携わっている現場も落ち着いてきたので、今まで散々休み取得できなかったのもあってw

この度の三連休はしっかりと三連休を取らせていただきました。

 

今回の三連休は妻の実家へ帰省させていただきました。

 

各所でリニューアル工事?メンテの為か、車線制限がかなり設けられていました。

年末年始に向けて、工事を済ませておこうという方針なんでしょうね、きっと。

その車線制限の手前でまぁまぁな巡航速度の低下もあって、行きは休憩込みで五時間半かかりました。

 

大阪の自宅を23時半出発と、深夜発なんですけどねw

 

トラックがとっても多かったです。

 

片道300kmちょい走って無事に到着。

その日は親戚のおばちゃんも誘って、プチドライブ。

往復200kmにもなりましたw

 

その日は帰省の距離と、プチドライブの距離合わせて1日で521kmの走行距離になりました。

帰ってきた時に給油すると満タンまで入れて46.2Lの給油。

燃費を計算すると、11.25km/Lと車重1.92tあってダウンサイジングでもない3000ccツインターボを搭載する四駆のSUVとしては、結構いい燃費じゃないでしょうかw

 

ライバルではないですが、似た車重のトヨタ アルファードのV6 3.5Lの平均燃費と比較すると高速メインでの燃費と比較しても2km/L近くあるようにみえます。(価格.comなどによせられている燃費報告の書き込みを複数見た平均値で比較しました)

アルファードは一度、会社でレンタカー借りて四国一周した事がありますがその時借りた個体は初代だったので、実燃費はもうちょっと良くなかった記憶がありますが、レンタカーで雑に扱われているなどを考慮して、9km/Lてとこでしょうか。

 

実は、今回の燃費は燃費走行に徹して叩き出した燃費じゃないんですよ。

普通にマカンをマカンらしく走らせながら交通の流れに乗って普通に快適に走らせた燃費なんです。

車線規制などがあって効率良くない巡航になったり、帰省先から慣れない出先まで大人四人と荷物積んで往復200kmを走ったという条件を考えると十分に立派かなと思いました。

 

話しが逸れましたがw

 

次の日は、実家でやっておられる畑に行って落花生の収穫を手伝いました。

積み立ての落花生を殻ごと塩ゆでにします。

これがまた美味しいんですよ!

熟成されて、中の豆の周りに茶色い薄皮ができますがその茶色い薄皮ができる前の豆がこれまた美味しいんです。

 

誤解を恐れずにいうと、百合根のような食感と風味でほわっと来た後、サーッとピーナッツの香りが鼻を抜けていくんです。

 

スペインバルなどで殻ごと塩ゆでした落花生をいただくことがありますが、それも美味しいですけどそれとはまた違った美味しさ。

まさに取れたてでしか味わえない美味しさ!

こういう初体験って嬉しいですね。

 

月曜日の午前中に帰阪しまして、行きで車線規制でコリゴリな気持ちになったんでw

帰りは車線規制をなるべく避けて帰りました。

その関係でいつもより遠回りしまして、走行距離は326km。

行きは301km走って燃料計が半分+1/10目盛りくらい残っていたんですよ。

帰路は、326km走ってちょっきり半分。

まだ燃料給油してないんではっきりとした燃費はわかりませんが、恐らく帰りも11km/Lは出ている感触ですね。

 

燃費走行気にせず気持ちよく走って、これくらい燃費を叩き出してくれたら

走りのパフォーマンスや乗り味の良さを考えたら、満足度は高いですね~。

 

久しぶりに帰省して、空気のおいしさや水のおいしさ、食べ物のおいしさ。

環境の良さを満喫し、充実した三連休となりました。

X(Twitter)の方でこういうポストを見かけました。

週に1回とか2回程度しか走らない趣味勢にTLRは向かない。

(維持が面倒だから、という意味)

クリンチャーにしとけ。

 

という主旨のポストを見かけました。

そこのリプライ欄を読むと、続々と賛同する方たちのコメントで溢れかえってます。

なんなら、月に数回程度しか乗れないタイプの人はマジでTLRには向かない。

無難にクリンチャーにしとけ。

もしくは、俺は走り込んでいるけどTLRからクリンチャーに戻ったクチ。

という人もいらっしゃいました。

 

月に数回…も乗れてないです。

いまの私は。

社畜過ぎてもう…(このくだり長くなるんで割愛しますw)

なおかつ、複数台持ちなのでそれぞれの個体がどれくらいの頻度で乗られているのかというと、もっと不利な方向に間隔があく事になります。

ですが、TLRに慣れてない初期の頃に空気圧が安定しないという苦労をちょっとしただけで、今は逆にクリンチャーに戻れないかもしれない…という程、空気圧管理程度の手間で他はノーメンテ(シーラント足したりもしてない)で維持できています。

シーラントは古くなって量も減ってるだろうし、何なら古くなったシーラント特有のちょっと臭い匂いが空気圧ボンベをエアバルブから抜く時に一瞬ほのかに臭ってくるあたりで「そろそろシーラントは入れ替えかなwていうか、もうタイヤ交換の時期が近いな」というくらい、安定して使えるようになりました。

約2年…と書くと、そりゃ良くないぜ!とおっしゃる方が出てくるかも知れませんが、Pirelliは屋内保管していたら本当に酷い劣化しないんですよね。

走行距離は4000kmを超えたあたりです。

ここのところ、携わった物件がマジで人手不足な人員配置と無茶な工程だった為、土日もかなぐり捨てて仕事してきた関係でここ2~3年ほどは自転車に乗る機会ってめっきり減っちゃったんですよね。

そんなのもあって、走行距離は少な目ですが期間だけ経過しちゃって今使ってるPirelli Pzero RACE TLRは2年ちょい使っています。

摩耗具合はまだ交換するにはもったいないかな…というくらいにはトレッド面が残っていますが、経年数が経年数なのでさすがにそろそろ交換した方が良いだろうと、のんびり考えるくらいには走りにいくとまだ健全なグリップ力を発揮します。

多少の雨降りで路面が濡れていても大丈夫なくらいグリップします。

 

このあたりは何とも言えませんけれど…。

保管時にちゃんとタイヤ拭いてから保管するとか、そういう豆な事は一応しておりますw

 

長くなっちゃいましたが、そうなんです。

X(Twitter)で見かける経験者の方たちのポストの真逆をいく体験を私はしています。

なんで真逆の事になるのか…。

それを考察してみました。

 

①TLRに慣れない初期は空気圧抜けちゃって…からのトラブルに繋がりがち。

TLRはある程度空気圧が常に充填されている事が大事です。

リムテープがきっちりリムに貼られている事が前提ですが、リムテープが浮いている(それも非常に微妙に)ところからシーラントが回っていく事でリムテープがより浮く。というトラブル事例があります。

これを防ぐ為、MTBなら最低1.5Barくらいは常に空気圧を保つように時々確かめる。

グラベルロードなら、そのタイヤの太さ次第ですけど私が使っている35cを例にいうと、3Bar前後で空気圧が保てるように時々確かめる。

ロードバイクの場合、私は26cと28cを使っていますが両方とも私は5Barよりちょっと高めの空気圧で運用する為(体重のせいですw)、普段の保管状態の時は3.5~4.5Barは保っている状態で保管できるように、時々空気圧を確認しています。

 

ここで「そんなの大変じゃねぇかw」と思われるかもですが、TLRで空気圧を保つのに有利なのはエアボリュームの大きいMTBやグラベルロードですが、そういう意味でシビアかつ不利なロードバイクの場合、この場合は私が所有しているMadoneですが、私のMadoneの場合は維持する工夫を怠らなかった努力が実ったのか(運もあると思います)

現在は一週間くらい乗らずに放置でも、時々ホイールを15度ずつ回転させてシーラントに浸かる場所を変えていく工夫程度で空気圧が一週間程度なら5.0Barをなかなか下回らないくらいには安定するようになりました。

 

Bontragerのホイールを使っているので、最初は新品時に付属してきたBontragerのリムバンドを使ってました。

これは空気圧が安定するし、シーラントが回り込んで…というトラブルもほぼ関係ないんでかなり良いんですが経年劣化でリムバンドの方に微細なクラックが入っちゃって、空気圧がどんどこ抜けるwという症状に陥ってからは、私はスタンズのリムテープを巻いてもらっています。

使用しているシーラントも普通のスタンズの製品です。

後輪だけはテスト的にPirelliのシーラント使っていますが、どちらも空気圧は同じくらい安定しています。

 

だいぶ回答方面の内容まで書いちゃいましたがw

慣れない時期のクリンチャーからTLRに乗りかえたばかりの頃に陥る罠として、多少はTLRらしい気を使うけれど

どうしてもクリンチャーの時の安易さ側の考え方をしちゃって、安定するまでのちょっと気を付けないといけない時期にTLRでやるべき管理(と言っても、そんなに面倒なほどではありません。社畜でほぼ自宅に居れない私でもできているんでw)を怠ってしまって、空気圧が安定しねぇ!なんじゃこりゃ!!

って事になるんじゃないかなー?なんてX(Twitter)のポストを読んでいてそう感じました。

 

②シーラントの量は適正に。

シーラント入れすぎると、せっかくのTLRの美点であるタイヤのしなやかさや乗り心地の良さ、グリップ力の良さというのを奪っちゃいます。

チューブドと比較して、同じタイヤの太さでより有利なエアボリュームを確保できるからTLRの良さが光るのであって、パンクしたり空気圧が安定しないのは嫌だと考えて適正な量を超えてシーラントを入れちゃうと、まるっきりTLRの良さを自ら封印しちゃう事になります。

まず、乗り心地がかなり堅くなっちゃいますw

そして、重くもなっちゃいます。(シーラントの比重は水との比較でざっくり0.9程度)

 

リム内幅23cで、タイヤ幅が26cや28cなどのロードバイクの場合。

適正なシーラントの量は40cc~50ccです。

ちょっと心配な方は60cc入れるかなぁ。というあたりです。

それ以上は入れてもそう大して効果に違いは発生しません。

空気圧が安定しない場合は、追いシーラントでごまかすのではなく原因をちゃんと探った方が良いです。

 

 

③エアバルブの台座形状

真四角な製品がありますw

今はもうそんなエアバルブは随分と減ったとは思いますが、今でもまだ売ってるかも知れません。

それよりもリム形状に近しい形で丸みを帯びた台座を持っているエアバルブの方が、私の場合はトラブルが減ったというよりも今のところまるでなくなった。という体験をしております。

 

 

④シーラントは普通のモノが一番良い。

中には膜を張る製品だったり、固まる力が強かったり…様々なシーラントが売られていますが、個人的な経験談で言うと普通のシーラントが一番良い気がします。

タイヤの中で固まってダマになったりしにくいですし、小さな突起物であいちゃう孔(程度にもよりますが)程度なら、普通のシーラントでも塞いでくれてパンクにつながりません。

これは運も絡むんで一概に言えないのかも知れませんが、私の場合はTLRに変えてから一度もパンクで空気圧が急激に下がって走れない!という経験はありません。

走り終えて帰宅時に、タイヤを丁寧に水拭き~空拭きしている時に「あっ!」とパンクしていたかも知れない小さな孔に気付く時があります。

Madoneに装着しているPirelli Pzero Raceの前輪にも後輪にも結構な数の孔があいた跡があります。

それでも先程書いた記事のように、一週間程度ならほぼ空気が抜けない良い状態を保っています。

なので、シーラントで何か強力に対策する…のではなく、シーラントはあくまで補助的なものであって塊になりにくい普通の製品が一番長く、そんなに気にしなくてノーメンテ気味に乗れるんではないだろうか。

と、私は今のところそう感じています。

 

 

最後にまとめ

TLRには使う本人が慣れるまで面倒な事が確かにあります。

私は幸運な事に出先でパンクに見舞われた事がありません。

(私と良く走りにいってくれる人たちもそうです)

そんな運の良さもあるかとは思いますが、TLRで何に気を付けたら安定して使えるようになるのか。

そう考えて行動を繰り返すと、X(Twitter)で見かけたようなTLRはもう嫌!

クリンチャーが一番使いやすい。

という結論にはなりにくいのではないか。

そう各ポストを読んでいて感じました。

 

まぁ、本当に我々の運が良いだけなのかもしれません。

試行数が私自身もまだ少ない(2年とちょっとほどしかまだ使ってない)んで。

私自身も何度かクリンチャーに戻ろうかなって考えたことがあります。

でも、タイヤ拭いてる時に見る孔のあいた跡を見るに、クリンチャーだったら何度かチューブ交換をしていたのかも知れないって思うと、やっぱTLRも捨てたもんじゃないよなぁって考えなおして今に至ります。

空気圧が安定するかどうか。

これ次第なんですよね。

みなさんもTLR試してみよう!と思った時。

事前にちょっと調べて、TLRならではの注意点に気を付けて維持してみてください。

思っているよりも良い方向に物事が向かうかもしれません。

時々聞かれます。

ポルシェって壊れないの?(壊れるんちゃうんw)という話題。

 

981ボクスター(2012年)と、マカンS(2014年)の二台しか所有した事がないけれど、逆にその2台について実際どうなの?という経験談を書こうと思います。

 

※981ボクスター(2012年生産)

今見ると懐かしいですね~。

メガーヌ3RSの次に乗った車です。

写真の状態はノーマルです。

ただし、オプションのスポーツシャシーというアダプティブサスペンション機能をもたない

シンプルなパッシブサスペンション構成の、純粋に車高が下がるスポーツサスペンションキット(純正)を組んだ状態です。

車検、ちゃんと通りますw

そして、車高低く見えますけれど意外とちゃんと車高はあって街中走れます。

急勾配とかの登り始めはやはり気を使いますけれど。

スポーツシャシー組むと、純正のポルシェ認証タイヤP-zeroやMichelinだと乗っていてバランスは良いですけれど、絶対的なグリップを使い切るような走りをした場合、サスペンション側に余裕があるのでよりハイグリップな製品を装着した方がサーキットなどでのラップタイムは向上するでしょう。

スポーツシャシーを組む前は、標準足で岡山国際を走っていたんですけれどタイヤは同じ銘柄(ポルシェ認証タイヤ)のままだと、標準足=スポーツシャシーでした。

標準足が思ったよりもレベルが高かったw

 

話しが逸れ過ぎたので、本題に戻ります。

 

4年近く落ち状態の中古車として購入しました。

購入当時、約3万km

そこから2年ちょっと乗って、ODOメーターが56500kmを刻む頃に売却しました。

理由は、ロードバイクに思い切り傾向した為にボクスターはとっても気に入っていて一生乗ろうかな!と思ったほどだったんですが、それ以上に「ロードバイクを車載して、遠くに走りに行ってみたい!」という欲求に負けたからですw

 

※3年近く乗ってみて不具合などあったのか

・結果的に不具合はなかったです。

・燃費は思ったよりも良かったけれど、実燃費はあまりにも上下動が激しいのが現実です。

 1.あまりにも短距離乗るだけだと、燃費は悪い=4~6km/Lくらい

 2.最低でも片道20km以上乗ると、燃費はかなりマシになる。けれど、排気量なりではある。

 3.きっちりと距離を走る(片道50km程度)と、一般道でも燃費は悪くなくなる。

  例:一般道7km/L程度、田舎道9km/L程度、高速複合11~13km/L程度、

    高速メインでの片道300kmくらい移動だと最高で15~16km/Lを記録。燃費良すぎて信じられなかった。

 

岡山国際の年会員になって、会員枠で結構走ってました。

一回行く度に、30分枠を2~3枠、一時間枠を1枠。

一回当たり、合計で最低でも2時間は走ってました。

真夏でもおかまいなしで走ってました。仕事柄、いけるチャンスはそんなに多くないので。

それでも、ショップが開催する走行会に足繁く通っている人よりは、遥かにまとまった距離をサーキットで過ごしています。

それほど負荷を掛けても、不具合らしい不具合なしで過ごせました。

フルノーマルの2.7L 素のボクスターで完全ノーオプション(要するに走りに有利なオプションもなし)

そんな状態で岡山国際を1分52秒565でラップ。

NAの2700ccでオープンカーと考えると、結構どころか割と良い記録だと思います。

スポーツシャシー組んでハイグリップを…は、試せてません。

スポーツシャシー組んで、標準の認証タイヤで走るのは走れました。

その時は最初に書いてますが、タイヤのグリップ使い切っていた模様で同じく1分52秒5でした。

 

ボクスターあるある事例は、ググると出てくるので細かいのはそちらに任せます。

結果を書くと、4年落ちで買って3年近く乗って7年落ち。

走行距離も56000kmくらいまでだと「よっぽど負荷高い無理な走行を重ねない限りは、ポルシェの品質は揺るがない」

オーバーレブしまくったり、シフトミスしまくったり…機械的に無理な負荷をユーザーが掛け過ぎない限りはヘタりすら無いっていう事実です。

実際、マカンSに買い替える時に正直にどれくらいサーキット走ったかを下取りしてくれる方に説明したんですよ。

そしたら「Radiusさん、きっちりメンテされていますし、ポルシェですから大丈夫です。そんな理由で査定額は下がりません」

 

ぶっちゃけ、BCNR33やGDBなどでサーキット走っていた頃の方が、改造費含めて維持費は掛かっていた。

981ボクスターは、ポルシェが作るスポーツカーの中では最廉価モデルですが、きっちりとクーリングまわりだとか作られていて、フルノーマルのまま真夏のサーキットを30分とか1時間全開走行しても水温・油温は安定。

スポーツ走行に必要なセオリーを守って楽しめば、車は傷みません。(コースから戻る際にクーリング走行を実施するなどの事を指します。これはみなさん、やりますよね)

10年以上過ぎた現在、ダイレクトイグニッションだったかな。

そのまわりの遮熱板が、911では標準装備だがボクスター/ケイマンでは省かれているので、同年代の911から流用するとトラブルを事前に防げる…だとか、細かいノウハウは発売当初より明確に積み重ねられています。

今、乗る人の方が情報がちゃんと提供されているので(ちゃんとしたお店なら)私が買った時よりは、維持しやすいでしょう。

 

10年落ち付近になると、ラジエターやウォーターポンプなど。

定期交換が必須となる部品が寿命を迎えます。

これらもそんな目をむくほどは高くないです。

むしろ、2012年以降の水冷ポルシェは品質が安定している為、私が買った4年落ちで走行3万kmなんていう極上のタマよりも経年数と距離を重ねている今の方が、プレミアついて高くなっているようです。

良い車には違いないですけれど、こんな事されたら買いにくいですよねw

私が買った頃が底値だった。(これは本当に)

 

結論:981は大丈夫。

 

 

※95B-CTMマカン(2014年生産)

 

今から五年前に、五年落ち走行3万kmで購入。

マカンは人気があったから、五年落ちでも4年近く落ち981ボクスターよりも高かった。

元値がマカンSの方が約200万円ほど高いから、まぁ順当と言えば順当なんでしょうかw

981に思ったよりも価値がついたので(ほぼ損してない)、マカンSに買い替えるのが非常に楽でした。

 

ポルシェで10年選手ですよ。

むしろ、こちらの方がみなさん知りたいリアルポルシェじゃないでしょうか。

中古のポルシェって大丈夫なん?

っていう状態がまさに今乗っているマカンですよ。

10年落ちですよ。マジで。

では、いきましょう。

 

※5年乗って不具合はあったのか。

・乗り始めの頃、情報が出だした頃なのでちょっと緊張した、トランスファー(センターデフ)のジャダー発生

→マカンの持病です。

 トランスファーフルードは、現在ちゃんと対策品が出てまして普通に注文すると対策品フルードが届きます。

 対策品フルードに交換すると、トランスファ本体が逝ってない場合なら嘘みたいになおります。

 滑らかで無音な状態に戻ります。サイコー。

 デビュー当初は、トランスファーフルードは10万km無交換なんて言ってたらしいですが、現在は8000km毎に交換推奨。

 ただし、この8000km交換サイクルを守っていたらトランスファーが壊れる気配すらありません。

☆現在は、解決済みのトラブルです。

維持費は、8000km毎にオイル代+工賃で26000円くらいです。

これを高いととるか、別に構わんととるかはマカンの走りやスタイルに惚れるかどうかですね。

ディーゼル積んだマツダの煤貯まったタンク交換で掛かる工賃や手間考えたら「そんな変わらんのんちゃうんw」

と考えてしまう私はポルシェ脳。(気にしないでください)

近場しか最近走れてねぇw…とか、エンジン回さなきゃ!とか、機械に急かされずに普通にリラックスして好きに走れる方を私は良いと判断します(個人の好みです)

 

それ以外のマイナートラブル(とは、イタフラ車で鍛えられた私は思わないけれど)を紹介します。

・稀に、ナビが居留守する。

→現在、5年乗って二回だけエンジン始動した瞬間からナビ真っ黒のまま無応答。

 エンジン止めて、しばらく放置して再始動しても直らず。

 気にせず乗って用事済ませて、帰る為にエンジン再始動すると→直ってる。

 電気的な要素で、自然治癒。ドイツ車もオカルト要素を搭載してきたか。

 ETCはナビ音声連動してますが、ナビ落ちてもETCは正常に作動します。確認済み。

 そして、通過時に音声案内なく無機質な「ポーン」だけとなりますが、ETCゲート通過できます。

→SUV特有の車検時に必要な左前カメラ映像(ルームミラーに映されます)が映らん!

 助手席ドアを電線が通ってる関係上、妻が乗り降りした時のドア開閉時にこういうのがおこる模様。

 放っておくと直ります。ドイツ車なのにオカルト要素をここでも搭載。

 エラー吐かないので、ディーラーも故障と断定できず。(接続は検査してくださいました)

 改善せず。でも、直るしそんな頻発しないんで、まぁいっか。というレベル。

→たまーに暖房がきかない。

 乗ってるうちに暖房が作動するので、もはや気にしないレベルw

 一昨年くらいに、この症状がしつこく出たのでエアコン修理を覚悟したんですけれど、昨年冬あたりから快調になり

 一切症状出なかったので、こういう記事を書く時くらいしかもう思い出さないという耐性を得ている私です。

 

不具合と言えば、これくらい。

こういうのが安定して作動する国産にお乗りの方は「うそやんwアカンやん!」と思われるでしょうけれど、なんかそういうのどうでも良くなる魅力があるんですよ。

そういうの含めて「輸入車乗りはこれだから…」と思われるでしょうけれど、本当なんです。

むしろ、私も輸入車に乗ってみるまではアンチ輸入車だったので、こういう記事を見ると「ケッwwww」って感じだったんですよ。

そんな私がこんな記事を書くようになるなんて、感慨深いですw

 

結論:5年落ちくらいがモデルにもよりますが、値頃感出ていておススメ。

   マカンは6~7年落ちがそういう意味では安いかもしれない。個体差あるので一概に手放しでは言えないけど。

 

そして、維持費ですが。

維持費ってどんなモンなの。って話題です。

 

95BマカンSの燃費。

車重1.92tもあって、太いタイヤ履いて、ダウンサイジングなんて考えていない3000ccツインターボ。

0-100km/h加速は5秒切るか切らないかという、車重…というか物理無視してんの?

というくらい良い加速。

私が乗る2014年式なんて、カタログスペック340psしかないんですよ。

PDKのギア比と制御の妙ですね。

そんなパフォーマンス振り側のSUVの維持費、いってみましょう。

 

燃費

・街乗り:5~6km/h(激渋滞にハマったらそれなりに落ちます)

・山道含む田舎の下道:7~8km/L

・高速複合:9km/L程度(条件良ければ10km/Lに近づく)

・高速メインの長距離:10~12km/L(通い慣れた妻の実家へ向かう山陽道メインの場合、12km/L)

 

タイヤ代

981もそうですけれど、235や265というファットなタイヤなのに、そして結構良いスポーツ走行性能を発揮する性能が高いラジアルタイヤなのに、18インチや19インチや20インチなのに…

今はコロナ禍やウクライナ戦争などの価格UP要素を経ているのですが、それでもちゃんとしたお店(良心的なという意味で)で新品のポルシェ認証タイヤを買うと、4本で組み替え工賃とバランス取り込みで約15万円ほどで買えちゃいます。

社外品で、このサイズでそれなりの性能のタイヤを買ったら余裕で20万円を超えるので、認証タイヤの方が良心的です。

雨の日も安心。

その気になればサーキットも楽しんで走れる。

耐摩耗性能も確かで、毎回無茶な楽しみ方してない限りは余裕で常識的な高寿命。

ちなみに981はサーキットでの飛び石でフロントガラス交換したんですけど、コーティング不要な磨き加工までしてある純正フロントガラス一枚10万円でしたよw

走って消耗するパーツは、なんか安いんですよ。

ただし、純正ブレーキパッドとブレーキディスク。

てめぇはダメだw

サーキット本気で走る人が使うくらいのパーツ代ですwそこはw

まぁ確かに高性能なんですけれども。

 

エンジンオイルは、8L必要です。

ドライサンプ方式(現在はセミドライサンプ…とは言っても、構造的にはドライサンプです)なので、オイル大量に要るんですよね。

まともに交換したら、数万円です。

私がお世話になっているディーラーは、高性能オイルを20Lとか40Lとかまとめて購入してリザーブしておけるんですよ。

一回購入で10万円とか要りますが、オイル交換工賃も込みなのです。

なので、オイルフィルター交換する場合はそれの部品代を請求されますが、そういう回じゃないオイルのみ交換の際はその時は費用ゼロで交換できます。

これのおかげで、高性能オイルを使っているのにオイル交換1回あたりの代金は約18000円です。

レクサスLFAとかが使ってる高性能オイルですよ!

岡山国際を、真夏の過酷な時期をガンガンに走っても不具合なんて一切なかったオイルですよ!!

おかげで安くポルシェライフを堪能させていただいています。(今のマカンも。マカンはターボエンジン用オイルですけど)

 

任意保険。

私はゴールド免許です。

それの割引は大きいと思います。

家族は40歳未満不担保。

家族以外は18歳未満不担保

(お店預ける時とかでも、保険適用されるという仕組み。まともなお店はお店が保険掛けてますけどw)

対人対物パッセンジャー無制限

弁護士特約や自転車などの傷害特約など、必要な特約は全て込み。

通勤でも乗るので距離無制限で→ちょっと車両等級が上がっちゃったので現在は年間10万円。

買ったばかりの、マカンがまだ世に出て間もない頃はそんな好条件で車両保険も650万円くらいの条件で入っても、年間8万ちょっとでした。

 

良く出来た国産車と比較すれば、維持費はちょっと高い。

けれど、そんなに思ったよりも高くはない。

そう思いませんでしょうか。

 

10年近くになったマカンで交換した方が良いだろう部品。

・スピードセンサー

片方10万円、両方20万円。結構な出費ですw

屋内保管していると、10年過ぎても壊れません。保管の仕方で寿命は変わるようです。

・ウォーターポンプ

ポルシェ定番の交換部品。

 

このあたりが費用掛かり出します。

私のは10年過ぎましたが、両方ともまだ未交換です。

ただ、次の車検時は予防を兼ねて交換しようと思っています。

結構かかりますね~、次の車検はw

でも、それが過ぎたらまた10年はほぼお金の掛からない状態になります。

 

981もマカンもですけれど、ポルシェって慣らし運転に5万km要るの?

と思っちゃうくらい、ODOメーターが5万kmを超えるあたりから、エンジンも駆動系もさらに調子が良くなってきます。

これには本当に感心します。

 

そして、マカンは乗りやすく、乗っていて楽ちん(長距離移動が特に楽)なので中古車市場でも走行15万kmを超える個体も元気よく流通しています。

19万kmを突破している個体も。

そして、お値段は300万円近い200万円台で流通。

そこまで距離走っても商品として成立しているという事実。

安心じゃないでしょうか。

そういう目線で探すと、私のお勧めは最後のポルシェ製V6ツインターボを搭載している2014~2016年生産の前期マカンS。

これらの走行距離が5万km前後の個体で、今だとお値段そんな変わらないです。

状態は確認しないといけませんが、そういうのが300万円台で購入可能です。

元々、新車の時期に778万円だったマカンS。

それが10年落ちてまだ400万円近くしているのは異常かもですが、ほぼ新車価格に近い値落ちがまだそんなでもない時に買った私からすると「安い気がするw」

まぁでも私の場合は、ノントラブルで過ごせた5年があるので、その5年分の価値かな…とは思わなくないですけれど。

それでも、あんなに良い走りするので選択肢としてはアリじゃないのかな~とは思いますが、それはオーナーの贔屓目でしょうかw

 

当たり外れはあるみたいなので、これは一例としてとらえてください。

私のまわりでは、ハズレ事例は見てないんですけど対象となる個体数が知れているのでなんとも言えないのが悲しいですw

ちゃんと維持していたら、ちゃんと使っていたらそんな不具合もないだろうとは思うんですけれどね~。