韓国ドラマ「 ドクター・スランプ 」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

日本題:  ドクタースランプ
韓国題:  닥터 슬럼프

 

あの作品ではないです。

 

 

大先生の物語とは全く違う

医師のスランプの話です。

 

脚本: ペク・ソヌ
演出: オ・ヒョンジュン

JTBCで2024年 1月27日~2024年 3月17日放送。

日本では、Netflixで視聴可能。全16話。
 

【 あらすじ ストーリー 】

ソウルの高校で全国1位の成績を収める秀才でイケメン、

人気者だったヨ・ジョンウ。だが、釜山から同率1位の

美少女ナム・ハヌルが転校してきたことで、

トップの座をめぐって2人は激しく競い合うことになる。

 

それから十数年後、ジョンウは人気美容整形外科医に

なっていた。しかし、思わぬ医療死亡事故が起きたことで

一大スキャンダルとなり、裁判にまで発展。莫大な借金を

抱えることになって、病院も閉院となってしまう。

 一方、ハヌルは大学病院の麻酔科医になり、

相変わらず努力を惜しまず仕事をしていたが、

担当教授のパワハラに耐えに耐えた挙げ句、

ブチ切れて退職。燃え尽き症候群になった彼女は

うつ病と診断されてしまう。

 

そんな況の中、ハヌルが家族と住む自宅ビルの

屋根部屋に、ジョンウが越してきたことで再会した2人は

やがて互いの存在に癒やしを感じるようになる。

 

重く苦しい物語かと思いきや、

中盤からは主演2人のベテラン技というか(笑)

コメディセンスがはじけまくりで声出して笑うぐらい

楽しい作品でした。楽しさの中に温かさもあり。

 

お薦めです。

 

以下、ネタバレです。ご注意ください。

 

 

【 キャスト 出演者 】

美容外科医 ヨ・ジョンウ: パク・ヒョンシク(ZE:A)
ジョンウの幼少期: ソ・ウジン    



麻酔科医 ナム・ハヌル: パク・シネ
ハヌルの少女時代: ユ・ハヨン    



美容外科病院長/ジョンウの大学同期 ピン・デヨン: ユン・パク    
ハヌルの友/ヒマン産婦人科麻酔科医 イ・ホンラン: コン・ソンハ  

 

デヨンの中学生の娘 ビン・ウンジョン: ファン・ドユン
ホンランの息子 ジヌ: キム・ヒソン  

ホンランの母 (11話): キム・ナムイ

ハヌルの先輩医師/ジョンウの元家庭教師 ミン・ギョンミン: オ・ドンミン    

<ハヌルの家族>
母 コン・ウォルソン: チャン・ヘジン    
弟/無職 ナム・パダ: ユン・サンヒョン

パダの少年時代: 

    
叔父/ウォルソンの弟/元祖釜山ミルミョン社長 コン・テソン: ヒョン・ボンシク    
亡父 マンソク: パク・ウォンサン
伯母(姉): ナム・ソクジャ: ナム・グォナ
伯母(妹)ナム・ミジャ: イ・ミニョン

《大漢大学病院》
ハヌルのパワハラ上司 キム・サングン教授: オ・リュン
ジョ医師:  ハン・ダミ
ウ医師/ギョンミンの後任助教授: キム・ジョンファン
研修医(1-2話): チャン・イジョン
手術に立ち会う医師 (2話): ユン・ヒョシク
ハヌルに論文を頼むパク博士 (2話): キム・ミラ
理事長の娘の手術の責任者医師 (2話): キム・ジング
理事長の妻 (2話): クァク・ナヨン
大韓大学病院科長: キム・サンイル    
大韓大学病院教授(15話): ヨ・ウンボク
医療記者 キム・ドユン(9話): ソル・チャンヒ?
ジョンウの耳の患者の母親(15話): チェリシュ・マニンガット    
 
《ジョンウらが通ったヨンウォン高校》
担任教師 ハン・サンチョル: チョン・ジスン    
ジョンウの友人 キム・ムゴン: パク・ウォノ
ジョンウの友人 ソン・チャニョン: カン・サンジュン
ジョンウとハヌルの高校の同級生 ハン・ウリ: イ・ソンギョン(特別出演)
ジョンウらの同級(2話): キム・ギョンミン
ウリを盗撮しようとした同級生(6話):  ピョン・ヘジュン
ウリを盗撮しようとした同級生(6話):  イ・ジュニョン
ハヌルに告白してきた番長 イム・ジュヒョン (8話):  パク・ジェフィ
校内保健医: シン・インア

《ジョンウの病院「ログイン形成外科」》
ジョンウの病院にいた麻酔科医 カン・ジンソク: キム・ジェボム
オ看護師: イ・ハジュ
パク看護師: チョン・イェソ

〈医療過誤事件〉
死亡した患者/カジノ事業者の相続人 チャン・ビン: チョン・イス
チャン・ビンの叔父/マカオのボス: クォン・ヒウク
裁判官: イ・スンプン
検察官(1話): チャ・ヨンハク
ジョンウの弁護士(3、7話): オ・ギファン
江南警察署 キム刑事: ユン・ギチャン
防犯カメラを調べる刑事: ト・イェチャン

《デヨンの病院「ラ・ボーテ整形外科」》
看護師/デヨンに好意? ト・ヘジ: ソン・ジウ    
看護師 ハン・ミンジョン: パク・ジョンウォン
看護師 ウ・ジウン: イ・ハヨン
看護師 コンサルタント: キム・ジア
デヨンの美容整形患者 オ・ジウン: キム・スンヘ(特別出演)    

ジョンウの母/心臓外科教授: イ・ジュヨン

デヨンの友人/医師仲間: チャン・インソプ    

ハヌルが通うサンシャイン心療内科医師: イ・スンジュン    
 
2009年の釜山工場の従業員 (1話): イ・ドンウク
2009年の釜山工場の従業員 (1話): クォン・チャンミン
韓国大学病院形成外科同門会の参加者 (1話): チャン・インソプ
韓国大学病院形成外科同門会の参加者 (1話): ウ・ソンウン
ニュース速報(1話): キム・ハウン(特別出演)
ジョンウを案内した不動産屋 (2話) :  パク・ウニョン
食堂店主 (2,6話): チョ・ヨンミ
管理人 (2話): イ・ウンジュ
ジョンウの空き巣を担当する警察官(3、6話): キム・デグク
ジョンウの空き巣を担当する警察官(3、6話): ノ・ジョンファン
ファボン駅で倒れたおじいさん (5話): イ・ドンチャン
おじいさんの娘 (5話): キム・スギョン
ビデオゲーム待ちの少女 (6話) キム・スハ
警察官(6話): ソ・ドンヒョン
ニュース番組コメンテーター(3、7話): オ・ジヨン
ニュース番組コメンテーター(3話、7話): チョン・ヨンド
ジョンウとハヌルが旅先で行った食堂店主 (4話): ユン・プジン    
裁判を伝えるレポーター(7話): キム・ジャンファン
ジョンウの小学校時代の同級生(7話): ユン・チェナ
ジョンウの小学校時代の先生(7話): ソ・ヘジン
カン・ジンソクに医療ミスを押し付けた医師(7話): イ・ソンイル

ハヌルの見合い相手/水営病院長の息子

         クァク・ジェヨン(9話): ハン・ギュウォン 

ナイトクラブの男(10話) シン・ギソン
医療記者 キム・ドユン(12話): チョン・ジュヌ
ハヌルらを運んだ救急救命士(13話): クォン・ドンウォン
救急対応の医師(13話): シン・ヒグク
ハヌルの手術を担当する医師(13話): パク・シウン
過去/ギョンミンの父の事故を報告する刑事(13話): ミン・ジョンソプ

ホットク屋台の店主: オク・ジュリ  
小耳症患者の執刀教授(15話):ヨ・ウンボク
患者の母親(15話): チェリッシュ・マニンガット
患者の女の子: 

テソンの初恋の相手 ダンビ: ミラム(特別出演)

 

 

【超個人的感想と記憶メモ】

・「2回目の人生」という意味なら、

私の夫と結婚して」より「ドクタースランプ」がいい。

今は不幸でも、希望のある人生。


・パク・シネさんは出産後初の復帰作で、パク・ヒョンシクくんとは

相続者たち」以来、約10年ぶりの共演。

↑ 涙の女王 キム・ジウォンちゃんもいる!

パク・ヒョンシク32歳、パク・シネ34歳。

学生服でもギリいけます(笑)!

とにもかくにも、美男美女が過ぎる!

そして二人ともコメディセンスも抜群。

ミュージカルまで出来ちゃうパク・ヒョンシクに誰が敵うの?無敵。

 

・1話。白衣を着て顔色が悪い女性が、交差点内に

倒れていたら、普通に誰か気にしますよね?

 

・学生時代のハヌルは、勉強以外の時間が勿体なく

歩かないで走る、下着などで悩みたくないから曜日で管理。

食事は味より消化優先。食事は7分で済ます。

体力は落としたくないからとフラフープをしながら

参考書を読んでみたり。

勉強時間は、ストレッチなどの時間を除き、

17時間確保できないと寝ない。

トイレを避けるためコーヒーは粉末直飲み(笑)

勘で当てた1問のせいで100点でも落ち込むハヌル。

 

・大人になったハヌルもジョンウとのデートで、

図書館デートを希望。図書館で論文を読んだり、

動脈か静脈かを当てるクイズではしゃいだり、

いい意味でイカれてる。


・とにかく、何度も言いますが

パク・ヒョンシクのコメディー身体能力が桁外れですごい!

それに対抗して、パク・シネちゃんも真面目すぎるがゆえの

ボケをかましてきたりと普通にゲラゲラ笑える。

「ロマコメ達者」な2人!


好きな場面がこんな場面ばかり…(笑)

 

・第一段階。「同級生はやめて友達になろう。

行政が結んだ関係ではなく双方の意思がある関係」

第二段階。学生のりで付き合うバカップルっぽいけど、

考えてることをちゃんと伝え合っててシンプルでいい。

・6話で歌っている歌はなんの曲なんだろう(当然だけど

ヒョンシクくん、歌が上手い)

ナマヌル(俺だけを)=ナム・ハヌル

・韓国ドラマあるある。他者の血をつけたまま、

人と会話したり取り調べをする。せめて拭いてあげて。

・8話の弟の姉思いというか、余計なお世話というか
ジョンウに「姉と付き合って」と言いに行く場面が超好き。
トイレに姉が隠れているのに慌てさせ、ハヌルが水シャワーを
間違って浴びてしまうところまで好き。

・ジョンウから花を受け取って、
「アルコール綿ばかり嗅いで来たから…いい香り」
というハヌル、突き抜けてる。

 

・悪役のギョンミンにも、しっかり「その理由」が描かれていたので

私的には満足。父親の葬儀の日にもジョンウの受験の家庭教師を

休ませてもらえず親の死に目にあえなかった。ジョンウ母が頭おかしい。

ジョンウの親はクソ毒親で人の命も軽視しているのに、
なんであんなにいい子が生まれたんだろう。

 

・ハヌルの親友で産科麻酔医のホンランを

今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~

で精神科医を演じていたコン・ソンハさんが演じてる。

2人とも、キャピキャピしてなくて慎重でストレートで、

私の友達にしたいタイプ。

 

・うつ病になったハヌルの主治医を「無人島のディーバ」で
極悪非道な父親を演じたばかりのイ・スンジュンさん。

今作では優しいけど、まだ信じられない(笑)。裏切るのではと疑う。

 

・ハヌルの叔父が営業しているミルミョンは、

釜山の名物料理。小麦粉メインの冷麺。


・映画館がヨギボーみたいな感じで出来たソファ型の椅子で
羨ましい。

・やはり韓国ドラマ。12話に来て、トラック横ツッコミ事故発生。

あんな激しく突っ込んだら普通に考えて同乗者全員即死でも

おかしくないのに、ヒロインは助かるし、

内臓結構いっちゃっているのに快復も早い。傷口も即ふさがる。

この事故は、ジョンウが巻き込まれた医療殺人のマカオの

誰かの仕業?

 

・学校の先生が、還魂の還魂人。


・家族の墓参りドライブに同乗することになったジョンウ。

ハヌル母から食べ物や飲み物を勧められて、それが服にこぼれ

慌ててサービスエリアで着替えるが…

スポーツ好きの女性との出会いのために、弟が車に持っていた

「カッコいいスポーツウェア」が、なぜか剣道着(笑)


大好きです。この手のボケ。

・放映期間が2024年の医療政策の推進反対集団行動と

重なって、大きな影響を受けることに。

 

・後半になると、開業医でもここまでは…と思うぐらい

手術がなければ帰っちゃうという自由労働の医療従事者2人。

 

・最後まで良かったな。ウェディングフォトも自然体で

美男美女が生きていたし。サブカップルも良かった。

 

やっぱりヒョンシクくんは、活発な子犬なのよ。それがいい。

 

医療ドラマでもなく、サスペンスドラマでもなく、

恋愛ドラマ…ではあるけど、ヒーリングかな。

 

星は

★★★★★★★☆☆☆