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夫の不倫が原因で離婚しました。こちらのブログは、不倫発覚から離婚までの過去の経緯を書いたブログになります。  

 

現在進行形の記事も時々投稿していますので、過去の出来事の記事を順々にお読みになる場合は、テーマごとに絞り込んでください。    

 

第1R「不倫発覚。」

第2R「妻、動く。」

第3R「真実を知るために。」

第4R「妻、悩む。」

第5R「妻、また動く。」

第6R「偽りの人。」

第7R「2人が行き着く先は。」

第8R「最善の道を探して。」 ←今ここです

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前回の記事はこちら

 

 

 

 

 
夫は1日早く出張先から帰国しました。
 
 
アポがひとつキャンセルになったとのこと。
 
 
観光でもして時間をつぶせはいいのに、サッと帰ってくるところは、アウェーが苦手な夫らしい。
 
 
翌日の土曜日は、大学OB会に夕方から参加するとのこと。
 
 
過去にOB会に参加したなんて話一度も聞いたことありません。
 
 
「ふーん、社交的になったのね。」
 
 
軽くゴリッと返す私です。
 
 
聞こえないフリをしているのか、夫、バスルームに消えて行きました。
 
 
土曜日当日、21時ごろ。
 
 
そろそろ密会、いや、2次会も終わる時間かな。。。
 
 
夫が帰宅する前に、私はいつものタスクをこなします。
 
 
えっと、鞄をチェックして、、、
 
 
あ、そうそう、最近ここチェックしてなかったな。
 
 
寝室の片隅にある小さなチェストでした。
 
 
ここには夫のものしか入っていません。
 
 
過去の給与明細、税関係の書類とか、古い通帳などです。
 
 
このチェストは定期的にチェックはしていますが、あまり大きな動きはない場所。
 
 
かつては、夫の給与口座の通帳がここに保管されていました。記帳が長い間なされていないために、残高が全く分からない状況でした。
 
 
財布は夫婦別です。生活費用の共通口座に、決められた額をお互いが毎月振り込んだ後は、各自が自分のお金を自由に使っていました。
 
 
よって、夫の支出状況は全く分からず。。。
 
 
同棲開始時に、夫が提案したこの方式を受け入れたことを今になって後悔です。
 
 
その夫の給与口座の通帳が、ある日突然、引き出しから消えました。昨年冬のことです。
 
 
どこに行ってしまったんだろう。
 
 
私に見られないように、どこか別のところに保管しているのは明らか。会社か実家に違いない。
 
 
この日も、チェストの中身に動きはないだろう、何も収穫はないだろう、そんな気持ちで引き出しを開けました。
 
 
印鑑が入っている黒いメッシュのポーチに手をやると、いつもと違う感触でした。
 
 
あれ?
 
 
何か入ってる。
 
 
ファスナーを開けて中身を取り出すと、
 
 
それは、まさに夫の通帳でした。
 
 
消えた通帳が戻ってきた。
 
 
心臓が脈を打ち始めました。
 
 
ドキドキしながら通帳を開くと、昨年末までの取引の記帳が追加されていました。
 
 
明細を一つ一つ確認していきます。
 
 
10万円の引き落としが月2、3回のペースでありました。ATMから現金をおろしているようです。
 
 
やっぱり。
 
 
これは想定内でした。夫の財布のお金の推移を毎日チェックしていたからです。
 
 
高い年収を得ているとはいえ、 月30万も一体何に使っているのか。
 
 
通勤にタクシーを頻繁に使ったり、中古CDをいまだ大量に買い続けていたり、は思いつくところですが、30万に到達するのに他に何で使い切っているのか想像がつきません。
 
 
そして、記帳された最後の取引を見た時、目が釘付けになりました。
 
 
〇〇年〇月〇日  80,000ラブカ  引落
 
 
8万ラブカ。
 
 
慰謝料だ。
 
 
不倫相手であるジャイ子氏へ支払った慰謝料。
 
 
本当だったんだ・・・。
 
 
呼吸が大きくなっていき、苦しくなってきました。
 
 
紙が一枚通帳に挟まれているのに気づきました。
 
 
広げてみると、それは銀行の振込受付書の控えでした。
 
 
◯月◯日
依頼人   〇〇ガキ夫
受取人   □□ジャイ子
振込金額  80,000ラブカ
 
 
複写式の用紙に微かに残っている筆跡は夫のもの。
 
 
銀行窓口に出向き、彼女の口座へ振り込んだということだろう。高額の振込は窓口でしか受け付けないからです。
 
 
2人のあの和解契約書は本物だったのだ・・・。
 
 
夫の鞄から見つけた和解契約書。昨年冬のことです。「二兎を追う人」「二兎を得る」)

 

 

 

 
独身と偽り肉体関係に持ち込んだとして、「夫はジャイ子氏に対して慰謝料8万ラブカを支払う」と記載されていましたが、
 
 
なぜか彼女側の弁護士の署名はなく、夫と彼女2人だけの署名しか入っていませんでした。
 
 
その不自然さと、相場をはるかに超えた額の大きさに、和解書は2人が偽造したものだと、当時の私は推理していました。
 
 
1年前に話は遡りますが、夫の不倫を知り、慰謝料請求という手段を私が取った時、請求する相手は、敢えてジャイ子氏ひとりにしました。
 
 
しかしながら、本来、不貞行為というのは、夫と不倫相手2人の「共同不法行為」とみなされます。
 
 
よって、彼女だけに請求しても、額によっては、彼女は夫に一部負担を請求することができるのです(求償権)。
 
 
だから、彼女が夫に求償権を行使するだろう、ということは想定内でした。
 
 
らぶか → メール → ジャイ子 → メール → 夫
 
らぶか ← お札 ← ジャイ子 ← お札 ← 夫
 
 
事実、当時、彼女側の弁護士は、最終的にはご主人が払うことになる、そんなことをしたら夫婦関係がさらに悪化するではないかと、私に請求を取り下げさせようと画策しました。
 
 
彼女が夫に慰謝料請求したこと自体は想定の範囲内。
 
 
でも額があまりにも高過ぎる。
 
 
彼女が私に支払った慰謝料は1万ラブカ。相場の範囲内の額です。
 
 
一方、彼女が夫から受け取った慰謝料は8万ラブカ。相場をはるかに超える額で高級外車がキャッシュで購入できるレベル。
 
 
らぶか ← お札 ← ジャイ子 ← 札束 札束 札束 ← 夫
 
 
 
実質、彼女は7万ラブカを得たことになります。
 
 
ありえない。
 
 
そもそも、あの2人はそんな常識外の額が動くような対立関係にはありません。不倫関係を今も水面下で続けている親密な関係です。
 
 
あまりにも不可解な状況に、これは夫による離婚の財産分与対策なのかもしれないと考えたこともありました。
 
 
慰謝料は贈与税がかかりません。彼女の口座に慰謝料名目で振り込むことで、夫は自分の通帳上の残高を減らすことができる。私に払う財産分与額を減らすことができる。というわけです。
 
 
でも、、、いくらジャイ子氏のことを心底好きで、将来結婚を約束している人であっても、財産隠しのためだけに他人の口座にお金を移動させるだろうか。
 
 
それとも、独身と偽っていたことに対する謝罪の気持ちを真摯に示すために、彼女の請求に素直に従っただけなのだろうか。
 
 
真相は分からない。
 
 
いずれにせよ、夫の意志で振り込まれたのは事実です。8万ラブカという大金が彼女のものになった事実には変わりません。
 
 
何かわからない不気味さを感じました。
 
 
考えれば考えるほど混乱して、呼吸が乱れてきます。 
 
 
なぜ。
 
 
なぜ、貴方はこんな金額を彼女に支払ったの。
 
 
罪滅ぼしのつもりなの。
 
 
彼女には贖罪の気持ちを持てるのに、
 
 
私にはなぜ同じ気持ちを向けてはくれないの。
 
 
ずっと一緒に過ごしてきたのに、
 
 
彼女よりもずっとずっと長い年月を過ごしてきたのに、
 
 
どうして貴方は私の気持ちに寄り添ってはくれないの。
 
 
探偵から以前送られてきた動画で見た、腕を組んで歩く2人の後ろ姿が脳裏から離れなくて、
 
 
どうしようもない敗北感に押しつぶされそうでした。
 
 
 

 

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皆さま、こんばんは

らぶかです

 

この頃は

呼吸が浅い症状がまだまだ治らず

くつろいでいる時も

仕事をして集中している時も

いつも小さくハアハアしていました

 

お口直しシリーズ

 

ABBA

〜 The Winner Takes It All 〜
 

 

勝者(彼女)が全て奪っていったの

っていう悲しい歌ですね

 

異国の地でプラプラしていた若かりし時のこと

同居していた営業職の女性

毎朝必ずCDプレーヤー(古い!)持参で

トイレにこもり、流すのはこの曲

 

この曲で気持ちを奮い立たせて

仕事に挑むのだと私に話しました

 

この曲を聴くたび

彼女が颯爽と会社に出かけていく姿を

思い出します

 

私も強くなろう・・・