就学前検診の時のケイくんの様子です
就学前検診の待ち時間の過ごし方
当日は、夫に休みを取ってもらい、ホノちゃんは夫と留守番で、
ケイくんと私は、幼稚園が終わった後、そのまま小学校へ向かいました
小学校へ到着すると、幼稚園とは比べものにならないぐらいの人、人、人
ものすごい人数でしたが、整理番号を受け取り、ケイくんと並びました
この流れ作業の空間で、ケイくんが苦手な検診があるので、
‘ 今から何が行われて、ケイくんは何をしたら良いのか ’
常に耳元で状況を伝えることにしました
緊張していたのか、人が多すぎて離れることを不安に思ったのか、
とりあえず、ケイくんは列からはみ出ることなく並ぶことが出来ました
初めに内科の検診があり、長蛇の列でしたが、検診の様子が遠くからでも見えたので、
ケイくんに、検診を受けている子を見てもらい、
「服をめくります」
「先生に○○○○(名前)を言います」
「お腹をポンポンしています」
「服を直します」
「終わりです」
ひたすら流れ作業の様子をケイくんの耳元で伝えました
自分の番が来るまで、前の子の様子を見ながら、私が何をしているのか伝えたことにより、
自分の番が来たら、かなりスムーズに内科の検診を受けることが出来ました
自分の名前が言えて、しっかり検診を受けている姿がとても立派でした
次に眼科の検診でした
内科の時と同様、眼科でも前の子の様子を見せて、
流れを確認し、どんなことが起こるのかを伝え続けました
ケイくんは、耳を塞ぎながらの検診となりましたが、
パニックになることなく、順番が来たら受けることが出来ました
耳鼻科の検診は、流れを見ただけでパニックになることが予想出来たので、
後日、耳鼻科を受診して、診断結果を小学校へ提出する約束をして、検診はパスさせていただきました。
そして、最後は歯科でした
歯科も内科と眼科同様、お口を開ける様子を見せて、
流れを確認し、私が状況をずっと伝え続けました
自分の番が来たら、お口を大きく開けましたが、
「軽く閉じて」や、「はい、噛んで」等の指示が理解出来ず、
私が横で軽く閉じた口元や、噛んだ口元を見せて、
ケイくんに真似するよう伝えたら、なんとか出来ました
歯科で終了だったので、終わったあとは、かなりホッとしました
こんなにスムーズに集団検診を受けられたのは、初めてでした
今から何が行われるのか、自分はどうしたらいいのか、
流れを伝えて、ケイくんはどう行動するのか教えてあげるだけで、
ケイくんは、落ち着いて検診を受けることが出来ました
1度もパニックにならなかったことにも感動しました
検診のあとは、すぐに療育施設へケイくんを送って、
私は自宅に戻るなり、ケイくんが無事に検診を受けられたことの余韻に浸っていました
これから小学校へ入学する子が当たり前に出来ることが、
ケイくんにとったら、とても難しい課題だったりしますが、
いつか課題がクリア出来ることを信じて、
これからもスモールステップで頑張っていこうと思います