浦和三昧 序章 -969ページ目

マッチコミッショナー制度

 やはりJリーグのマッチコミッショナー制度は破綻している。
前節の結果をテレビのスポーツニュースで見ていると、
アレッ?と思うシーンがあった。
 選手交代枠を使い切った後に、ヴェルディのGKが一発退場になった。
これにより、FWワシントンが臨時のGKに起用された。
ここでハプニングが生じる。
何と、ワシントンがフィールドプレーヤーのユニフォームのままなのだ。
そんなのルール上、許されるのか?
GKは、他のプレーヤーと区別がつく服装をしなければならないはず。
しかし、この試合は、そのまま再開された。
しかも、PKのこぼれ球が決勝点となり、試合終了。
試合後に、マッチコミッショナーが審判に注意を促したそうだが、
明白なルール違反があったのだから、
リーグに審判の不手際を報告し、処分を求め、
この試合の不成立を訴えるのが筋ではないのか?
相手が鹿島だから、何が何でも勝たせたいのか?
きっと鹿島の前社長(現チェアマン)は大喜びだろうな。
こんなに役に立たない制度なら無くしたほうがいい。

11節・ジェフ千葉(埼玉)

 今節は当日抽選に参加したが、GWということもあって、
予想通り希望の席は確保できず、北G裏メイン寄りでの観戦となる。
 試合は淡々としたものだった。
特に盛り上がる場面もなく、気がつくと終わっていた。
最近のジェフは、ただボールを追って、ひたすら走り回る印象が強い。
クラブのエンブレムの犬のように…。
しかし、この日のジェフは、序盤からあまり動いてこなかった。
それにペースを乱されたのか、
浦和は相手に合わせてしまうという昔からの悪い癖が出てしまった。
 前半、浦和には何度か得点機があったが決定力に欠けていた。
上手く決めよう、きれいに決めようという雑念があったように見えた。
貪欲に攻め続けない浦和は、敵にとって怖い存在ではないだろう。
 後半になると、ジェフの動きが軽快になった。
結果的に、浦和のほうが走らされる展開になってしまった。
トップ下?の永井が中途半端な動きが、周りの選手に影響していた。
窮屈な陣形でパスがつながり難くなり、
ボールが欲しいエメがズルズルと下がってしまう。
両サイドも機能しない。
これでは点が取れない。
 実際、この試合は都築の好セーブに何度も救われた。
勝ち点1は、彼の堅守による成果と言える。
 それにしてもオシム監督は、敵ながら天晴れである。
あの粗末な駒で、ここまで闘えるというのは凄いことだ。
早くジーコの後の代表監督になって欲しい。

スタジアムツアー

 こどもの日ということで、
友人一家や姪などを連れて埼スタのスタジアムツアーに参加した。
私自身、このツアーは未体験なのだが、
その前に参加申し込みをするレストプラザに入ることも初めてだった。
何故なら、このレストプラザは、試合のある日は営業していないのである。
 ツアーは、大人 500円・小学生 200円・幼児無料という料金で、
これで約1時間楽しめるのだから、リーズナブルと言えるだろう。
サッカー好きの子供がいる人にはお勧めである。
 コースは、まず選手用のロッカールームから始まる。
ここには、過去に埼スタでプレーした国内外の選手のユニフォーム等を展示していて、
触ることも出来る。
続いてウォームアップルームで(子供だけ)ボールを蹴らせてもらえる。
その後、試合の時に選手が通る順番に進み、グランド面に移動する。
この際、ラジカセで「ファーストインプレッションズ」を流してくれる。
残念ながらピッチ上には出られないが、ベンチに座ることは可能。
また、VIP席やVIPルーム、皇族が利用する貴賓席などにも入れて、
かなり高級な椅子やソファに座ることが出来る。
 ところで、選手がグランド面に出る際に上る階段には
なんと「トルシエ階段」という名前がついているそうだ。
このアホなネーミングに賛成できる埼玉県民が存在するのだろうか?
早急に「ブッフバルト階段」か「福田階段」に改称すべきだ。

埼スタ・南側観戦(3)

 初めて南側観戦で、私が感じたことを記しておこう。
まぁ、そんなに偉そうに書くほどのものでもないが…。

・  南側の最前列は、大半が未就学児である。
  そして、例外なく1席分を専有している。
  (本来、チケットの無い未就学児は「膝の上」が原則。)
・  大半の親が、子供を放置したままにしている。
  これは北側でも大差がない。
・  大人も子供も座ったまま観戦している。
  (子供が多いので、立ち難い雰囲気がある。)
・  コールに参加する人は、全体の1割未満。
  突然、大声を出すと子供たちにビックリされる。


 最後にまとめると、声を出したり、跳ねたりしたい人には南側は絶対に向かない。
それだけは確実だと思う。
次の週末は、私も北側に復帰する予定だ。

埼スタ・南側観戦(2)

 率直な感想として、南側での観戦はラクチンだった。
南側には、北側のようにアホな抽選や並びの負担がないのだ。
私は当日抽選の時間帯に列に入ったが、何と順番的には10番目くらい。
一応、7時半に並び替えがあるものの、
実際にはシートを敷き直す程度のセレモニー的な感じ。
ただ、その場にいない人たちのシートはあっさり撤去された。
 開門までに並ぶ人の数は、前日抽選に参加するグループより少なく、
その半分は子供だったりする。
こういう状況なので、待機中はノンビリできる。
北側に馴れた私には、軽いカルチャーショックだった。