新ラーメンショップ 狭山本部 | グル狂日記

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かしこ。

2023.10.18(水)

  新ラーメンショップ 狭山本部

  de狂った話です。

 

 

 サラメシ射程距離内にあった店ラーメンショップ的場店が閉店してそろそろ1年が経とうとしています。

 

 

 エアコンが無くて夏場は地獄だったり、一昔前に一躍有名になった『騒音オバさん』にキャラ被りする上に、激烈塩対応な女将さんが仕切ってたりとか中々ユニークなお店ではありましたが、味の方は間違いないラーショで御座いました。

 

 

 そんな老舗ラーショが店仕舞い(噂では店主さんの体調の問題だとか…)してしまい、中々ラーショに行く機会も減ってしまっていたんですよ。

 

 しかし今日は仕事で出掛けた辺りで、割と古くから繁盛している『新ラーメンショップ狭山本部』がある事を思い出し逝ってみますた。

 

 

 

 最後に来たのは多分20年近く前なんで、お店の場所自体は覚えてましたけど、どんな味だったか、自分的に『うまい』マークの入った普通?のラーショだと思ってたらやや本流を外れる?系列だったとか今更のように気付くほどラーショに関してド素人な自分で御座います。

 

 

 因みにラーメンショップと新ラーメンショップとの違いとかについてはラーショ系ユーチューバー?のヒロ・ダディ®︎師匠が運営するダディチャンネルか、上記にリンクを貼らせていただきましたサイトに非常にわかりやすく解説されておりますので深く知りたい方のみ掘ってみてください。(自分的にはそこまで興味が無くてサーセンニヒヒ

 

 

 さて、所は狭山智光山公園の目の前。R16の入間川3丁目交差点を新富士見橋方面へ折れ、県道日高狭山線を日高方面へ暫く走った左側。

 

 お店の脇が砂利引きの駐車場🅿️となっており、結構な台数が停められます。お店の入り口頭上には年季の入った赤地に白文字フォントもラーショ純正?の看板が。「うまい」のスペースに「本部」と入ったソレは何か凄く仰々しい感じがしますね。

 

 因みに営業時間は10:00~20:30となっているようですが1日分仕込んだ麺が無くなり次第終了とのこと。定休日は月曜日に加えて第2火曜日は「社員研修の為」お休みとのこと。

 

 

 お店に着いたのが正午を20分ほど過ぎた頃。変則的なカウンターが2箇所(12席)とテーブル席3卓に小上がり2卓で構成された総数20人以上は優に収容可能なレトロでカオスな雰囲気の店内は満席。

 

 

 少しそのまま待って空いたカウンター席を案内されます。ラーショと言えば店内に縦書きのメニュー札が掲示されているイメージなのでキョロキョロしましたが此方の店内の壁にはお好み表示以外は見当たらず。

 

 すぐにオバチャン(敢えて失礼を承知でこの様に表記させていただきます)が詰め気味にやってきました。


 左手に伝票の束を持ち、右手のボールペンを伝票に添え拝むようなポーズで『はい、何しましょう?』って。


 いやいや、ちょっと待ってくれと。皆んなが皆んな常連さんじゃないんだから選ばせてよと。

 

 メニューを見渡して大人気と書かれたネギチャーシューメンを中盛りで、そしてネギ増しをお願いしようと先程のオバチャンを呼ぶと今度は少し待てと。

 

 なんだかなぁと思いながらも結局そのオバチャンにオーダー。皆さん聞かれているお好みについては一切聞かれずに…


第二火曜日にしっかり接客の研修受けてください。

 

 因みに若いおネイサンもいたんですけど、その方はお好み(麺の硬さ、味の濃さ、脂の量)を全てのお客さんに聞いていました。

 

(少しお店の情報等を…)

 

 公式HPには喫煙可となっていましたがカウンター席に灰皿の設置もありませんでしたし、店内に紫煙の香りは皆無でしたので少なくともランチタイムは煙草の煙の被害を受けることは無いかと思われます。はい。

 

 メニュー構成はラーメン類、つけ麺類がそれぞれ醤油系と味噌系、そこへラーショネギやチャーシューが乗るといったラインナップ。

 

 加えて千葉県コシヒカリ使用というごはん物には焼き豚、ネギ、ねぎマヨのそれぞれ丼にカレーライスと、一品料理が餃子にもつ煮と一通り揃ってます。

 

 お客さんはガテン系の方を中心にリーマソにご夫婦連れ、更には会話の内容からお隣にある巨大遊技場に来られているファンキーなお客さんとそれはそれはバラエティーに富んだ客層で賑わっています。

 

 このように、まあとにかく混んでいます。また昔からやっていてこれだけ混んでいるという事は味も間違いないでしょう。

 

 

 そんな中、殆どのお客さんがコッテリで!(アブラ多め)と頼んでいるのを見て、有名ラーショの牛久結束店を思い出しました。

 

ネギチャーシューメン 1,050円

中盛り 150円

ネギ増し 150円

1,350円也。

 

 

 そんな事を想っていると感じの良い若いおネイサンからにこやかに注文の品が到着。

 

 

 増したネギはどれほど増えているのかよく分かりませんが食べたら結構ありました。

 

 

 デフォの叉焼の量が分かりませんが、チャーシューメンですと4枚乗る模様です。

 

 

 それでは早速スープから頂いてまいりましょう…おぉ、うんまい。所謂豚骨醤油のライトな仕上がりのルーシーは豚臭さ等は皆無のスッキリ微乳化。

 

 そこへ細かい背脂が浮かぶ東京豚骨にも通じる仕上がりです。背脂の甘味と強烈なグルの後押しもあって軽いのに中毒性の方は非常に高く、気を付けないと飲み干してしまう系のソレであり、飲み干したら半日喉の渇きに苛まされる系の白い粉を大量に含んだやつです。

 

 事実食後8時間近くたった今も猛烈に喉が渇いていますし、吐く息は未だにギーネースメル満載で御座います。えぇ、えぇ。

 

 

 一方楽しみにしていたラーショネギは非常に上品な仕上がり。ごま油が効いてますけど味付け自体は非常に淡泊でスープを活かす名わき役といった絶妙な塩梅。このネギは旨いですねぇ。ネギリアンとしては嬉しい限り。

 

 

 和えネギの中にはサイコロ状のチャーシューも入っていました。

 

 

 ワカメは非常にシャキシャキしていて色合いも良く新鮮な感じ。よく分からんけど。

 

 

 そして麺を啜ろうとして箸を差し込むと、箸の先には想像をはるかに超える重量感が伝わってまいりました。コレは結構あるぞ。大丈夫かな…ガーン

 

 一番驚いたのは其の細さです。かなりの細麺。ラーショの麺でこれほど細いのは非常に少ない今までの経験でも初めて。

 

 低加水で舌触りに抵抗を感じ、もう少し細ければ博多ラーメンにも使えそうなもの。茹で加減はデフォで柔らかめ。カタメが好きな方は間違いなくカタメ申請しないとえらい目に合いますからお気を付け下さい。

 

 

 上品な味付けのラーショネギなので、麺と一緒に啜っても麺の香りや旨味を邪魔しないところがイイですねぇ。

 

 

 チャーシューはバラの巻きチャーかな。バラらしく赤身の部分は結構な歯ごたえ。デフォは冷えているのでしっかりとスープに漬けないと脂身は全く溶けませんのでご注意を。

 

 まあ、個人的には増量するほどの旨味は感じませんでしたので、次回機会があればチャーシューはやめておきます。

 

 

 そして黒胡椒を加えたらエライ良くなりましてん。スパルタンな感じが甘めのルーシーに喝を入れて非常に良い感じに。

 

 

 ワカメとネギと麺とワタシ。

 

 

 海苔は溶けない奴で良かったです。閉店してしまったラーショ的場店の海苔は30秒で溶けてしまいましたから。えぇ、えぇ。

 

 

 ヤバイ、ヤバイと思いつつも結構呑んでしまって今現在猛烈な喉の渇きと胸焼けに襲われています。旨いので皆さんお気を付け下さい。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 感じの良い男性店員さんに現金で会計し、サービス券をもらってお店を出ました。

 

 

 1杯サービスまで通えるかは今の所諸条件を加味して微妙です。

 

 R55JCW 拝