カワウ
レインは6才になった。
甲長約159ミリ、甲幅126ミリ、腹周り300ミリ、
体重673グラム、甲高60ミリ。
たったの6年でマフラーの最終サイズにに追いついた。
赤耳としてはまだまだ小さい。
今年はレインの里では小さいミドリガメを見かけない。
大きい鳥などに捕食されてしまうのも多いのだろう。
子亀は警戒心が強く、手の届くところによって来るのは今のレインよりも大きいカメばかり。
池で泳いでいる川鵜。カワウが空から飛んできた。
亀よりもす早く泳ぐ。水に潜って大きな魚を追いかけまわして捕まえた。
蛇が鶏の卵を飲み込むような顔をして、長い間格闘していた。
跳ねていた魚も段々口が開きっぱなしになってきた。
こんなにでっかい魚を飲み込めるのか?
結局、飲み込めたようだ。
陸に上がって、白い糞尿ぶっぱなし、羽を震わせ水を切る。
得意顔で羽を広げて乾かす。その腹にさっきの獲物が入っているのか?
怖かった。
縮むカメ
冬は小食になるので体重が減る。
タートルネックはモコモコのままだけど、減っているのだ。
去年の10月には689グラムにまで育った。
今、633グラムのお尻
暖房が効かない家の中で、カメなのに冬眠しない。
外形寸法も縮んでいて、甲長、甲幅、高さも、1~2ミリ小さくなった。
大きくなるのが早いときは、はちきれそうだった甲羅板の一枚一枚が、今は逆に少し重なりあっている。
冬は食べたり食べなかったり。食べれば出る。
カメフードを毎朝お供え物のようにあげている。食べずにふやけたら、さげる。
立春を過ぎてからは毎日食べている。
ヒーターの電源入れ忘れて水温15℃になったときも、朝ごはん食べた。
レインの里ではコサギがカメたちの冬眠している池の底を足で探っている。
2月1日の暖かい日、初カメ。顔出した。
カワセミ
翡翠
あっちむいて
ほい
冬
明けましておめでとうございます。
冬は毎晩寝る前に踊るレイン。
冬眠どころか踊りを見てあげないと、いつまでも寝ない。
今年もよろしくお願いします。
冬は部屋干し甲羅干し
口の中まで日に当てる。
日向ぼっこをしようと言うと、手足をバタバタ大喜び。水がはねて飛ぶ。
雑煮に入れる干し椎茸と、洗濯物と布団を外に出して天日干し。カメは寒いので、少しだけ直射日光。取り込んで、部屋に差し込む窓越しお日様で時間限定干し。
部屋んぽ大好きよく歩く。
レインの里のカメ、12月8日まで干していた。段々と冬眠するのが遅くなってきている。
12月18日には外のカメは冬眠してしまったので、空を見上げたら真昼間に月が出ていた。
そして今日は元旦の月を見た
オナガが二羽飛んできて、
バランス良く池の水を飲んでいた。
秋の甲羅干し
レインは大きくなって台から足がはみ出す。
窮屈そうに手を甲羅にのせている。
飼い主は部屋が片付かない。
レインのために広い場所を作らねば。
マフラー植木鉢のとなりに、少し前まで赤紫蘇の花が咲いていた。
紫蘇の寝相は面白い。夜の紫蘇は花穂と葉をだらんと下げて寝ていた。
朝には元通りに上を向く。
レインの寝相も面白い。
シェルターには入らず、水中で手足をのばす。
朝は、飼い主が電気をつけると、水中であくびや伸びをして、顔を手でこすってから起きる。
レインの里では、ダイサギが金魚(?)を捕っていた。
カメたちは干していた。今年は暖かいので11月なのにエサをねだるカメがいる。もうすぐ冬眠だからと、えさやり自粛していたら、ズボンのすそをくわえて引っ張るカメがいた。あげたら食べた。ほかのカメもよってきてしまった。
暑いけれど秋。
影法師が長くなった。