グダグダ書いてもしようがないので訂正・補足版を用意しました。
「『月面X』の予測の“ズレ”を予測する方法」
「2014年6月5日の『月面X』見え方の推移予測」
「2014年11月29日の『月面X』見え方の推移予測」
「太陽の月面経緯度が358度になったときの「月面X」の地点での太陽の高度」
「月面Xの地点での太陽の高度が-0.97度になるときの太陽の月面余経度」
「月面Xの写真が撮影されたときの太陽の月面余経度、月面緯度、高度の一覧」
以上とこれらを検討したときのExcelファイルを
「「月面X」に関する記事の重大な誤りについてのお詫び」
として新たに記しました。
ただし『「月面X」やその予測をどう考えるか』はこの記事に書いたとおりです。
--------
本記事の内容のうち2014年6月5日の「月面X」の記述に関する内容は使っているデータ(太陽の月面緯度)を取り違えていたため誤っています。誤っている部分には取り消し線を施してあります。(6月5日の太陽の月面緯度を1.21度として計算していましたが実際には-1.15度でした)
内容については6月5日以外のものも含め再検討し上記にあるとおり別の記事とさせていただきました。6月5日の「月面X」についての記述以外は問題ありません。以上お知らせするとともにお詫び申し上げます m(._.)m
-------
今回は“要旨”です。結論だけ書きます。
なお月面Xの地点から見た太陽の高度を知るには月面Xの地点の緯度経度が必要ですがこれは
「pierres blanches と 《カガクするココロ》 - [50] 月面Xと「太陽の月面余経度・月面緯度」 (13/3/26)」
にある値を使わせていただきました。
また太陽の月面余経度、月面緯度は「NASA JPL Horizons」の値、あるいはそれを二次関数で近似したものを使っています。太陽高度の計算式は天文年鑑にあるものを使用しました。
より高い精度の予測のためにはこれまでの観測記録の分析が重要です。もしデータをお持ちの方は日にち・時刻とそのときの状況をお教えいただければありがたいです。記事の表に追加させていただきます。見えなかった、“X”の形には見えなかった、という情報もとても有用です。
月面Xはどのような現象か?
日の出の直前に高い山の山頂や高層ビルの先端だけに日の光があたるのと同じようにクレータの先端にだけ光があたった状態と思われます。
このようなケースでは地形によってはクレータがふだんは見られないような形に見えるはずです。
月面Xはいつ見えるか
月面Xの地点における日の出の直前(あるいは日の出の直前直後)と思われます。
日の出の位置は毎回少しずつ異なりますので完全な予測はデータを積み上げない限りむずかしいとは思いますが下記のデータを参考にすると月面Xでの太陽の高度は-1度から0度(あるいは1度近く?)までにあるときと予想されます。
2014年6月5日の月面Xの出現時刻予想
6月5日の太陽の月面緯度は昨年3月19日の月面X出現時の近い値となっています。昨年3月19日にいつ見えたかがわかればかなりいい精度で予想できると思われますが大胆に予想すると....
16時30分頃から月面Xの位置に何か見え始めてくると思われます。
17時45分頃になると確実に見えるでしょう。
20時00分頃までは確実に見えると思われます。
21時00分頃までなんとなく見えるかもしれません。この時間帯は上側のクレータの輪郭がじょじょにはっきりしてきて形がだんだん“X"とは違っていくでしょう。
「月面Xはいつ見えるか?(要旨)」 編集 (この記事)
(2014-04-17 19:15:13)
「『月面X』の予測の“ズレ”を予測する方法」
「2014年6月5日の『月面X』見え方の推移予測」
「2014年11月29日の『月面X』見え方の推移予測」
「太陽の月面経緯度が358度になったときの「月面X」の地点での太陽の高度」
「月面Xの地点での太陽の高度が-0.97度になるときの太陽の月面余経度」
「月面Xの写真が撮影されたときの太陽の月面余経度、月面緯度、高度の一覧」
以上とこれらを検討したときのExcelファイルを
「「月面X」に関する記事の重大な誤りについてのお詫び」
として新たに記しました。
ただし『「月面X」やその予測をどう考えるか』はこの記事に書いたとおりです。
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本記事の内容のうち2014年6月5日の「月面X」の記述に関する内容は使っているデータ(太陽の月面緯度)を取り違えていたため誤っています。誤っている部分には取り消し線を施してあります。(6月5日の太陽の月面緯度を1.21度として計算していましたが実際には-1.15度でした)
内容については6月5日以外のものも含め再検討し上記にあるとおり別の記事とさせていただきました。6月5日の「月面X」についての記述以外は問題ありません。以上お知らせするとともにお詫び申し上げます m(._.)m
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今回は“要旨”です。結論だけ書きます。
なお月面Xの地点から見た太陽の高度を知るには月面Xの地点の緯度経度が必要ですがこれは
「pierres blanches と 《カガクするココロ》 - [50] 月面Xと「太陽の月面余経度・月面緯度」 (13/3/26)」
にある値を使わせていただきました。
また太陽の月面余経度、月面緯度は「NASA JPL Horizons」の値、あるいはそれを二次関数で近似したものを使っています。太陽高度の計算式は天文年鑑にあるものを使用しました。
より高い精度の予測のためにはこれまでの観測記録の分析が重要です。もしデータをお持ちの方は日にち・時刻とそのときの状況をお教えいただければありがたいです。記事の表に追加させていただきます。見えなかった、“X”の形には見えなかった、という情報もとても有用です。
月面Xはどのような現象か?
日の出の直前に高い山の山頂や高層ビルの先端だけに日の光があたるのと同じようにクレータの先端にだけ光があたった状態と思われます。
このようなケースでは地形によってはクレータがふだんは見られないような形に見えるはずです。
月面Xはいつ見えるか
月面Xの地点における日の出の直前(あるいは日の出の直前直後)と思われます。
日の出の位置は毎回少しずつ異なりますので完全な予測はデータを積み上げない限りむずかしいとは思いますが下記のデータを参考にすると月面Xでの太陽の高度は-1度から0度(あるいは1度近く?)までにあるときと予想されます。
16時30分頃から月面Xの位置に何か見え始めてくると思われます。
17時45分頃になると確実に見えるでしょう。
20時00分頃までは確実に見えると思われます。
21時00分頃までなんとなく見えるかもしれません。この時間帯は上側のクレータの輪郭がじょじょにはっきりしてきて形がだんだん“X"とは違っていくでしょう。
日にち | 時刻 | 太陽の 月面 余経度 | 太陽の 月面 緯度 | 月面X地点 における 太陽高度 | 状況 | 参考記事 |
2013.03.19 | 18h40m | 357.55 | 1.23 | -1.90 | まったく見えない | 「サダルテミスさん - 月面X 初観測 (^∇^)」 |
2013.03.19 | 19h12m | 357.82 | 1.23 | -1.65 | Xには見えない | 「サダルテミスさん - 月面X 初観測 (^∇^)」 |
2014.06.05 | 357.99 | - | ||||
2013.03.19 | 20h20m | 358.40 | 1.23 | -1.13 | ○ | 「サダルテミスさん - 月面X 初観測 (^∇^)」 |
2013.01.19 | 16h44m | 358.63 | 1.43 | -1.01 | ○ | 「「月面X」の正体」 |
2014.06.05 | 358.54 | |||||
2013.03.19 | 20h58m | 358.72 | 1.23 | -0.84 | ○ | 「サダルテミスさん - 月面X 初観測 (^∇^)」 |
2014.06.05 | 359.09 | |||||
2014.04.07 | 18h39m | 358.74 | 0.33 | -0.44 | ○ | 「サダルテミスさん - 月面Xが星食とコラボ!?」 |
2014.06.05 | 359.65 | |||||
2013.01.19 | 18h57m | 359.76 | 1.43 | 0.01 | ○ | 「「月面X」の正体」 |
2014.06.05 | 360.2 | |||||
2014.04.07 | 21h01m | 359.95 | 0.32 | 0.65 | ○ | 「サダルテミスさん - 月面Xが星食とコラボ!?」 |
2014.06.05 | 360.75 | |||||
2014.04.07 | 22h06m | 360.50 | 0.32 | 1.15 | 上側のクレーターの全周が見え始めている | 「サダルテミスさん - 月面Xが星食とコラボ!?」 |
2013.01.19 | 23h53m | 362.26 | 1.43 | 2.26 | 上側のクレーターが全周見えている | 「「月面X」の正体」 |
「月面Xはいつ見えるか?(要旨)」 編集 (この記事)
(2014-04-17 19:15:13)