昨日のチーズ料理のお店「クレオール」の続編です。


クレオールは、昨日紹介した「チーズプレート」以外にも、他では滅多に食べられないものがあります。


それは「ラクレット」です。※「ハイジ」にも出てくるらしい。


「ラクレット」とは「削る」という意味があるそうで、昔はチーズを丸ごとあたためて削って具の上に乗せていたそうです。チーズの名前自体が「ラクレット」というものを使いますが、チーズ自体はそれほど特殊なものでないと思います(間違っていたらすみません)。


このチーズを適度な大きさにカットし、1切れずつあたためて溶かして、バケット、生ハムや、ポテト、ピクルス、トマトなどの上にかけて食べます。あたためたチーズはうまみ成分が油分と一緒に溶け出します。フォンデュと異なりラクレットはそれを白ワインなどで薄めずにそのまま具にかけるので、味は濃厚です。


またこのラクレットをするには特殊な小型の電気オーブンが必要です。クレオールにあるのはテファール社のもので、テフロン加工した金属製のコテ(だし巻焼きのフライパンを小型にした様なもの)の上にチーズを乗せて、専用の電気オーブンに入れます。これは上から下に熱のかかるホットプレートのようなものですが、日本の電圧には合わないようで、コンセントとの間に変圧器を接続しています。直径20cmぐらいの円柱型をしていて、上がガラスになっていて結構おしゃれです。


出来上がったら自分でコテを抜いて、具にかけます。


なかなか日本で食べる機会が少ないのは、日本でこの手の機器が売られていないからではないかと思います。


グルナビのホームページでみると、ラクレットは4200円~になっていました。

http://r.gnavi.co.jp/k527710/menu1.htm

昔はもっと安かった(3000円ぐらいだった)ような気がしましたが、昨今の航空運賃のサーチャージ上昇で少し値上がりしたかもしれません。私の場合は、1人前頼んで、2~3人で分けます。


気になるご予算は、プロシュートのサラダ、ムール貝のワイン蒸し、ラクレット、チーズプレートなどを頼んで、1人6000円(食事)ぐらいのイメージでしょうか。ワインのボトルを空けると、1人1万円ぐらいになってしまいます。

※ここのところ少しご無沙汰しているので、もしかしたら気軽に行けるレベルをやや超えているかもしれません。


「新しい味覚の世界」、「ヨーロッパの食文化の深さ」に触れたい方にはお奨めです。


「クレオール」
Fromage et Vin Creole 16(フロマージュエヴァンクレオールセイズ)

大阪市中央区東心斎橋1-19-8 日宝プロムナード心斎橋5

06-6252-7018

ちょっと忙しくて、少し間が空いてしまいました。
まあ、このぐらいのペースで書くのが長続きするのかなあと思っています。
また1つのお店を一回で書くのは大変なので、2回ほどに分けて書こうかと思います。

今日ご紹介するのは、「クレオール」。チーズ料理のお店です。

正式には、
Fromage et Vin Creole 16
フロマージュエヴァンクレオールセイズ
という長い名前ですが、電話でも「クレオールです」と出られるので、ここでは「クレオール」ということで統一したいと思います。

このお店には「騎士」がいます。
騎士と言っても中世ヨーロッパの騎士ではなく、フランスのチーズ業界から業界の発展に貢献した人に与えられる「フランスチーズ鑑評騎士」で、オーナーがその称号を授与されています。

その称号に負けないぐらい、ここのお店は気合が入っています。
年に4~5回はフランスに直接買い付けに行かれるので、その間はお店はお休みです。
※行かれるときにはあらかじめお電話されることをお奨めします。
その代わり、それ以外の時は土日関係なく営業しています。
やはり直接買い付けるものと、輸入で入ってくるものは、作り方からしてかなり違うそうです。

その気合の塊(かたまり)がチーズプレート(2500円ぐらいだったと思います)に凝縮されています。
お店がお奨めのチーズを少しずつ4~5種類盛り合わせにしてくれます。
酒の肴にはもって来いなので、食事の後でふらっと立ち寄って、ワインやマールとこのチーズプレートという楽しみ方もお奨めです。

私が好きなのは
ハードタイプでは、ゴーダの48ヶ月熟成、ミモレットの48ヶ月熟成
セミハードタイプでは、コンテ、ボーフォール、アボンダンス
ウォッシュタイプ(いわゆる臭いチーズ)では、エポワス(農家製)

チーズのマニアといえば臭いの強い「ウォッシュタイプ」やロックフォールなどの「青かびチーズ」を食べるものだと思っていましたが、ハード、セミハードはチーズ初心者だった私にはカルチャーショックで完全にハマリました。
中でも、ゴーダの48ヶ月は絶品です。
うまみが結晶になり、じゃりじゃり言うほどです。

小泉さんが、郵政解散のときに森元首相に出したという「ミモレット」もお奨めです。熟成するともろもろ感が出てきますが、これが元首相には「ひからびたチーズ」と映ったのでしょう。

いつもあるとは限りませんので、お店の方に聞いてみてください。

チーズを熟成するとたんぱく質が分解されうまみ成分がでてくるので、発酵食品(ミソ、醤油、納豆、ダシなど)が好きな日本人には合っていると思います。現にハード、セミハードの中には「醤油」のような味がするものもあります。はよほどチーズが苦手な人以外はうまいと感じるのではないかと思います。

先に食後のチーズプレートの話をしましたが、メイン料理でお奨めの「ラクレット」については次回書こうと思います。お店の情報もその時に。

今日はこの辺で。








今日の大阪は夕方から雨で、1月の水曜日に雨に降られては、飲食店の方はさぞ大変だろうなと余計な心配をしてしまいます。


今日ご紹介するのは、お寿司屋さんです。


「安くてうまい店」を紹介する際に、寿司は避けては通れないジャンルだと思います。

1皿100円から1貫数千円の世界まで、店による値段の差が大きいジャンルですが、値段に比例してネタの質や味は変わってきます。ただある程度の予算でそれなりのものを食べようとすると、特に関西では選択肢は狭まってきます。


気軽に行ける、お好みで食べて1人4~6000円の価格帯のお店は、全体からみると中途半端なゾーンになりかねないので、特に店による味の格差が大きいと思います。


前置きが長くなりましたが、本日紹介する「うまい鮨勘」は本社は仙台、店舗は関東圏が中心です。国内29店舗を展開しているいわばチェーン店です。回転寿司もやっているみたいです。http://www.sushikan.co.jp/index.html


お店の看板には、「石巻漁港直送」と書いてあるので、ネタの大半は仙台から送っているのではないでしょうか?※築地のすし清は、クール便で築地から大阪の店にネタを送っていると聞きました。



大阪では、アリオ八尾とイオンモール北花田(堺)の中にあります。

はじめは仕事の関係で北花田の店にふらりと入ったのですが、ショッピングモールの寿司屋なんてどうせ大したこと無いだろうと思っていたのは大きな間違いでした。最近は小上がり(座敷式のカウンター)がある八尾に行く方が多いです。

郊外店ですが、どちらも電車の駅から近く、交通の便はいいところです。

※飲まないドライバー役がいればさらに最高ですが・・・


ここは私の好きな貝類(つぶ貝、みる貝、たいらぎ貝柱、小柱、ほっき貝など)が充実しています。


関西系のこのクラスの寿司屋はいい「みる貝」をおいている店はそう多くありません。築地の各店はこのクラスでも青みる貝(本みる貝)と白みる貝を選べたりします。産地というよりは食文化の違いかもしれません。※白みる貝は厳密にはみる貝ではないそうです。


「たいらぎ貝」は一見ほたての貝柱に似ていますが、全く異なる貝です。黒くて大きなカラス貝を大きくしたような貝の貝柱で、少しハート型をしていて、ホタテの貝柱より歯ごたえがあります。私は塩と「すだち」で食べるのが好きですが、「あぶり」にする方もいます。ここの「たいらぎ貝」も合格点です。


「うに」は北海道産が多いですが、1貫350円か400円(だったと思う)にしては甘くて苦味のないいいものを使っているようです。時期によっては殻付きの「むらさきうに」なんかもあります(1個1200円ほどで、スプーンで食べます)。


あじ、いわし,さんまなどのヒカリモノも鮮度がいいです。このあたりは1貫150円前後です。


まぐろは生の赤身や「づけ」も悪くないです。

中トロで1貫350円か400円ぐらい、大トロで450円か500円だったと思いますが、非常にコストパフォーマンスが高いです。店には釣りたてのまぐろの写真が飾ってありますが、この値段で本当に天然ものでしょうか?今度店に行ったときに確認してみようと思います。ちなみに築地の「すしざんまい」で聞いたところでは、そこそ大きくなったものを捕まえて、地中海の洋上のいけすで更に大きくしたものを使っているとのことでした。大トロが395円でした。

※国産黒毛和牛の霜降りも「養殖(蓄養)」みたいなものなので、まあいずれは、まぐろもそれが普通になるでしょう。その場合、安全性の確保がポイントですね。


あと、白エビやボタンエビ、ぶどうエビなどの生のエビ類も充実していて、エビ好きの方にはいいかもしれません。私はあまり頼まないので、値段は覚えてません。


「生だこ」も新鮮な上、皮をとって調理してくれるので、噛み切りやすく、おいしい間に飲み込めます。塩とレモン(もしくは「すだち」)でいただきます。


魚は、鯛、ひらめ、かつお、ブリ、かんぱち、しまあじ、などのレギュラーメンバーに季節によってはノドグロ、金目鯛などもあったりします。


寿司以外では「かんぱち」のカマ焼きなんかもお奨めです。


思いっきり食べて飲んでも1人5~6000円なのでお財布にも優しいです。


たくさん飲む方は、焼酎をデキャンタで頼まれるといいでしょう。


築地市場の周辺にはこのレベルのお店はひしめいています。昔は寿司清がそのコストパフォーマンスの高さで有名でしたが、今ではまぐろの仲買達が始めた寿司店が、築地だけで複数店舗を構えて24時間で営業しています。各社看板も鮮やかでスーパー玉出の前を通るようです。独断ですが、つきじ喜代村(すしざんまい)、すし一番、すし好などがお奨めです。東京に出張される方は是非一度行ってみてください。


なんだか自分の好きな寿司ネタの話になってしまいましたが、次回お寿司のことを書く機会があれば、今や築地で老舗の域に達した「すし清」について触れたいと思います。


「うまい鮨勘」

アリオ八尾

http://www.ario-yao.jp/shop/detail/index.php?id=003360

イオンモール北花田プラウ

http://sakaikitahanada-prou.aeonmall.com/shop/detail.php?sp_id=447