ラフィーネさんのブログ -42ページ目

老化 とっさの判断力


なぜ、前回の交通事故の記事が頭から離れないのか?
それは、T生自身も「とっさの判断力」の欠如を実感しているからです。

ボランティアでの出来事でした。
相談者の話を聞いて自分では解決できないので、
相談センターに電話しようとしたときのことです。
3つあるボタンの一つを選んで通話するのですが、
なぜか一瞬頭が空白になり、押し間違えてしまったのです。

どれを選択すべきか知らなかったわけではありません。
でも、相談者を前にして間違えたのです。
私の場合は気まずい思いをしただけにすぎませんが、
過失致死ともなれば、大きな禍根となります。

今や老年期は20年、30年と人生の中でも厚みのある時期です。
60歳はまだ若いというのではなく、
老年期の特性をきちんと把握して、
新しい生き方を模索する時代なんだなぁ、
とつくづく感じる今日この頃です。

そういえば、創業者の渡邉が、50代のころ、
「60歳になったら社長を譲る」とよく言い、実行しました。
「60歳なんて、まだ若いだろうに」とひそかに思っていましたが、
今になってみるとこの言葉、身に沁みますね。


ラフィーネさんのブログ-風鈴

老化 気になる交通事故


2か月前に目にした交通事故の記事がずっと気になり頭を離れません。
「4人死傷の交通事故、81歳の男性逮捕、高齢持病を考慮して釈放」
乗用車が歩道に乗り上げ、歩行者4人をはねてしまったようです。

その81歳男性の供述は次のようなものでした。
「左折しようとしたが一方通行で入れず、
あわててブレーキとアクセルを踏み間違えた」

やはり、とっさの判断力、反射神経が欠けていたようです。


ラフィーネさんのブログ-危ない


この男性の人となりに関する記事は見受けられませんでした。
しかし、高齢かつ乗用車を運転していたということは、
元気であり、生活も安定していたことがうかがえます。
おそらく、毎日、生き生きとした老後を送っておられたのでしょう。

それがこの交通事故によって、一転、犯罪者となってしまいました。
その思いは察するに余りあります。

高齢者が加害者となる交通事故は、
10年前に比べ2.8倍になっているようです。
やはり、年齢を考えれば運転は自重すべきだったといわざるを得ません。

しかし、都会ならば交通機関が整っていますのでそうも言えますが、
地方においては、必ずしもそうとは言い切れません。
車は必要欠くべからざる“足”となっているからです。
“老い”を考えれば考えるほどと難しい状況といえます。

夏祭り 暑気払い

梅雨があけ、暑、暑、暑い~い……!
節電の折、皆さまいかが涼を取られているでしょうか。

浴衣(ゆかた)を着て縁台で夕涼みなんて、懐かしいですね。
最近ではほとんど見かけなくなりました。
アスファルトと冷房で「ヒートアイランド」化した都会では、
なかなか望めない夏の風物詩です。

そんなことを思い散歩していましたら、夏祭りがやっていました。
駒込・富士神社の「山開き」だそうです。
江戸時代に盛んだった富士山信仰、「富士講」の名残りです。


ラフィーネさんのブログ-縁日


そんなに大きなお祭りではありませんが、
浴衣姿の子供もちらほら見られ、なかなか風情あふれる賑わいです。

くじ引きやらボール掬いやら、屋台に群がる子供たちには、
いつの世も変わらない屈託のなさがあります。
ぐるぐると屋台を回っていましたら、射的がありました。
大人も参加して、ワイワイとやっています。

射的の景品を取りたくて小遣いを使い果たし、
泣きべそをかいた子供のころの記憶がよみがえったほどです。

祭りは夏の暑さを忘れさせてくれますね。

ラフィーネさんのブログ-射的