竜の尾っぽの子廻屋 -2ページ目

竜の尾っぽの子廻屋

尾道暮らし。お寺の掃除請負、ゲームイベント開催、メッセンジャーな個人事業主。
ネガティブな人間がスローペースででも変化するさまを実況しつつ、好きなものについて書いてます。

二次創作【Pixiv】http://pixiv.me/habyy

同人誌を作ってから、反動のように動けなくなっておりますあん子さんですこんばんはーーー

 

 

友達と話していて気がついたのだけれど

 

 

私は純度百%の幸福や萌えが怖い

 

なんかこう…純度百%ばっかりだと逆に怖いというか、そんなご都合主義なくない?!

 

栄養が溢れすぎて消化負傷起こしそう!!みたいに戦々恐々としてしまう…。

 

 

 

 

あん子さんは腐女子である

 

いわゆる古(いにしえ)の腐女子といってもいいかもしれない

 

オタク、腐女子という属性だけで気持ち悪がられ罵倒される空気が漂っていた

 

 

あん子さんもリアルに(上記とは別の)友達に「原作のキャラに悪いと思わないの?」などと悪気なく問われる感じだった

 

…まぁ、その時はもうひとり同じような腐女子の友達がいたけどさ

 

 

 

 

気がついたら茨道を歩いてきた

 

王道が羨ましくてたまらなかった

 

あん子さんが目覚めた時期は

 

ただでさえ携帯電話やパソコンが一般的に普及しておらず

 

もちろんpixivもTwitterすらもない

 

BL二次創作を探すだけでも大変な時代

 

好きな作品の二次創作をしているHP(ホームページ)を探し、その中から自分の好みのカップリングはないかとリンク集を彷徨う

 

地道に、時間をかけて、虱潰しに

 

 

それでも読みたいものが手に入る確率は少なかった

 

 

時が経ち、手軽に同人誌が手に入るようになり

 

まさかの結構大きめのジャンル、母体数がそれなりにあるカップリングにハマった

 

だがそこでも苦難は待ち受けていた

 

 

公式でくっっっっっっっっそ仲悪いカップリングにドハマリしてしまった

 

 

それでも公式からの供給を砂漠のサボテンが夜露を吸い上げるがごとく萌を見出していたのだけれど

 

今度は二次創作で自分のストライクに入る設定が少ない

 

そもそも二次創作の供給自体が少なかったから、解釈違いを気にしていられなかった

 

 

同じカップリングでも解釈が違って素直に楽しめない

 

 

お腹が一杯になるまで食べられるようになり、今度は好みが出てきたのだ

 

 

 

 

私はあんまり100%のハッピーエンドを求めない

 

 

というか

 

何もかもうまくいく話が苦手なんだなぁ、と

 

すぐに両思いで、周りからも祝福されて、順風満帆

 

そういうものがすごく『ご都合主義だ』という忌避感が湧いてくる

 

 

ご都合主義じゃ駄目なの?

 

二次創作だってご都合主義じゃないか

 

 

と言われればその通りで

 

悔しいけれど言い逃れできなくて

 

だからこそ、少しでもリアルに、ご都合主義じゃないように書かなくちゃ

 

自分にとって都合のいい、自分の望む自分に都合のいいキャラにしないで

 

原作に近づけて、正しく、せめて他の部分は間違わないように

 

ちゃんとしなくちゃ

 

間違っちゃいけない

これ以上自分の好きにしちゃいけない

自分の都合のいい話にしちゃいけない

 

だから書くのが辛くなるんだろう

 

もっと調べなくちゃ

もっとちゃんと

 

これでいいのか?

この状況でこう思うのか?こう動くのか?

これが正解か?

それとも私の都合なのか?

こうなって欲しい、こう思って欲しいという欲なのか

妄想なのか

 

 

そういったものでがんじがらめで

 

書くのが辛い

 

書けば書くほど罪が溜まっていく

 

書くことで誰かを不快にする

傷つける

 

 

私は加害者になる

 

 

妄想がやめられない

だけど出せば加害者になる

 

こうやって悩むことすら偽善者と言われる

 

しんどいんだ

 

そりゃ楽しくなんてない

 

書くのも

 

描くのも

 

辛くなる

 

かきたくない

 

 

 

文句を言わせる

 

不快にさせる

 

それを許す

ののしることをゆるす

 

そうすることは、ひらきなおり?

 

 

逆カプの人たちのを見ていて辛くなるの

きっと彼女らが好きに書いてるから

 

私には出来ない

そんな都合のいい解釈できない

そんな風に思いっきりかけない

 

 

それがショックなのもあるんだろう

 

 

 

きっと自分が自分を認められてるんだろう

 

だからかけるんだろう

 

自分を認める

 

自分の欲を認める

 

醜い

 

醜いみっともないひどい

 

人を傷つけてまでつらぬく

 

自意識過剰位でみっともない

 

責められるバカにされる

 

相手が正しい

 

人の大事にしているものを踏みつける

 

意思を曲解する

 

捻じ曲げる

 

自分はどこまでも間違っている

 

 

正しくありたい?

 

誠実でありたい?

 

良くありたい?

 

 

そうじゃない自分を許す?

 

 

 

 

んん、また同じ場所に戻った気がするな

世界が素晴らしいものであったのなら

 

私の好きなものは否定されるのか

 

 

成長して、大人になったら

 

今の自分が素敵だな、好きだなって思っているものを否定する側にまわるのか

 

そんなものなくていい

 

そんなことに涙を流すなんて頭おかしい

 

そんなものより現実を見ろ

 

 

そう言って笑う大人に混じるのか

 

涙を流した小さい頃の私を

 

馬鹿だったと笑うのか

 

 

そうだというのなら、成長したくなんて無い

 

分かりたくなんて無い

 

世界が素晴らしいだなんて思いたくない

 

 

 

私は世界に興味があんまりなかった

 

みんながいいと言っているものが良く思えなかった

 

楽しく思えない、魅力的に思えない

 

興味を持てと言われてもどうやって興味を持てば良いのかわからない

 

それを責められてもどうすればいいのかわからなかった

 

 

 

創作物は私に世界を魅せてくれた

 

興味をもたせてくれた

 

生き生きと取り組む姿で

 

好きだという気持ちをトレースすることで

 

なにかに真剣に向き合う形で

 

問題に立ち向かう姿で

 

美味しそうに食べる姿で

 

私の好奇心を刺激し、動く原動力をくれた

 

 

 

彼らは私にとって恩人なんだ

 

 

 

 

その彼らを嘲笑うようになるのなら

 

私は成長したくない

 

私は私の味方でいたい

 

 

 

 

 

「これからどう変わっていくのか楽しみだね」って言われて感じていた不快感

 

たぶんこれだろうなぁ…

若いころから恋愛物語が苦手だったんですけどね…?

 

 

学校での人間関係が上手くいかなかった結果苦手意識があるんだろうなぁ

 

だってBL(男同士)の物語はこんなに好きだもんなぁ

 

 

って認識だったんですよ

 

漫画はもとよりドラマとか邦画は特に苦手で

 

今だってわざわざ恋愛中心の物語は読まない

 

 

けどですね?

 

ファンタビのオフィシャルガイドブック(↓こういうのね)

 

 

見たり、役者さんの写真とか検索してて気が付いたんですよ

 

かっこいいな…って改めて気が付いたんですよ

 

外人さんの彫の深い顔、好きだなって…

 

 

 

 

もしかして私、日本人の顔あんまり好きじゃない…?凝視

 

 

 

 

日本人の役者でも彫の深い系統の人をかっこいいと思いがちだし

 

平べったい顔族の顔は愛嬌があるなとは思ってもかっこいいとかきれいとは到底思えない

 

 

特に男でも女でも中高生が夢中になるような青少年(美少女)アイドルあたりの顔が苦手…?

 

 

ジャニーズ系とか苦手

 

ジャニーズ系でもスマップやTOKIOやキンキキッズは割と好き

 

けど、それは彼らがかっこいいからじゃなくて

ドラマや番組でいろいろやってる姿を見て面白い人たち認識したから

 

逆にわざわざジャニーズ系が演じるからドラマみよう!とかはない

 

考えたこともない

 

あ、あの役者今度はこれやるんだ、へぇ~見てみようかなはある

 

 

日本人の若手俳優が恋愛ものやるのをうげぇオエーと思う

単純に自分には縁遠い話への嫉妬とか別件の苦手意識もあるんかわからんけど、たぶんそれだけじゃなくてもっと根本の部分

 

 

逆にやっぱりわざわざ見ないけど、洋画とかで恋愛模様があっても特になんとも思わない

 

 

すっごい単純に

恋愛ものが苦手なんじゃなくて

濃い顔が好きな面食いだったのかもしれない

 

 

はぇえ~よだれ

でもそういう時はブログを書く気にならない

 

のでなんかいつも怒ってるような感じになってるあん子さんですこんばんは

 

 

ちょっとずつ変わってきてはいるんですよ

 

何度も同じこと書いてる気もする(笑)

 

 

 

被害者意識、怒りと嫌悪がなかなか手放しがたく

 

手放してしまうと自分がなくなってしまう感覚がある

 

 

嫌いなものが嫌いじゃなくなったり

 

されて嫌なことが平気なことになった時

 

感じる感情すら矯正されて

 

そうなった時に、自分は存在すると言えるのか

 

 

誰かの都合のいい存在でしかない

 

私だったものが私でなくなる

 

 

この感覚が非常に強い

 

 

絵を描いていて、誰かがここもっとこうしたほうがいいと一筆入れるような

 

その瞬間、その絵は私のものでなくなってしまう

 

嫌悪する存在に変わる

 

存在していることすら許せなくなる

 

 

そんなことで自分が消えてしまうのか、と言われれば

 

そんなことで消えるんだよ、としか言えない

 

そこに存在するけど、純度百パーセントじゃなくて

 

ワインの樽に泥を一滴たらしたらもう飲めなくなるような

 

 

私はワインじゃないけどさ

 

 

そう思うことすら否定されて嘲笑されるような感覚も強い

 

 

自己が弱いってことなんだろう

 

他人がたやすく入り込む

 

 

何もかも許せるようになったら、自分の一部になったら

 

圧倒されて自分なんかぺしゃんこになって攪拌されて

 

ものすごい薄くなってしまう

 

 

誰かの都合の良いものが自分の好きなものになって

 

誰かの都合の良いように感情を感じるようになって

 

誰かの道具になって自分はそれを疑問に思わなくなる

 

選択肢はないのに、上手くいかなかったら自分の責任になる

 

やりたくないことを押し付けられて、休む暇もなくなる

 

作ったものはとりあげられて、自分は食い散らかしたものをありがたがるようになる

 

 

 

 

 

いやいや

 

どんだけ怖がってるんだろうねこれ

 

 

んなわけないじゃー---ん

 

とか

 

言ってみる

 

 

 

そんな日もあるんですよ

 

「アウトプットしなくちゃ」と考えただけで腹がたつ

 

頭にカッと血が上ったように熱くなり

 

腹の底がむかむかして

 

体が緊張に縮こまり

 

架空の誰かに向かって手近な物を投げつけたくなる

 

 

あああああむかつくっぅううううう!!!

 

 

涙が出てきちゃう

 

そんなもんどうでもいいだろ!

 

私がどう思ってたってお前には関係ないだろ!

 

首が締まって苦しい

 

怒りに震える

 

 

なんでなのかなんか分からん

 

だから困ってもいる

 

 

イラつきが止まらない

 

 

誰かの得意げな顔

 

だから言ったでしょ

 

やっぱり私が正しかったでしょ

 

鼻高々などやり顔を殴りつけてやりたい

 

 

見下されてる

負けた

間違った

自分はダメだ

相手が正しい

相手の言うとおりになった

私の選択は間違っていた

無駄なことをした

何も言い返せない

言うことを聞かされている

私より先に正しいことを知っている

私より先にいる

私は出遅れている

頑張ってたどり着いた場所にはもう別の人がいて

楽々と進んでいて、今更?って驚くような馬鹿にするような顔をする

上から目線で褒めてくる

自分はあなたよりすごいからダメなあなたを誉めてあげると言わんばかり

見下されている

対等ではない

いつも手が届かない

頑張っても追いつけない

頑張っても誰かがs秋にいる

もうみんな知ってる

出来てる

 

私がやる意味あるの?

 

ただただ腹立たしくて脳みそが縮まる感覚

 

 

誰か

 

誰かに馬鹿にされた

 

誰かに馬鹿にされた過去がある

 

でも目の前の人はその過去の人じゃない

 

だから過去の馬鹿にしてくる誰かへの感情をトレースしなくていい

 

ばかにされた腹立たしさ、みじめさ

 

自分がひどくちっぽけに感じる

 

空虚さ

 

トレースしなくていい

 

目の前の人は馬鹿にしているんじゃない…かもしれない

 

だから

 

目の前の人から悪意を読み取ろうとしなくていい

 

もし目の前の人が悪意を持っているのなら

 

その時改めて鳩の糞をひっかぶれと呪えばいい

 

憎めばいい

 

机の角にみぞおちぶつけろ

 

 

親しみかもしれない

 

向けてくるのは好意かもしれない

 

いらなければ捨てていい

 

気持ち悪ければ受け取らなくていい

 

ただトレースはしないよう

 

 

改めて嫌えばいい

 

 

 

他人

 

他人の視線が邪魔だな

 

 

自分の視線だって肯定的なもんじゃないけど

 

あああうまくいかんな