ブロードウェイ俳優 | New York State Of Mind

ブロードウェイ俳優

私は、一度見ただけで人の顔を覚えたり、人ごみの中で一瞬すれ違った知り合いを見つけたりということが得意です。そのため、朝電車で見かけた人を、全く違う場所で偶然見かけたりすると、妙に親近感が沸いて話しかけたくなったりしてしまいます。

それはニューヨークでも同じことで、特にマンハッタンは小さく、私は暇を持て余して歩き回っているので、様々なところでミュージカル俳優に遭遇します。

特に劇場街に至っては、俳優自身が姿カタチをくらまそうという感覚が全くないので、そこら中で俳優を目にします。マチネとソワレの間などはメイクをしたまま、スタバに行ったり、ピザを買いに行ったりという光景も日常茶飯事です。たまあに向かいの劇場(ジャージーボーイズ→ヘアースプレー)に遊びに行ってる俳優なども見かけました。

帰りの電車も同じです。私の乗っている7トレインは家賃の高いマンハッタンを離れ、比較的家賃の安いクイーンズ方面へ行く電車なので、若手の俳優などがよく乗っています。しょっちゅう「コーラスライン」の落ち組俳優2人と同じ電車になります。そして一度何の作品に出演している女優かわかりませんが、車内でかなり放心状態になっている姿を見て、やっぱり舞台って仕事は世界共通で大変なんだろうなと人ごとのように思ってしまいました。それにしてもこっちのダンサーはアイシングとかしないんですかね?私が俳優をやっていた時は、腰が悪かったため、始まる前も終わった後もひたすらアイシングをしていましたが・・・。ちゃんとしたスポーツトレーナーの指示だったので間違いはないと思いますが。

そして今日チェルシーを散歩していると、なんと私の大好きな女優メアリー・フェバーに遭遇しました!!
私はチェルシー散策初めてだったのでいつものようにブラブラしながら写真を撮っていました。

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ちょうどこの写真を撮り終えた後に、私の横をメアリー・フェバーが通り過ぎて行きました。これだけ読むと幻覚かなんかじゃないかと思われてしまいそうですが、確かに本人でした。しかし、なんの証拠もありません(笑)。

あのブロンドの髪に、青い目、そしてダンスをやっている人特有のがに股・・・。
今までの経験から言って間違いなくメアリー・フェバー本人だったと思います!!

マンハッタンを歩く時には常にサインペンとプレイビルを持ち歩かなきゃダメかなと思ってしまいました(笑)。