ラーメン二郎 府中店 | グル狂日記

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かしこ。

2024.5.10(金)

  ラーメン二郎 府中店

  de狂った話です。

 

 

 久しぶりに府中二郎にきました。

 

 

 コチラにお邪魔するのは2月のアタマ以来。ホントは少し前に行きたいなと思った事があったんですけど、なんだか色々とザワついていたので控えました。

 

 まあ、通算70回程度の経験しか持たない自分が差し出がましいことは言えませんけど、色々と考え方がある中で自分的には府中二郎特に店主さんのスピリットは、メルマガで26DAYを告知していた頃も、ツイッターですら(旧)と言われるSNSが超高速で世代交代していく昨今も、時代がいくら動こうが、一向に不変といいますか…微動だにしないと言いますか…お隣の連れ込み同様に。

 

 一本気な店主さんは多分、全く動じていないんでしょうけど。自分の考えですけどその店に愛があるなら目立たないのが一番かと。ホテルもコソコソ入るから燃え上がるんじゃないすか?ラブ

 

 

 もちろん事の発端は宜しく無い事ですし控えなきゃイケない事なのは大前提ですが。発言力の強い方はねぇ。アレですよ。シレーっと事を進めるのがスマートなんじゃ無いでしょうかね。知らんけど。

 

 

 そんな府中二郎ですが、当初はブロガー殺しのお店になっちゃうなぁ〜なんてガッカリしていましたが結果的に前よりも撮影規制は緩和された模様。

 

 

 モチのロンde並びや食事中のお客さんを撮影したり、店主さんや助手さん、厨房内などを撮影するのは御法度ですが。当たり前ですよ。えぇ、えぇ。

 

 

 接続から40分弱で入り口付近へ。券売機の上に置かれたラジヲからは川田トムのイノベーション・ワールドが流れるいつもの金曜府中の光景。

 

 

 券売機も初めて撮影しました。つけ麺1,000円の食券を買って券売機の前で待っていると店主さんから「あつもり~?」と確認が入りましたのでお願いしました。因みに自分は真夏でもつけあつ一択です。

 

 

 ピットは色々なお客さんに冗談を言いながら楽しそうに麺上げしている店主さんと、初めて見る若い男性助手さん。

 

 今夜は「カタメ」をコールするお客さんが多かったです。自分のお隣さんは麺量確認の時に申告し忘れてしまったようで、次は早めに言ってねぇ~、次も来なきゃいけないねぇ~」と冗談を飛ばされていました。

 

 一昔前の極太麺の頃では考えられなかったやり取りですね。昔ならカタメコールしようもんなら「やめといた方がイイよ!ウチの麺は暴れん坊だから」みたいな制止が多々入った記憶があります。

 

小つけあつ

1,000円也。

 

 

 コールはニンニク少しです。

 

 

 府中ではあつもりを頼むとお湯ではなく素のスープに入って麺が提供されます。この提供方法故、まず火傷しそうなほど灼熱のままつけ麺が味わえます。

 

 次に麺が適度にデロって更に麺に豚出汁満載のスープが絡むのでつけ汁が薄まるどころか旨味が倍増していきます。

 

 そして最後はセルフスープ割が堪能できます。このようにあつもりにはメリットしかないのです。従って極寒の真冬は勿論の事、灼熱の真夏でもつけあつ一択な訳です。えぇ、えぇ。

 

 

 ニンニクは少しですとこれくらい。刻みは粗めでしょうかね?野趣あふれるオイニーキツメのニンニクで御座いますので翌日まで予定のある方は入れない方がよろしいかと。

 

 

 つけ汁は・・・あれ?ちょっと色が薄いかな?

 

 

 因みに前回2月に頂いた↑つけ汁と比較してみますが…画像からはあまり違いは感じ取れませんが兎に角見ただけで若干の違和感を感じた次第で御座います。

 

 

 そのつけ汁の中には通称「赤いダイヤ」と言われるニンジンが2片。他にも細かく刻まれた玉ねぎや生姜のかけらなんかも見つかるのが府中汁のトレジャーハンティング。

 

 

 所謂カエシの入っていないそのまんまの府中汁は綺麗な色をしています。非乳化なので液体油の層がしっかりと見て取れます。

 

 

 その府中の命の源に野菜をつけて頂いて参りましょう…ウホッ!優しくもしっかりと豚の出汁を感じる旨味満点のスープです。

 

 

 麺もそのままスープから引き出して啜っちゃいましょう…おぉ・・・オーションの香りと独特なかんすいの香りが「シンプルな中華蕎麦」の麺を啜った時のテイストを想起させてくれます。

 

 

 今度は勢いのまんまつけ汁に潜らせてズルズルっと・・・おっ?なんか薄目?

 

 うんうん、あまりしょっぱくない。いつもの府中のつけ汁はまず最初にFZのショッパさがガツンと来てから豚出汁の旨味が口に広がるイメージですけど、今宵のは最初から塩味はほどほどで豚出汁全開のつけ汁が口いっぱいに広がって行く感じ。

 

 

 これはこれでアリ寄りのアリです。寧ろウエルカム。そして幸運の証「赤いダイヤ」をそのまま一口で頂き…って、熱ッッ!火傷しますやん。ゲッソリ

 

 

 豚はいつも通り「鬼ショッパイ奴」で一安心。

 

 

 豚とともに頂くといつもの府中のつけあつ感が戻ってまいりました。にしても、味全体がFZに喰われないので、麺自体が持つオーションの香りやかん水の臭いがよく分かります。これはこれで捨てがたい旨さですね。

 

 

 で、府中の味付けには「白胡椒」が合うんです。それもタップリ目に掛けて。

 

 

 少しくしゃみを催すくらいに掛けるのがオヌヌメ。刺激的な一杯に変身すること間違いありません。

 

 

 ニンニクや豚なんかと一緒にどんどんと食べて行きます。

 

 

 そして仕上げは一味唐辛子。これも中々香ばしい香りが加わってオヌヌメです!

 

 

 最後はモチのロンで麺丼に残った素のスープをつけ汁に全投入。

 

 

 気を付けないと丼が脂で滑りますので、移す作業は慎重にお願いします。やらかしたら目も当てられないので。

 

 

 ラストランはひたすらレンゲを口に運んでフィニッシュ。

 

 

 これくらい残すのがデキル男の健康管理。

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 周りは激変していますけど、店主さんの作る二郎は初めて食べた時も、一人厨房内でフリーズしていた時も・・・そして今も全くもってかわりません。そんな府中二郎を陰でそっと応援し続けたいと思っています。

 

 

 うまかったなぁ~…

 

 R55JCW 拝