ラーメン二郎 一橋学園店 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2024.3.20()

  ラーメン二郎 一橋学園店

  de狂った話です。

 

 

 いよいよMLB開幕戦。

 


 

 ソウル・シリーズと題して異例の韓国での開幕戦を迎える大谷翔平新加入のドジャースとベテランメジャーリーガーであるダルビッシュ有が開幕投手を務めるパドレスとの対戦。

 

 もちろん、ゲーム全てが楽しみなんですが、大谷とダルの直接対決がどうなるか…新妻を率いて韓国入りしてから少し湿り気味のオオタニサンのバットが気になるところですが…

 

 まぁ彼の事ですから、本番ではしっかりと気持ちを整え(彼クラスになると調子はフィジカルよりもメンタルによるものが大きいはず)必ずや大砲が火を吹く事は間違いないでしょう!

 

 ただ、対するダルビッシュ有はドジャースキラーとして防御率2点台を誇る好相性。メチャクチャ白熱しそうですよね!

 

 

 MLBの開幕戦をプライムタイムのNHK地上波で放送するという正に前代未聞の応援体勢に、必ずや白熱した『ベースボール』を2人は見せてくれるでしょう!

 


 

 さて、毎回のくだらない前振りにお付き合いいただいた方々ありがとうございます。また、興味のない方は早々に区切り線までスクロールしていただきお手数をおかけしました。

 

 本日は特に予定もなく(いつも)、夜の野球までをどのように過ごすかなんですが、まあラーメン食って温泉♨️入ってくらいしか無いんですけどね。

 

 そんな今日のターゲットに選んだのはコチラ…

 

 

 1284GE二郎でごぜーやす。お正月明けに行って以来ですが、この時にある変化に気付きましてん。

 

※今年1月の夜遅い時間帯のビジュアル

 

 めっちゃ乳化してますやん。1284GEといえばJBCのDNAを引き継ぐ非乳化二郎というイメージだったんですよ。

 

※去年9月の同じく夜遅い時間帯のビジュアル

 

 実際、この画像のようなFZが色濃く映える所謂『醤二郎』のビジュアルだったはずなんです。

 

 ただ、よく一緒に二郎回りをしていただいている八王子のマッチョマンこと麺トリーヴォ®︎師匠がある時「一橋学園ってメッチャ乳化してますよね?」などと、アテクシの浅い認識の中では正に青天の霹靂のような発言をされたんですよ。

 

 自分的には「エェェェっっ?」というリアクションしかその時は出来なかったんですが、前回ド乳化に近いルーシーにぶち当たって認識が覆されたと。

 

 前回は夜の部閉店間際の深い時間だったのでアブラが回ってしまったという可能性もあります。そこで朝イチにフレッシュなルーシーでその乳化度を改めて検証しようと開店前を目指してお店に向かいました。

 

 

 それにしても年度末で祝日にも関わらず道路工事があちこちで。作業に従事されている方々、おつかれで御座います。

 

 

 そんな道路状況により、予定より大幅に時間が掛かりお店先の三井のリパークに駐機したのが開店10分前。

 

 

 急いでお店に向かうと10人程のお客さんが並ばれています。

 

 

 コチラは日が良く当たる場所なんで、ダウンベストを持ってきたんですが、一か八かの賭けで車に残したままパーカーのみでお店に向かいました。

 

 読みは当たり、風はありましたが寒くは無く開店時間を迎えられました。11時には20人程の行列になりましたが、コチラのお店のポテンシャルからすると全然少ないとさえ思えます。

 

 ほぼ定刻通り開店すると、中からお見かけした事のある女性助手さんが出て来られてファスロの方々の麺量確認がありました。

 

 

 入店してシンプルな券売機にて『小』850円の食券を購入。

 

 

 開店直後の店内が色々とカオス過ぎて、他店なら劇場発動してもおかしくない状況でしたが、大柄な店主さんは「はぃ、はぁ〜い。」と全て優しく流しておられました。女性助手さんも本当に大変そう。

 

 コールも皆さん強烈過ぎて見ているコッチがヒヤヒヤしましたが、独特ののんびりとした空気は相変らず流れていて一安心。

 

 硬めの方が両脇にいらっしゃって、少し遅れて助手さんからニンニクの有無を確認されたので、ニンニク少しとアブラでお願いした待望の一杯が到着。

 

小半分豚1枚

850円也。

 

 

 ウハッ!めっちゃ多い💦

 

 

 やっぱ野菜少なめでお願いしないと相当な標高になりますねぇ。さて、心して頂きましょう。

 

 

 で、今回の検証のターゲット、朝イチのスープの状態ですが…

 

 ド乳化

 

 ですやん?

 

 

 アブラはカエシに染まった味付けタイプがたっぷりと。ヤバいです。猛毒です。

 

 

 ニンニクは少しでコレくらい。このニンニク、少しでも相当パワフルでした。食後のオイニーがとんでもないレベルが自分でも分かるヤツ。

 

 このニンニクの臭いでは温泉でニンニクテロを起こしかねませんので真っ直ぐ帰宅してブログを書いている現在、自らのニンニク臭にヤラレそうです。ゲッソリ

 

 

 味付きのアブラを塗した野菜を頂くと、灼熱のシャキ野菜に猛毒のテイストがしっかりと纏わり付いて猛烈に旨いです。

 

 

 一気に食欲に火が付いたアテクシは、まるでチェリー●ーイが千載一遇の好機に遭遇し、焦って対戦者の鎧を剥がすように、アタフタしながら麺を丼の底から引っ張り出しました。

 

 その麺の周りにはしっかりと脂の回った乳化スープが見えますね。

 

 

 勢いのまま一気に啜りあげて逝きますと…

 

ウホッ!

 控えめに言って

3150!

 

 

 しっかりとアブラの回ったスープと言えば、ひばりヶ丘や、桜台、松戸なんかを想像しますけど、コチラ1284GEのルーシーは他店と比較してよりFZの醤油感が前に出ている感じです。

 

 モチのロンでベースのスープには猛烈な豚の旨味が凝縮されているばかりか、乳化した脂が溶け込んで強烈な旨味の集合体となっています。その塊にグルがぶち込まれることで多くの廃人を生み出してきた「二郎のスープ」として完成しています。

 

 

 そして少量ですが強烈なインパクトだったニンニクを塗して啜るととんでもない旨さでした。やっぱ、二郎にはニンニクだよなぁ~と思わせてくれるお味。

 

 

 最近の新店の中では比較的柔らかめの茹で加減なのは、やはりJBCのイズムを継承しているからでしょうか?兄弟子である西台二郎も常にヤワフワな麺を提供していますから、そのあたりはしっかりと一家相伝の様相を呈している感じとでも言いましょうか。白胡椒が本当に良く合いますねぇ。

 

 

 豚は1枚に減量してもらいましたけど、兎に角半分にしてもかなりのボリューム感である1284メーンが食べても食べても丼の底から湧いてくるので、やっとの思いで胃に納めた感じ。

 

 

 肉質はシットリと柔らかく、味付けは薄味。ルーシーに良く浸して食べるのが吉です。

 

 

 で、最後はこの粗挽きの唐辛子。これを振り掛けると一気に千代田区の味に近づくのは気のせいでしょうか?チュー

 

 乳化したスープに、キリットした刺激を与えてくれる秀逸な調味料です。

 

 

 自分のロットは周りの方が結構なスローペースだったので余裕があったので、今日はじっくりと丼の底に沈む固形物をサルベージして同時にスープを味わいます。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 最後はかなり極上乳化ルーシーを飲んでしまいました。

 

 店主さんに謝意を伝えお店を出ると、20名ほどの方々が並ばれていて一安心。少し前に夜の部に来たら空席があったりして少しだけ心配していました。

 

 

 場所柄なのか、あまり二郎慣れしていない方も多いようで、老婆心ながら大丈夫かな?って思うような場面にいくつも遭遇した本日の1284GEでした。

 

 勿論、知らないなら仕方ないんですけど、ファスロセカロは片方から順に席を詰めていくのが二郎での暗黙の了解みたいになっています(事実今朝もそうでした)けど、一人だけ離れて端の席に陣取ってみたりとか割と自分勝手な振る舞いに近いと思われるような行動もあったり…

 

 

 店主さんは優しいキャラなのであまり注意したりとかはしたくないんでしょうね。まあ、こんなルールみたいな事を押し付けたりするのは勿論良くないのでしませんけど、郷に入っては郷に従えって言う言葉も考えてみて欲しいなと思わされた今日の出来事でした。

 

 R55JCW 拝