2024.5.25(土)
ラーメン二郎 会津若松駅前店
de狂った話です。
久しぶりに遠征に行ってきました。
新緑の季節になるとAIZに行きたくなります。
何故ならすごく素敵な緑を感じながら訪ねる事が出来るからなんです。
ダさいたま中西部から会津若松迄は約240㌔。全て高速だと4時間弱で到着しますが、まあ景色は変わり映えせず退屈な道のりとなります。
しかし、下道を使うと90分ほど余計に掛かりますが、様々なロードサイドの風景や綺麗な自然を感じながらの道中となるんですよ。
特に那須塩原から南会津へ抜けるR400は絶景が続く山越えのルート。カブリオレなら間違いなくフルオープンで、そうでなくても窓全開でドライブしたくなるロケーションなんですよ。
残念ながら、このルートが冬季は凍結するため、寒冷地仕様ではない我が愛車では11月末から4月の中旬過ぎ迄は寄り付けないので、冬場の会津二郎には行けません。
そんな訳で昨年の10月以来となるAIZ路を気持ちよく走破した記録をお届け致します。
毎度の事ながら自宅を早朝5時前には出発。
旅のお供はSoul Train。自分的には少し下のジェネレーションですが、ドライブにはピッタリのファンクミュージックをチョイス。
埼玉北東部を抜けて古河市から新4号BPに進路を取るルート。
ご案内の通り無法地帯とも言われるビュンビュンバイパスを第2通行帯を中心に北上します。
周りの車の余りのマッドマックスぶりに神経を擦り減らしながら福島県という道路標識に従い奥州街道へ。
途中でトイレ休憩を挟み、さくら市→矢板市→大田原市と抜けて那須塩原へ。
途中、ホテルニュー塩原を過ぎR121に入るとワインディングが続きます。
とにかく絶景で気持ちよく走れます。
クルマも殆どすれ違わず、後ろからも来ないのでのんびり走り景色を楽しみながら進みました。
南会津に入るとトンネルを続けて通過。新しいルートのようで、我が愛車に備え付けの10年前のナビには道がありません。
道の駅たじまで2回目のトイレ休憩。
その後も順調に流れて会津入り。
いつものように店前のコインパへ駐機。
到着が10時20分ですから5時間半超のロングドライブとなりました。
実は本日のAIZツアーは会津の重鎮OKO®︎師匠と東京都民なのに会津がホームというド変態の麺トリーヴォ®︎師匠をお誘いしました。
残念ながらOKO®︎師匠は同一日程で東京二郎ツアーを敢行するとの事で今回は参加できず…
ただ、ド変態師匠は来れるとの事で現地で待ち合わせしました。
駅前をブラついてお店に戻って来ると10人以上のお客さんが並んでいます。
ニンニクとポークスメルが漂うこの辺りで待っているとド変態師匠が無事に到着。挨拶も早々にサードロットくらいのポジションに接続します。
定刻通りに開店し列が動き出しました。
もうチカラが無いのは皆さんご承知の通りなのでプチラーメン900円と汁なし変更(生たまご付)150円、ねぎ100円、ヒキブタ(ひき肉)100円、そしてしょうが50円の食券をゲッツ。
中待ちの椅子に腰かけていると、麺トリーヴォいやド変態師匠いや変態王子に気づいた店主さんが我々をテーブル席にご案内頂きました。食券をテーブル席の端に並べて「玉子抜きでお願いします!」と玉抜きコール。(自分、生卵が大の苦手です)ついでにトッピングを聞かれましたので「ニンニク少しとアブラで!」とお願いしました。
コチラのテーブル席は、昨年の冷やし中華の限定の時にOKO師匠と共に三人でご案内頂いて以来。しかしながら自分の様な出っ腹にはいささか厳しいんですよねぇ。お腹がつかえてすぐに満腹中枢に赤ランプが点灯してしまいがち。
まあ今回はプチなので大丈夫でしょう。厨房内は年季の入った川崎二郎のTシャツを着た店主さんと、初めてお見かけする若い男性助手さん3名。いつもの笑顔の素敵な助手さんはご不在でした。(体調を崩されてお休みだったそうです)
プチラーメン(麺半分豚1枚)900円
汁なし変更 150円
ねぎ 100円
ヒキブタ 100円
しょうが 50円
1,300円也。
いつ見ても美しい『満艦飾の美』。
プチにはコーンが入る様で、このあたりはYAENのスピリットを受け継がれているのでしょうか。そういえば店主さんが、先日野猿の店主さんが突然訪ねて来てくれたって嬉しそうにお話されていました。
会津のニューアイテムである『ヒキブタ』。粗めの豚挽肉でしょうか?
生姜はこれくらい。恐らくこの下にニンニクも入っていたような気がします。最初はヒキブタの上に乗っているのがニンニクかと思ったんですけど、画像検証の結果でも髭の生え具合から生姜であろうと判断しました。
コールしたアブラと糸唐辛子。下には白髪ネギも見えます。
そしてフライドオニオン。
豚は脂身もあるまるでトンポーローのような肉。メチャクチャ旨そう。
食べ始める前に汁の確認をすると、汁なしですが本日は結構しっかりめに濃いめのレーターが入ってるのが分かります。
そのレーターにヤサイとネギを付けて食べると・・・
コレコレコレコレ・・・
コレェ~!
自分的「二郎汁なし」の頂点に君臨していると確信してやまないタレですが本日のチューニングは過去イチ醤油感とブラックペッパーの主張が強い感じ。
麺リフトを収めていると、対面の変態王子から「めっちゃエエ匂いなんすけど!」
カエシと黒胡椒にグルと液体油で仕上げた濃いめのタレは、AIZの魂であるスープこそ入っていませんけど、その攻撃的なテイストがアテクシのハートを鷲掴みして放してくれないんです。
お初の『ヒキブタ』ですが、粗めの挽肉で味付けは薄味、あくまでも豚の旨味で勝負するアイテム。粗挽き故、そのコリコリとした食感も中々に新鮮です。コレは汁なしに合いますねぇ。
カタカタの麺に濃厚なタレが良く絡みついて濃いめの味付けなので、ヤサイは勿論の事・・・
ネギやフライドオニオンとも好相性。特に生姜とのマッチングは別格で、もしいかれる方がいらっしゃれば汁なしには生姜はマストだと覚えておいてください。
会津らしいカッティングの豚。脂身と赤身のコントラストがナイスなバラ肉。
肉質はシットリとしていて、味付けは薄味。何とでもあいそうです。
プチの証であるコーンを猛毒アブラと共に。これはヤベー奴です。えぇ、えぇ。
丼の底には濃厚なレーターと共に様々なアイテムが沈んでおり、穴あきレンゲのサポートの元根こそぎサルベージング。
っとその頃、変態王子の「つけ麺(麺まし600㌘)野菜マシマシ」が登場。何とも恐ろしいビジュアルに「あぁはなりたくない…(ナイショ」と心の中で叫んじゃいました。
そんなド変態な御仁の事は放っておいて、目の前にある残ったレーターと向き合います。店主さんにスープ割が出来るか聞いてみると「いいですよ!」とのことでスープ割をお願いしました。
スッキリ透き通ったカラーリングは街中華で出てくる醤油ラーメンのよう。細かな液体油の粒が素敵な模様を表層部に作成中。
丼にむしゃぶりついて完飲しました!メッチャ旨かった!
ごちそうさまでした!
店主さんに謝意を伝えると笑顔で有難うございましたとお見送り頂きました。
変態王子はあれほどのブツを全て胃に納めて涼しい顔で出てきましたよ。オソロシア。
帰りは流石に矢板ICから高速を使ってさいたま清河寺温泉へ。
しっかりと運転の疲れを落とすべく整ったら全身に疲労が回ってしまい、当初予定していたひばりヶ丘の非乳化営業への参戦は断念しました。
代わりに伺ったのは、上尾市は愛宕にある娘娘(ニャンニャン)。
言わずと知れた埼玉B級グルメのスタミナラーメンが有名なお店。
まあ、色々とアレなお店なんですけど、お味の方は鉄板で旨いです。
スタミナラーメン 600円
餃子 250円
半ライス 150円
1,000円也。
見た目よりしっかりと出汁の出た鶏がらスープにビックリします。
もっとシャバイ味かななんて思ってると、しっかりと鶏ガラの味を感じますし、スープとしてのクオリティー相当なものだと思います。
餃子は八角の香りが強い少しクセのあるタイプ。自分は大好きですねココの餃子。
当然完食です。
流石に500㌔走ってくると疲労困憊です。明日の日曜日はAIZの重鎮をジモジ(地元のラーメン二郎)にアテンドする約束があるので早く寝ます。
R55JCW 拝