは人を殺せますか？
亀有にある両さんの像を壊せますか？
あのニュースを見た時に、あんなことをする奴はゴミだと思ったでしょ？
それも正解。
言うまでもないが、人のモノは壊しちゃいけないのだ。
自殺しちゃいけない理由はそれ。
あなたは親の作品だ。
あなたを造ったのはあなたじゃなく、あなたの親なのだ。
あなたに、あなたを壊す権利などないのです。
自殺は、人を殺すコトとまったく一緒。
どちらも人様のモノ。
自分を、自分のモノだと勘違いしちゃいけない。
それでも「どうしても」と言うのなら、騙されたと思って年末まで待ってちょうだい。
『THE MANZAI』の決勝に出るから行動を起こすならそれを見てからでも。
だけど残念ながら、それを見たら自殺する気なんてなくなるだろうなぁ。
それどころか、その後にはボクが地上波の深夜で冠番組を持って、さらにはゴールデンにも出まくるから、とてもじゃないけど死ぬ暇なんてない、と思ってしまうよ。
いずれにせよ今死ぬと損をするから、自殺をするのはダメなのだ。
そしてもう一つ。
あなたが今、どんな悩みを抱えていて、どれだけ苦しんでいるのか、そんなコトはハッキリ言って良く分からない。
だけど、ボクはあなたのような人を笑わせたいと思っているので、その対象がいなくなると非常に困るのです。



Rain.

拝啓、焼肉奉行様

盛夏の候、ますます御健勝のコトと、お喜び申し上げます。
平素は、格別のお引き立てを賜り、ありがたく厚く御礼申し上げますが、ありがた迷惑です。
焼肉奉行様、「食べ頃だよ」と皿の上に焼肉を置いてくれるのは有り難いのですが、はたしてそのタイミングはこっちが肉を食べようと思ったタイミングなのでしょうか？
そうでなければ、こっちは無理して焼肉を口に放り込んでいるか、食べたいタイミングを待って、冷えた焼肉を食べているのであります。
お気づきか？
親切心はありがたく頂戴します。
ただ、こちらも貴方様のように、自分の食べたいタイミングで、熱い肉を食べたいのであります。
乱筆乱文ご容赦。

敬具。



Rain.