New York State Of Mind

 
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再出発

札幌の冬は12年振りです。
中学から東京で暮らしていたので人生の半分は東京で過ごしていたということになります。

東京に居る時は、札幌の冬をどんだけ想像しても思い出すことが出来ませんでしたが、札幌に降り立った瞬間に、冬の匂い、空気の冷たさ、雪の感触等、一瞬でその感覚が甦って来ました。

頭ではなく、体がしっかりと、札幌の冬を覚えていたみたいです。
今更ながら、やはり私のふるさとは札幌なんだと実感することが出来て、嬉しかったです。

真っ白な雪、真っ白な街をみていると、何もない真っ白な状態から再出発しようという今の自分と少しダブってみえるような気がしました。

帰国

二カ月間滞在していたニューヨークとも今日でお別れです。
長かったような短かったような二カ月間でした。

今まで自分の中にはなかった様々なものをニューヨークで発見することが出来ました。
また、今までの忙しい生活の中で置き忘れて来てしまった大切なものを再発見することが出来ました。

一生に一度しかない人生。悔いが残らないよう、自分を信じ、自分の道は自分で切り開いて行きたいと思います。

A
JFK空港のセキュリティチェック。

B
待合室。この飛行機に乗って帰って来ました。

C
飛行機の窓から撮ったオホーツク海上空。

ニューヨーク最終日ー最後の晩餐

今日はニューヨーク生活最終日と言うことで、ルームメイトがステーキハウスに連れて行ってくれました。

一度私が「でかいステーキを食べたい」と言ったのを覚えてくれていたみたいです。しかも明日は朝の8時から私を車に乗っけて空港まで連れて行ってくれるとのこと。本当感謝です!!

そんなわけで想像を絶するステーキと対決して来ました。

k
奥がフィレの一人前、手前が?の一人前。

運ばれて来た肉を見て一瞬止まってしまいました・・・。
なぜか一人前なのに三枚ずつ肉が入っていました。
しかも一枚の肉が日本とは比べ物にならないくらいデカイ!!
そしてセットで選べる、ポテトとライスの量もかなり多い。

味の方はというと、日本で食べるお肉の柔らかさとかそういうのではなく、肉本来の旨味みたいなものを感じられとても美味しかったです。

しかし、それにしても量が多すぎる。

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でかすぎるフィレステーキ。

結局は二人でフィレともう一つのお肉を一枚ずつ食べて、残りのお肉は持ち帰りました。
ニューヨーク生活最後に相応しい、最高のディナーでした(笑)。

2カ月振りに食べる牛肉でしたが、2カ月分の牛肉を食べたような気がします。もう当分牛肉は食べたくないです・・・。

tktsの電光掲示板

毎回思うのでが、チケッツの電工掲示板・・・目が痛くなります。
遠目からでも見え易いようにLEDを使用していると思うのですが、絶対目に良くないと思います。
電光掲示板でディスカウント作品をチェックし終えた後は、辺りが真っ暗になります。
これって青い目とか茶色の目の人だと、こうはならないんですかね?
この黒い目がそうさせるんですかね?!

J
写真で見ても目が痛くなるのは私だけでしょうか?

お土産購入

今日は一気にお土産を購入しました。
昨日から大体どこで誰に何を買うと目星をつけていたのですが、結局一日かかってしまいました。

お土産の総額460ドル。
その内、自分に買ったもの320ドル・・・。
ちょっと問題ありですよね。

ニューヨークに来てから、前職のイベントプロデューサーの時にお見積もり制作等で頻繁に使っていたExcelを用いて家計簿をつくってお金を管理していました。現金、トラベラーズチェック、クレジットカードに分け、また、食費、日用品、観劇代等細かく分けて、あと何にいくら使えるとか毎日お金の管理を徹底して行っていました。

その甲斐があってか、もうお財布には空港に行くお金しか残っていません。

日本でお金を貯めて、ニューヨークへ2カ月間滞在し、舞台を観たいだけ観て、ちょうどお金がなくなって帰国とは、我ながらあっぱれです。ニューヨークに来るまでは正直お金の動きが全く見えなかったので心配でしたが、うまいこと行きました。欲を言えば本当は少しお金が残るくらいが良かったのですが・・・。まぁ、もし残っていたとしても、結局明日舞台を観に行って変わらないのかなと思います(笑)。

何にそんなにお金を使ったのかというと、ミュージカルの「楽譜」と「カラオケCD」を大量に購入しました。

I
楽譜:「ミュージカル楽曲集」「アイーダ」「アヴェニューQ」
カラオケ:「レミゼ」「アイーダ」「アヴェニューQ」「レント」「ウィキッド」

この他にもお気に入りのミュージカル「ウェディングシンガー」のプログラムやポスター等購入し、ミュージカルおたくならではの買い物をしたというわけです。

本当は楽譜もカラオケCDもまだまだ買いたかったのですが、今の自分の精一杯の買い物がこれでした。

帰国したら早速一人ミュージカルを上演したいと思います!!

イルミネーション

実は11月29日のロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式に行ったのですが、またもや入場制限によりツリーまで辿り着けず、途中で断念してしまいました。

A
これは11月15日にもみの木が運び込まれ設営していた時の写真です。

B
そしてこれが12月1日今日の写真です。

C
今日は気温が20℃近くあり、なんとなくクリスマスツリーも居心地悪そうにしていました。

H
ロックフェラーセンター内のオブジェ。

D
遠くに見えるのがラジオシティー、手前はアップル?


E
タイムワーナーセンターのオブジェ

F

G

ニューヨークより東京の方が早い時期からクリスマスモードに突入しているような気がします。
ニューヨークはまだ準備段階の感じです。
明日から一気に冷え込むので、そうしたらようやくカボチャのオブジェからクリスマスツリーのオブジェに模様替えするのですかね?!


SPRING AWAKENINGー11/30(ソワレ)


SPRING_1

今日は『スプリング・アウェイクニング』3回目の観劇に行ってきました。そしてこれがニューヨーク最後の舞台観劇・・・のはずです。

11月16日のプレビュー公演初日から、今日でちょうど2週間が経ちました。初日までは後1週間ちょっと。私の予想では大分修正を入れて、そろそろかための時期に入って来ているのではないかと思い、そこら辺を注目しようと劇場に向かいました。

その前に一つ気がかりなことがあり、私が大絶賛しているこの作品ですが、プレビュー初日から50%も動員率がいっていません。今ブロードウェイで一番客入りの悪いミュージカルと言っても過言ではないと思います。このままでは開幕早々クローズ確実だと思います。

しかし、今日の客入りは90%近い客入りだったと思いますし、前回観た公演より客受けも良く、グランドオープン(初日)のニューヨーク・タイムズの批評次第で一発逆転はあるのではないかと期待しています!!

そんなわけで舞台の方はというと、やはり色々と手直しされているのが伺えました。客席にはプレビュー初日と同じく、脚本家のスティーヴン・サテルと、作曲のダンカン・シークの姿も見られました。

まず大きく変わったところは暗転が多くなったことだと思います。今まで転換はほとんど暗転なしで俳優を入れ替えしていたのですが、今回の修正により暗転が増えました。そのことにより、良い意味で、シーンとシーンを切り離し、独立させることに成功したのではないかと思います。どうしても、舞台では一度流れが途切れてしまう暗転は極力避けて通りたいものなので、演出家はいかに暗転を少なくするか、転換をスムーズに違和感なくするかということに頭を使います。しかし、今回の修正は暗転を効果的に使った好例ではないかと思います。特にこの作品は常に緊迫した空気が流れているで、客席側にも少しの息抜きの時間が必要だったのではないかと思います。暗転後のシーンはリフレッシュしてリラックスした状態で観ることが出来るので、客席のウケ、反応も、以前と比べると格段と良くなったような気がします。

そして次に修正した箇所でポイントになるのはエンディングに入る前のシーンだと思います。主人公の男性が、自殺をしてしまった友人と、中絶手術に失敗して命を落としてしまった女性の、二人の亡霊によって自殺を食い止められるというシーンです。二人の亡霊が自殺を試みる主人公の手に握られているカミソリを制すシーンなど、より単純化しわかりやすくなっていたように思います。そうすることにより、今までの何となく締まりのないエンディングへの流れが、より明確となり、観客のストレスを軽減したように感じました。

舞台とはちょっと関係ありませんが、ステージシートの人が今まで利用していた舞台袖のロッカーが客席の後ろに移動していました。何か問題があったのか、以前よりチェックが厳しくなっていました。確かに手の届く距離で俳優が演技しているので、何か問題があったら大変なことですからね。

そして今日一番驚いたのが、私は相変わらず31.25ドルの最安値のステージシートでの観劇だったのですが、終演後に舞台監督さんが突然私のところに来て「3回目の観劇だね」と話しかけて来ました。確かに3回目の観劇です。偶然その3回のうち2回が同じ席で、しかもその席の横にスタンドマイクが設置されているので、暗視カメラでチェックされていたのは知っていました。また、他の1回もその隣の席だったということもあり、覚えられていたみたいです。やはり日本人が毎回同じステージシートに座っていたら目につくんですかね?本当ビックリしました(笑)。せっかく顔を覚えて貰ったので、あと数回劇場に通って舞台大好き人間としてブロードウェイの裏方として雇ってもらえないかと真剣に考えてしまいました(笑)。

SPRING_2


同郷の人とお茶 in New York

世界は広いといえども、世間は狭いもので、以前ニューヨークでバレエのレッスンを受けに行った時に、私が初めて受ける先生だったということもあり不安だったので、日本人の女性を見かけたので声をかけたところ、なんと偶然にも同じ札幌出身の人でした。

そして今度一緒にお茶でも言うことで、本日、映画の『ユー・ガット・メール』の舞台になったカフェへ連れて行ってもらいました。

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「マンゴーのチーズケーキ」と「チョコレートキャラメルのタルト」を頼みましたが、どちらも本当に美味しかったです。外装も内装もお洒落で、店員さんも感じのいい人達で、楽しい時間を過ごせました。

先週その女性の友達が札幌からニューヨークに遊びに来ていたらしく、よく話を聞いてみると、その友達は札幌でカフェ兼雑貨屋さんをやっていて、カフェ巡りとお店で売る雑貨を買いにニューヨークに来たらしいのですが、なんとその札幌のカフェというのが私の家の近所だということがわかりました。まさかニューヨークに来て、近所の「びっくりドンキー」の道を真っすぐだとかそんな話をするとは思っていなかったので驚きでした(笑)。

それもこれも何かの縁だと思いますので、帰国後はそのお友達のカフェに行こうかと思っています。

こうやって人と人は繋がって行くのかも知れませんね(笑)。

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記事追加のお知らせ

11/28の記事に「ウェディングシンガー」4回目の観劇レポートを追加しました。

ブロードウェイ俳優

私は、一度見ただけで人の顔を覚えたり、人ごみの中で一瞬すれ違った知り合いを見つけたりということが得意です。そのため、朝電車で見かけた人を、全く違う場所で偶然見かけたりすると、妙に親近感が沸いて話しかけたくなったりしてしまいます。

それはニューヨークでも同じことで、特にマンハッタンは小さく、私は暇を持て余して歩き回っているので、様々なところでミュージカル俳優に遭遇します。

特に劇場街に至っては、俳優自身が姿カタチをくらまそうという感覚が全くないので、そこら中で俳優を目にします。マチネとソワレの間などはメイクをしたまま、スタバに行ったり、ピザを買いに行ったりという光景も日常茶飯事です。たまあに向かいの劇場(ジャージーボーイズ→ヘアースプレー)に遊びに行ってる俳優なども見かけました。

帰りの電車も同じです。私の乗っている7トレインは家賃の高いマンハッタンを離れ、比較的家賃の安いクイーンズ方面へ行く電車なので、若手の俳優などがよく乗っています。しょっちゅう「コーラスライン」の落ち組俳優2人と同じ電車になります。そして一度何の作品に出演している女優かわかりませんが、車内でかなり放心状態になっている姿を見て、やっぱり舞台って仕事は世界共通で大変なんだろうなと人ごとのように思ってしまいました。それにしてもこっちのダンサーはアイシングとかしないんですかね?私が俳優をやっていた時は、腰が悪かったため、始まる前も終わった後もひたすらアイシングをしていましたが・・・。ちゃんとしたスポーツトレーナーの指示だったので間違いはないと思いますが。

そして今日チェルシーを散歩していると、なんと私の大好きな女優メアリー・フェバーに遭遇しました!!
私はチェルシー散策初めてだったのでいつものようにブラブラしながら写真を撮っていました。

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ちょうどこの写真を撮り終えた後に、私の横をメアリー・フェバーが通り過ぎて行きました。これだけ読むと幻覚かなんかじゃないかと思われてしまいそうですが、確かに本人でした。しかし、なんの証拠もありません(笑)。

あのブロンドの髪に、青い目、そしてダンスをやっている人特有のがに股・・・。
今までの経験から言って間違いなくメアリー・フェバー本人だったと思います!!

マンハッタンを歩く時には常にサインペンとプレイビルを持ち歩かなきゃダメかなと思ってしまいました(笑)。


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