New York State Of Mind -5ページ目

夜景撮影

今日は夜景を撮ろうと夕方からアッパー・イースト・サイドを散歩し、日が落ちてからクイーンズへ移動しました。

アッパー・イースト・サイドにある「ラルフローレン」のお店のウィンドウディスプレイがもの凄く可愛かったので思わず写真に撮ってしまいました。

ラルフローレン_1

ボーイズのディスプレイ

ラルフローレン_3

ガールズのディスプレイ

ラルフローレン_2


ベビーのディスプレイ

その後は、アイススケートリンクで有名なロックフェラー・センターのロウアープラザに行ってきました。

ロックフェラーセンター_1

有名なアイススケートリンク

ロックフェラセンター_2
これでもかというくらいにアメリカ国旗が至る所に掲げられています・・

クイーンズに移動し夜景撮影開始。場所は7Train「Vernon Blvd - Jackoson Ave.」で降りて、5分くらい歩いた公園です。

夜景_2

この桟橋から撮影

夜景_1

クライスラー・ビルとエンパイア・ステートビル

夜景_3

国連本部

一人で黙々と撮影していると、パトロールらしきおじさんが何やら話しかけて来てくれ、同じウッドサイドに住んでいることがわかり、意気投合・・?!
親切にお願いもしていないのに夜景をバックに写真を撮ってくれるということなので、写真を撮ってもらいました。

夜景_4

それがその写真
※アジア人の私が写ると心なしか香港の夜景に見えてしまうのは気のせいでしょうか・・(涙)

やはり手ブレしてしまいました・・。おじさんは頑張って自ら「One more」と言って何枚か撮ってくれましたが、やはりダメでした。本当は三脚があれば綺麗に撮れたんですけどね。途中でもう良いですとストップをかけてしまいごめんなさい。ありがとうおじさん!!

三脚を持っていなかったので、夜景を撮るのには色々と苦労しました。シャッター速度を落として、タイマーを10秒に設定し、カメラがブレないように携帯電話や財布を利用して固定。しかも、カメラを固定する手すりが細くて、下手するとカメラ、財布、携帯が一気に海に流されてしまうのではないかとヒヤヒヤでした。


MoMAー2

MoMAには世界中の様々な有名画家の作品が展示されているわけですが、その中でも好きな画家が限定されてくるもので、私は「ルネ・マグリット」の世界観に魅了されてしまいました。

マグリット_1
空は昼。街は夜。そんな感じの絵です。この絵を観ていると軽くめまいがしてきます。

マグリット_2
殺人事件の現場検証。死体の傍らでのんきに音楽を聴く刑事。何度観ても変な絵。

最初マグリットの作品を観た時、この画家は変態だなと思ってしまいました。
頭の中が普通じゃないなと。
一般人は近寄れないような天才肌の人間なんだろうなと勝手に想像してしまいました。

しかし、実際のマグリットは、至って平凡な小市民だったみたいです。
幼なじみの妻と生涯連れ添い、ボメラニアンを飼い、待ち合わせ時間には遅れずに現れ、夜の10時には就寝するという生活を送っていたみたいです。アトリエは持たずに、台所の横で制作作業をし、手際が良く服や床に絵の具を垂らすことは一切無かったといいます。

・・・残された作品を観ると、普通の人とは思えないんですが・・。
マグリット・・本当に興味深い人物です。

今度、画集でも買ってみようかと思っています。

マグリット_3
※この絵ってマグリットですか?

Flushing

今日は、先週新しく部屋に入って来た、日本人男性の方と食事に行ってきました。
場所は7Trainの終点フラッシングまで行ってきました。
フラッシングはニューヨークというより、中国のどこかの繁華街といった雰囲気でした。
そんなわけで、本場の(?)の中華料理を食べてきました。
ちなみにお店では全く英語が通じませんでした(笑)。
ニューヨークにいながら、ここら辺一体は中国語オンリーで商売して行けるみたいです。

お料理の味は美味しかったのですが、苦手なセロリが至る所に入っていて、結構残してしまいました。
しかし、丁寧に帰りにはテイクアウト用の容器に入れて持たせてくれました・・。
苦手なセロリがたくさん入った容器が冷蔵庫の中に今も眠っています・・。どう処分しようか迷っています。

毎日サンドウィッチとインスタントラーメンを食べていても、全く飽きる気配はないので、無理に贅沢はせず、このままの食生活を続けて行こうと思っています。

この状況でも、相変わらずセロリが食べられないというのは、まだまだ甘ったれた生活をしているんだなと思ってしまいました。

落ちてるパンでも拾って食べるくらいの切り詰めた生活とハングリーさが私には足りないような気がします?!

MoMAー1

昨夜から脚本制作にとりかかり、行き詰まると少し寝ると言う、効率が良いのか悪いのか全くわからない荒業で作業を進めています。取り合えず、金土日の三日間である程度カタチを作っちゃおうと思っています。

そんな感じで、夕方の4時くらいから思考回路がストップしたまま再起動しなくなってしまったので、気分転換に『MoMA(ニューヨーク近代美術館)』に行くことにしました。なぜかというと、金曜日の16時から20時まで、通常20ドルの入場料が無料なんです。気分転換に『MoMA』に行くなんて、なんて贅沢なんでしょうね(笑)。MoMAに着いたのは17時過ぎたったので、たくさんの人で入場困難かなと思っていましたが、すんなりと入ることが出来ました。

美術鑑賞は好きなんですが、そこまで詳しくないので、自分の感性に任せて作品を見てまわることにしました。

今日はその第一弾ということで、ほとんどの人がスルーしていた展示でしたが、私の中で一番印象に残った作品群を紹介します。

ベルギー
Luc Tuymans(ベルギー)
モノクロの人物画ですが、断固として揺れ動くことのない、堅い意志、決意みたいなものを感じる作品でした。

ドイツ
Gerhard Richter(ドイツ)
私の勝手な解釈ですが、アンネを描いた絵ではないかと思っています。
左側にボーッと立っているのがアンネで、右側が部屋へと通じる本棚ではないかと思います。
全体的に雨にさらされて絵の具が垂れて来たようなぼけた感じで表現されています。
生前のアンネを描いているのではなく、現在もそこに佇んでいるアンネの霊を描いているような感じを受けました。

ドイツ_2
窓際に薄らと人が立っている絵です。
これも生きている人間というよりは、画家がそこになにかの気配を感じながら描いた作品のような気がしました。

ドイツ_1
ナチスの強制収容の絵だと思います。
やはりこの絵も全体的にぼけていて、今現在も残る過去の罪、そしてこれからも永遠に許されることのないであろう、暗い過去が表現されている絵だと感じました。

ドイツ_4
ユダヤ人を乗せたトラックが入って来る瞬間(?)

ドイツ_3
虐殺された女性(?)

多分、ドイツやベルギーといった画家達の、ナチスを題材にした美術品の展示コーナーだったんだと思いますが、画家の伝えようとしていることが、ストレートに伝わって来る本当に素晴らしい作品でした。

Inside Broadway's 25th Yearー11/2

25anniversary

現在マンマミーアが上演されている、ウィンターガーデン・シアターで学生を対象としたミュージカルイベントに行ってきました。
毎日欠かさず目を通している「PLAYBILL」の記事で1度だけこのイベントの開催予告がされていました。
そこには、一般の人も空席があれば先着順に無料で入れるというようなことが書いてあったので、とりあえず行ってみることにしました
平日の午前中ということもあり、学生が中に入る終えるまで寒い中1時間近く待ちはしたものの、入場規制をするまでもなく、すんなりと中に入れました。

イベントの内容はというと、舞台関係やイベント主催者のお偉いさん方のスピーチと、ミュージカルナンバーのパフォーマンスが交互に行われるというものでした。
私は英語が出来ないので、イベントの趣旨をしっかりと理解することは出来なかったのですが、私が俳優時代に行っていた小学生無料招待公演と同じような、将来のお客さん、俳優、スタッフをつくること、そして、パフォーマンスの前後に、司会者が俳優と、教育、学歴、経歴などについて質問したり話していたので、子供達に対して、少しでも道を踏み外さないようにという願いが込められていたような気がします。俳優も歌い終わった後に「学校サボんなよ!!」みたいなことを言いながらはけたりしていたんで、そんなことをテーマにしたイベントではなかったかと思います。

そして、肝心なパフォーマンの内容ですが、豪華でした!!

・ シンデレラのソロ、シンデレラ&王子のデュエットー シンデレラより
・「Son of Man」「You'll Be In My Heart」ー ターザンより
・「Defying Gravity」「For Good」ー ウィキッドより
・「Good Morning Baltimore」「 It Takes Two」ー ヘアースプレーより
・「Endless Night」「Shadow Land」ー ライオンキングより
・「 Lay All Your Love On Me」「The Winner Takes It All」ー マンマミーアより

ほとんどが現在ブロードウェイの舞台で主役として舞台に立っている方々の出演でした。
昨日は2回公演で夜中の帰宅にも関わらず、今朝は10時半から俳優の皆様方、本当にお疲れ様でした。
朝でもしっかり声はでていました!!さすがですね!!

途中で、マンマミーアの舞台監督による、舞台機構、照明等のデモンストレーションがあり、子供達は大喜びしていました!!エンディングのシーンへの転換時に、バトンから月が降りて来て、セリが上がりだし、興奮した一人の男の子が「Oh ! MAMMA MIA ! 」と叫んだところ、それを面白がった子供達が「MAMMMA MIA!」の大合唱(笑)。

彼は将来、ショービズの世界へ脚を踏み入れることになるのでしょうか!?楽しみです。

25anniversary

Martin Short : FAME BECOMES MEー11/1(ソワレ)

martin

面白かったです!!腹の底から笑えました!!
モノマネあり、コントあり、歌あり、踊りありの、本当に楽しい2時間でした。

人柄がにじみ出たそのキャラクターと、抜群のコメディーセンス、そして味のある歌声と動き。
マーティン・ショートの才能と魅力を十二分に味わうことの出来る、本当に楽しい舞台でした。

マーク・シェイマンも、ピアノ演奏あり、台詞あり、歌あり、女装あり(!!)と、かなり楽しそうに演じていました(笑)。その他のアンサンブルキャストも、かなりの個性派実力者揃いで、思い切り笑わせてもらいました!!

このようなショーが、大作ミュージカルと肩を並べてロングランしているブロードウェイというのは、やっぱり良いですよね!!

martin_2

Brooklyn

初めてブルックリンに降り立ちました。

現在、アートの街として注目されているのが、ブルックリン・ブリッジとマンハッタン・ブリッジのたもとにある、通称ダンボ。(D.U.M.B.O.ー Down Under the Manhattan Bridge Overpass)

dumbo

アーティストの意欲をかき立てるような、お洒落でセンスのいいクラシックの雰囲気が漂う街でした。

dumbo_1

dumbo_2

dumbo_3

ロウアー・マンハッタンを一望出来る、ブルックリン・ハイツ・プロムナードへ行ってきました。

プロムナード_1

プロムナード_2
マンハッタン・ブリッジ

プロムナード_3
ブルックリン・ブリッジ

プロムナード_4

周辺は高級住宅街になっているみたいです。
生まれ変わるなら、ここで暮らしてみたいと思いました。

Brooklyn Bridge

今日は天気が良かったので、ブルックリン・ブルッジを歩いて渡ってきました。

bb_1
スタート地点

bb_2
橋から見える景色

bb_3
中間地点

bb/4
終盤

bb_5
終了

bb_6
夕焼けと自由の女神(帰り道)

JERSEY BOYSー10/31(ソワレ)

boys

2006年のトニー賞受賞作品、「シャージー・ボーイズ」を観てきました。
やはり、脚本、演出など、本当に良く出来た作品でした。

ストーリー展開が早く、その分転換も多いのですが、それを全く気にさせることのない、演出が見事でした。
転換になるとスポットを浴びた俳優の独白となり、暗転の舞台上でその他の俳優が転換を行うため、例え姿がみえていたとしてもストーリーの延長線上で転換をしているので気にならないというわけです。

残念ながら、トニー賞主演男優賞受賞のジョン・ロイド・ヤングを観ることは出来ませんでした。アンダースタディーの俳優も十分聴き応えのある歌唱力を披露してくれましたが、出来ることならば、もう一度ジョン・ロイド・ヤングで観てみたいというのが、正直な感想です。

jersey theatre

話はそれてしまいますが、隣で観劇していたフィリピン人のご家族が、以前日本にいたことのある方々で、いろいろとお話をしました。現在はフィリピンで貿易関係の仕事をしていて、ニューヨークには旅行で来ているとのことでした。観劇が終わり、どこに滞在しているのかと聞くと、なんと私と同じウッドサイドということがわかり、一緒に帰ってきました。そのご家族の娘さんがミュージカル好きということで、毎日ミュージカル鑑賞をしているそうです。それにしても、一週間毎日家族4人でミュージカル鑑賞ってかなりお金かかりますよね。どこの国もお金持ちはお金もってるんですね。ちなみに明日は、「マンマミーア」と「コーラスライン」をみると張り切っていました。
そのご家族は、もの凄く日本人に対してよく思ってくれているみたいで、今日も色々と気を使ってくれたりと、お世話になりました。そんなわけで、ニューヨークに来て2回目のメアド交換をしました(笑)。
是非、フィリピンに来て下さいと言われたので、是非行ってみたいと思います。

 

ハロウィーン

ハロウィーン最高です!!
こんな楽しいイベントだとは思ってもいませんでした!!

「なんでそこまで頑張っちゃうかなー」と思ってしまう程、大人も子供も本気で仮装しています。

特に子供の仮装が本当に可愛い!!
ちっちゃいよちよち歩きの子が、全身毛むくじゃらの『ティガー』だったり、『エルモ』だったりと。なかには、『スカンク』もいました。「なんでスカンクだよ」と突っ込みを入れたくなってしまうくらい可愛いんです。男の子の中には、『NINJYA』もいました。「頑張ってるけど、やっぱ地味だよ」とこれまた突っ込みを入れたくなってしまいました。他には、マッチョスーツを着た『マッチョマン』だったり、『インディアン』、『カウボーイ』、『お姫様』などなど・・。

本当はたくさん写真を撮りたかったんですが、私が観ていた子供のハロウィーンパレードは部外者写真禁止だったので残念ながら写真を撮ることは出来ませんでした。

ハロウィーン
この写真を撮った後に警備員に注意されました。公園一帯仮装した子供達で溢れかえっていました。

そしてここからが、アメリカの凄いところ。大人も子供に負けていません。

まず、フランケンシュタインが犬の散歩をしていました。ご主人様がフランケンシュタインになって、犬はどう思っているのかなと気になり見てみると、犬もカボチャを背負っていました・・。飼い主が飼い主ならば、犬も犬だなと(?!)。
タイムズスクエアの劇場街にはやはりいました。エルファバ!!しかも巨漢エルファバ!!!お肉の間に色が塗れていないみたいな・・。
他には、通りすがりの男性の顔が血だらけだったりと。かなりリアルにテカテカ光っていて、トレーナーにも血が飛び散り、本当に痛そうにして、きょどっていました・・。彼の流血は仮装だったと信じたいです・・。

いつか自分の子供が出来たらニューヨークのハロウィーン・パレードに参加させたいなと白昼夢をみてしまった、あったかい午後のニューヨークでした。