おはようございます
内藤です

 

今週も元気よくいきましょう!

 

第21回は
「スマッシュ 基本3ヶ条」

 

今週のレッスンテーマ
スマッシュ

 

これは難しいですね
気を付けるポイントは17個ほどあります・・


しかも人によっていろいろと違ってくるので
3ヶ条にまとめることなど出来ません

 

それではまた明日・・

 


はい、まとめましょう!

 

ほんと、他にもあるんですけど
より重要なものを

 

打点にしっかり入れているという前提で


「スマッシュ 基本3ヶ条」

 


1.「パッ」と準備

 

ボールが上がった瞬間、「パッ」と準備しましょう


ポイントは「パッ」です
「スッ」だと微妙に時間がかかり過ぎなのと

力感がなさ過ぎです

 

「パッ」です
1アクションで、無駄は省く
多少の力感を持ったまま
右肘を高い位置に
左手を前に

 

パッと準備するだけで
「おっ、あいつ出来るな」ってなります

 


2.体を開かない

 

これが最重要ポイントです


フォアでもそうですが

スイングで肩をターンするのはいいですが
体が開くのはNG!

 

体が開くと、ラケットが遅れて出すぎて
根元に当たって上に飛んでしまいます

 

一番よくないミスです

 

スマッシュでも強く打とうとするあまり
また、真ん中に当てようとするあまり
体が早い段階で前を向いてしまいます

 

根元に当たって「ぽぉーん」です

 

それを防いでくれるのが「左手」

 

左手を体の前側(右側)に出したら
その位置をキープしてスイングしましょう


右手を左手の所に持っていく感じでOKです

 

左手を背中側(左側)に引っ張ったり

降ろしたりしないこと!

 

早い段階で降ろすと体が開いてしまいます


なので、左手は必要以上に高く上に上げなくてよいです

 

上にピシーって上げると
その態勢が辛くて早く下げたくなります

 

しかも左手を上げすぎると
右肘が落ちやすくなります

 

左手の仕事は体の開きを抑えることです

 

バランス取るとか
ボールとの距離を測るとかではありません

 

ボールとの距離を測るなんて
そんな機能は付いてません


左手を出すことで距離を測っているのだとしたら
バックハイボレーの説明が付きません


誰もバックハイボレーは打てないということですよね
だって右肩からもう一本腕が生えていないのですから

 

左手の使い方に要注意です

 


3.ボールの上を触る

 

体の開きを気を付けていれば大丈夫なのですが
それでもスマッシュはラケットヘッドが遅れやすいです


一般の方は特にオーバーアウトが多いので
ラケットヘッドを早めに出すことです

 

そのためにボールの少し上にラケットを入れていきます


そうするとヘッドが走り
リストも自然と使えます

 

ボールの上を打つ
というより
ボールの上にラケット入れていく
という感じです

 

これはフォアでもボレーでもです
ボールの外側(フォアなら右側)に
ラケット入れていけば自然とスイングがスムースになり
ボールをしっかり捕まえられます

 


以上3ヶ条

 

サーブと似ていますが、打つ距離が違う分

スイングの仕方も違ってきます


「おりゃー」と打たずに
「ヘイッ」と短めのスイングで打つようにしましょう!

 


今日は「パッ」と動いてみよう!
小気味よくリズムよく動けば
気持ちも楽しく晴れやかになります!

 

 

おはようございます
内藤です

 

今週も楽しくいきましょう!

 

第17回は
「バックボレー・外伝」

 

今週のレッスンテーマ
バックハンドボレー

 

レッスンでは基本をしますが
基本については
先々週のフォアボレー3ヶ条と同じです

 

面のセット
軸足のセット
タイミングよくキャッチ
これはもう書いたので
今回は少し違った視点で

ということで「外伝」です

 

両手バックの話です


バックハンドで我々コーチがよく言う基本がありますよね

そう
「左のフォアですよ」
これについて考察しましょう!


ウソではないですよ
左のフォアと同じように体を使えばいいわけです

 

でも、左側の感覚がなかったり
左の力がないと、なかなか難しいかもしれません


それに、そもそもね
「左のフォア」って教える我々に
少なからず矛盾があるんです

 

コーチに聞いてみてください
どのコーチでもいいです

 

「フォアとバックどちらが難しいですか?」って

 

ストロークでもボレーでもです


おそらく全てのコーチが
「フォアですね」って即答します

 

フォアの方が難しいです


後ろにある腕を前に出すために
体を複雑に使って
それでいて抑えも効かせないといけない


とにかく難しいです

 

バックハンドの方が
右手のおかげで面がブレにくい
右(前)サイドの壁が出来るので、スイングが崩れにくい


とにかくまだマシです

 

にもかかわらず
難しい方の「左のフォア」
フォアだ!と教える


バックボレーで左のフォアだと
後ろ手の左を前に出そうとする意識が強くなるあまり
ボディターンをしたり
前向きのまま、打点を前にし過ぎたりして
ミスヒットや
ネットミスを誘発します

 

右手のバックボレーの方が
はるかに容易です

 

ちょっとエア素振りしてください

 

ボディターンなんてしないでしょ?
面もブレないし
体の右サイドに壁も出来るし

 

そういうことです

 

ただね
本当にボールを打つとなると
押されるケースもあるので
左手の力も必要になります

 

「左のフォア」で上手くいかない場合は
「右のバック」 左で補助という方が、しっくりくるかもしれません

 

まあ、ただ・・
レッスンでは「左のフォアですよー」って言いますよ

 

間違いではないですし
それくらいの感覚は持って然るべきですからね

 

詳しくはレッスンで・・!

 


今日は回り道をしてみましょう!
いつもと違う道
いつもと違う感じ
いつもと違う考え方
新しい気付きに出会えるはずです!

 

おはようございます
内藤です

 

今週も1日1日気持ち良く
進んでいきましょう

 

本題に入る前に・・


先週のTSクイズ
解答を返信頂き、ありがとうございました

 

皆さん正解でした!


とある1名を除いて・・

 

今日は朝から頭が冴えていましたー!
というコメントとともに
途方もない珍解答を・・

 

時間がなかったのでしょう
しかし、敬意を示さずにはいられません

 

何ら検証することもなく
臆せず、大胆に解答を提示する
アグレッシブさ・・


見習いたいものです

 

これ以上書くと叱られるので・・

 

本題!!

 

第13回のテーマ
「バックハンド3ヶ条」

 

今週の一般クラスのレッスンテーマです

 

今回も基本ですが
若干応用的な・・

 

バックハンド3ヶ条
(両手バック 右利き)

 


1.右肩を入れない

 

テイクバックですね

皆さんの大好物です
「肩を入れる」

 

レッスンでも
「肩入れて!」
「腰落として!」
「踏み込んで!」
これさえ言っておけば
コーチ業って成り立ちますからね

 

右肩を入れてテイクバック
これは間違いではないですが
「過度に」入れるとダメです

 

ちょっとテイクバックしてみてください
テキトーでもいいです

 

ほらっ!すでに右肩が前にきていますよね

それで十分です


フォアで考えると、けっこうしっかり肩が入っていますよね

 

それ以上入れようとすると
右肩が落ちて前傾が入り
つられて足もクローズドになり過ぎる・・


結果、手打ちになります

テイクバックはスッと引くだけでOKです

 


2.横を向かない

 

右肩入れない、と似ていますが
体自体を横向きにすると
足まで横向きになります

 

横向くだけならまだしも
問題は「左足」


横向きになろうとすると
軸足となる左足を引いてしまって
打点と軸足が遠くなる
しっかりボールの後ろに左足を入れれなくなります

 

前を向いたまま打とうとした方が
左足がしっかり打点に入り
肩だけがターンされて
ひねり戻しも使えます

 

横向き昭和スタイルは引退しましょう
(※片手バックは横向きです)

 


3.右脇を開けてフィニッシュ

 

素振りをすればすぐ分かります


右脇を閉めてフィニッシュするとスイングが小さくなります
(ショートクロスは閉めます)

 

大きくスイングするなら
右脇を開けて
右肘をしっかり上げて後ろにグーッと持っていって、フィニッシュします!

 

フォアハンドやゴルフのスイングは
左脇が開いた大きなフィニッシュをするのに

バックハンドだけ
なぜか脇を閉めたフィニッシュになる人が多いです

 

大きなフォームを心掛けましょう!

 


以上 相手のボールや状況にもよりますが
しっかりラリーするときの基本スイングです

 

レッスンでトライして身に付けましょう!

 


今日は両腕を大きく広げて前を向きましょう!
脇を閉めて横を向いていては、堂々と出来ませんからね

 

おはようございます
内藤です

 

「reborn」本編スタートです!


と言っても今まで通り

毎日・毎朝、新鮮な気持ちで
好きなことを書いていきます

 

第9回のテーマは
「フォアボレー」

 

基本的に火曜日は技術解説
週のテーマに沿ったものを
解説します

 

一般クラスの今週のテーマ


フォアハンドボレー
の基本(フラット)

 

いわゆる「つなぎのボレー」の場合は、スライスになるので
基本=フラット、というわけではないのですが、
根本となる基本中の基本です

 


フォアボレー基本3ヶ条
(右利きを想定)


1.真っ直ぐテイクバック

 

ストロークでは「手」を真っ直ぐ、と言いましたが
ボレーは「ラケット面」


スライスの時は少し上にセットしますが

ラケット面を真後ろにセットします

 

何となく手を引くと
ストロークの時のようにラケットヘッドが後ろにいって
面が横を向いてしまいます

 

ボレーが浮いてしまう
右へ飛んでしまう
の原因がこれです

 

手首を反らないようにして
ボールの外側にラケット面をセットするくらいの気持ちで
ちょうどよくなります

 


2.右足をセット

 

ボールが来たら、素早くかつ正確に右足をセット

 

これが勝負です

 

軸足となる右足を正しい位置に
セットします

 

左足の踏み込み、よりも
右足をボールに寄せる
意識の方が大切です

 

よく言う「足が出ていない」は
左足の踏み込みが甘い
のではなく
右足の寄せが足りない
結果として踏み込めない
ということです

 

右足のセットが甘いと
タイミングがずれたり
頭が下がったり
色々なミスが出ます

 


3.タイミングよくキャッチ

 

「ヒット」ではなく「キャッチ」

 

ボレーは受信です
ストロークのように発信しません

 

つなぎボレーでは
フラットのときでもキャッチ

パンッと打たずに
グゥっとキャッチします


ラケット面に
ボールをペタッとくっ付けるイメージです

 

ラケット面と右足がきちんとセットされていれば
あとはタイミングよくキャッチするだけです

 

勝手にキュイーンといってくれます

 

ただこれが難しい・・

キャッチの感覚もそうですが
タイミングです


「ここ」という時に
上手く体重を落として
キャッチできれば
グゥーーン、と伸びのある
ボールがいくようになります

 

それは経験です

 

ボールを「打ってる」人は
永遠にその感じを掴めません

 

ボールをキャッチしようとすれば
何度もトライする中で
段々と感じを掴めてきます

 


以上3ヶ条


ボレーは積極的にスイングしません
がゆえに、奥が深いです
まずは土台となる基本の技術をしっかり身に付けましょう!

 


今日はしっかり受信
自分の言いたいことは抑えて
相手の言い分を大きな視点で受け止めてあげましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

『reborn』本編、
受付スタートしました!
(昨日はまだお申込み出来ない状態でした)

 

是非、お願いします!

 

今日から第4期スタートです
新しい期です
新しいというだけで気分がいいですね

 

第5回のテーマは「フォアハンドストローク」

 

5回目にして初の技術解説です

 

今期の一般クラスのテーマは
「基本」

球種でいうと「フラット」
「真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す」
です

 

今週のテーマが
フォアハンドストローク


テニスのショットの中で一番難しいショットです

 

基本をしっかり押さえないと
試合でミスが出るばかりか
手首や肘を痛めることになります

 

ではいきましょう

 

フォアハンドストローク
基本3ヶ条
(説明は右利きを想定)

 


1.前に踏み込む

 

基本中の基本です
やむを得ずオープンスタンスにすることも多々ありますが
踏み込めるときは踏み込んで体重移動

 

ストロークの第一の、かつ最大の動力は「体重移動」です


踏み込むと自然に体重移動が出来ます

ボディターンはメイン動力ではありません

 

好きですよね みんな・・
「体を使って打つ」っていうフレーズ

 

体も使うけど、体重移動の方がカンタンにパワーが出ます

 

皆さんの体重・・
少なく見積もっても4,50kgはあるでしょう

 

4,50kgが移動するパワーです
40kgの物をボディターンで移動させるのなんて
大半の人が無理です

 

体重移動は自分が移動するだけで
そのパワーを得られるんです

 

まずはしっかり踏み込みましょう

 


2.真っ直ぐテイクバック

 

もう少し言うと、打点の高さに両手をセット

 

引く右手、出す左手ともです

 

高い打点の時は高く、低い打点の時は低く
どちらかがズレていると
スイングのバランスが崩れ
真ん中に当たらなかったり
余計なスピンやスライスがかかってしまいます

 

「え?でもラケットは立てて引いて・・高くセットするのでは・・」

 

はい、そうです


「ラケット」は、まあどちらでもいいですよ

 

いわゆるサーキュラースイングも、
右手を後ろで回すのではなく
ラケットヘッドを回すだけです

 

「手」は、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す、だけです

 


3.前にフォロースルー

 

フォロースルーは当然前!
打球方向に長く出す!

 

フォロースルーを左に巻き込むように振る人がいますが
恥ずかしいのでやめましょう!

 

フィニッシュでグリップエンドを前に向ける人は
もっと恥ずかしいのでもっとやめましょう!

 

いわゆる「ワイパースイング」の誤認なのでしょう

 

ワイパーみたいにスイングしません
ワイパーのように「自然」になるだけです


この話は長くなるのでレッスンで・・

 

単に右手とラケットヘッドを前に「ドゥーン」と出すだけです
ボールが「ドォーン」っていってくれます

 


以上3つは基本中の基本なので
今一度チェックしましょう!

 

上級者になるほど、基本通りしなくても
ある程度打てるので要注意です!

 

ではレッスンで待ってます

 


今日は「基本通り」
全ての動作をシンプルにして過ごしましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第79回のテーマは
「プレゼント」

 

ここのところ重めのテーマだったので
今日は軽めね

 

ポップでライトな感じでいきましょう

 

今日は・・

そうバレンタインデーです

 

ありがとうございます

明後日の土曜日まで受付しております

 

チョコレートはもちろん
甘い物、しょっぱい物
惣菜系、ジュースにアルコール
何でもOKです

 

何を頂いても全力で喜びます
本当に嬉しいので♪

 


バレンタインデー

 

素晴らしい日
素晴らしいシステムだと思います

 

今どきの子は
友チョコですか

 

男の子にはあまり渡さないみたいですね

 

それはどうかと思うのですが
まあ、それはそれで

 

子供ってね
何かをもらうことの方が多いじゃないですか

 

それがバレンタインは渡す側になるわけですよね

 

しかも自分で買ってきたり
お母さんが大半手伝うとはいえ、手作りで作ったり・・・


ドキドキしながら渡すんです


喜んでくれるかなー
おいしいって言ってくれるかなー
って・・

 

相手が喜んでくれたら
それは嬉しいでしょう

 

無意識的に気付くでしょう

 

プレゼントをもらうより
プレゼントをする方が嬉しい

 

何かを受け取るより
何かを与えることの方が気持ちいい
幸せな気持ちになれるって

 

そういう体験をして
与える喜びを知って
周りを幸せに出来る大人になるよい慣習ですよね

 

だから男の子にもあげて欲しいんですよね

 

じゃあ、ホワイトデーにお返しで渡すことになりますからね

 

そして男の子も気付くんです

 

もらったときよりドキドキする

何日も前からあーでもないこーでもないって準備して
勇気を振り絞ってそっけなく渡すんです

 

内心は
喜んでくれるかな
気に入ってくれるかな
って緊張しながら

 

ありがとう
って笑ってくれたら
最高に幸せになるんです

 

もらったときよりも
幸せなことに気付くんです


世の中みんなが喜んで与える世界

 

どうですか
素晴らしい世界
素晴らしい人生になりそうじゃないですか


世の中みんなが受け取ろう受け取ろうと主張する世界

何だか寂しい世界
寂しい人生になりそうですよね

 


与えよ、さらば与えられん

 

見返りなど求めずに
自分から与える
ただ与える

そうしていれば
自ずと自分の周りが喜びと幸せにあふれる

喜びと幸せを受け取ることになるんですね

 


今日はバレンタインデーを楽しもう!
普段は話さない人にも思い切ってチョコをあげてみましょう!
必ずあなたの心が温かく幸せになることでしょう!

それでは、お待ちしておりまーす・・・

 

 

おはようございます
内藤です

 

第77回のテーマは
「この一球」

 

この一球は絶対無二の一球なり
されば心身を挙げて一打すべし
この一球一打に技を磨き
体力を鍛え
精神力を養うべきなり
この一打に今の自己を発揮すべし
これを庭球する心という

 

福田雅之助『庭球訓』

 


あ、毎週火曜日の技術解説は今日はなしです


バックハンドのループボールね
前衛相手のやつです

 

はい、そうです
フォアのときと一緒です

 

先々週のを再読願います

 

で、今日は
あまりに有名な冒頭


早稲田大学OB
第一回全日本テニス選手権優勝
福田雅之助氏の言葉

 

テニス選手は全員知っています
全文言えない選手は一人もいません

 

皆さんも必ず覚えてください
何回も何回も口にしてください


練習前に自分に言い聞かせましょう

 

練習の身に付き方が絶対に変わります

 


ってゆってもなかなか難しいですけどね

 

ちょっと油断して
知らず知らずのうちに手を抜いたり
何となくプレーしたり


イライラしたり、落ち込んだりして
気の入っていないプレーをする

 

そんなことがよくある
そんなことばっかりになる日もありますね

 

まあ、それが普通かもしれません

 

そう、それが普通なんです

 

それなのに・・・


日曜日にジュニア2のスクール内トーナメントをしたんです


小学生の高学年の子たちです

 

選手コースではない子たちなのですが
なかなか上手です


取り組み方も真剣
いい雰囲気でやっています

 

それでね
月に1回定例でトーナメントをしているんです

 

2年前に始めて日曜日が26回目

 

今回の優勝者 城所春菜ちゃん
よく頑張っていました

 

26回目にして初なんです

 

フリープランではない子の優勝


そう、春菜は週1なんです

 

やはりね
上位に来るほとんど
というより
全員がフリープランでほぼ毎日受講している子なんです

 

そんな中、春菜は日曜日の16時からの1時間だけ
しかも毎回12名います

 

フリーの子に比べると
ほとんどボールを打っていません
プレー時間も10分の1くらいでしょう


だからこそでしょう

 

すごいんですよ

1球1球が

1プレイ1プレイが

 

構え方
相手を見る目つき
スプリットステップ
反応

そして万全を期して
全力を尽くして
この一球を一打するんです

 

自分は週1
みんなよりも遅れを取りかねない
一瞬も無駄には出来ない

 

物静かであまり表情に出さない子なんですが
そんな熱い思いがレッスン中に感じられるんです

 


フリーの子はどうでしょう?
皆さんはどうでしょう?
そして私自身はどうでしょう?

 

いつも出来るからちょっとくらい・・・

そんなつもりはなくても
やはりどこかでそう思っているのでしょう

 


この一球は絶対無二の一球なり

 

この1時間は絶対無二の1時間


今日一日は絶対無二の一日

 

春菜のように強い思いを持って
薄くなりがちな日常を
濃くて詰まったものにしようと思います

 


今日という日は絶対無二の一日なり
されば心身を挙げて行動すべし
この一挙手一投足に考えを巡らし
体力を鍛え
精神力を養うべきなり
今日一日に今の自己を発揮すべし
これを成長する心という

 

おはようございます
内藤です

 

第76回のテーマは
「テツガク」

 

今週は創造や愛など
哲学的な感じになりましたね

 

どうですか皆さん?


朝っぱらから重めの話をされる気分は・・・?

 

まあ、一番頭が働く朝に
あれやこれやと思考を巡らせるのはいいことだと思います

 

そんな今週を締めくくるのは
ストレートに哲学

 

好きなんです
哲学とか心理学とか・・

 

いかにもめんどくさそうな感じのやつね

昔からひねくれていたんで・・・


哲学も広く深いです

哲学の話なんて
それこそこのメルマガを今年いっぱい使っても語り切れません

 

人とは?
私とは?
愛とは?
時間とは?
言葉とは?
そして生きる意味とは?

 

そんないかにも哲学っていうものだけでも
半年はかかります

 

しかもね
何だか哲学って役に立つ感じがしないですよね


西洋哲学の父ソクラテス

彼だってうっとうしがられていたんです

 

それはそうでしょう

 

道行く人にね
「ねえ君、恋とは一体何かと思うかね?」
などと問いかけ

 

「胸のドキドキっすかねぇ」
「食事ものどを通らなくなる感じよー」
とか言おうものなら

 

「そんなものは恋の『本質』じゃない。単なる症状だ」

みたいなことを言うので

 

何こいつ・・
マジか・・
超めんどくさいんですけどー

ってなって人々は彼のもとを去っていったのです


友達の政治家にもね


「ねえソクラテス
正義とは何かとか、徳とは何かとか
いい歳した大人がそんなことばかり考えているのは滑稽だよ
若いときはまだしも
もうおじさんなんだから、もっと人生に役立つことを考えなよ」


なんて言われています

ソクラテスの時代から
哲学など役に立たないとバカにする人はいたんです

 


でも果たしてそうか

 

私、愛、こころ、生きる意味


これらの本質を知ることは大いに役に立つ

 

というより
私たちが何かについて考えるとき、行動を起こすときに
実は一番大事なことでしょう

 

教育や仕事
人間関係、コミュニケーション
テニスだってそう

 

その本質が何か


「そもそも教育とは」
「そもそも仕事とは」

その「そもそも」を考えるための思考法
それを2,500年もの長きにわたってとことん磨き上げてきたもの


それが哲学です

 

私たちが何かことを起こすとき
哲学的思考法を身に付けているか否かは
思考の深さや強さ
そこから起こす行動にも圧倒的な違いをもたらすのです

 


哲学とは
様々な物事の「そもそも」
その本質をとらえる営みです

 

現代においては、ことさらに重要でしょう

 

今は何でも相対主義ですからね

 

世界に絶対などない
何が正義かさえ人それぞれ

 

まあ、たしかにね
この世に絶対正しいことなんてないでしょう

 

それでも
そんな時代だからこそ
様々なことについて
出来るだけ誰もが納得できる本質的な考え方を示すことが大事なんです

 


相対主義の現代の人々は


「よい社会って何だろう?」
「よい教育って何だろう?」
「よい人生って何だろう?」

そういう難しい問いに直面すると

 

「ま、それって人それぞれだよね」
で済ませようとする傾向がありますよね


哲学は食い下がります

「ここまでなら誰もが納得できるに違いない」
ということを考え抜く

 

上辺の手を施し
根本の解決に踏み入れようとしない
現代人に必要不可欠な思考・視点でしょう


テニスでも多いです

フォアがアウトする・・

 

面伏せようっと

 

何ですかそれ


そんな上っ面のことでは
何の解決にもなっていません

 

なぜアウトしたのか?
そもそもそこに打つ必要があったのか?
テニスにおけるフォアの位置づけ
その人におけるフォアの位置づけは何なのか?
相手との関係性は?

 

そういう「そもそも論」
哲学的思考こそがテニスのプレー改善に繋がるのです


・・・

 

今日も朝っぱらからすみません

今日はちょっと物思いにふけってみてください

 

哲学することは難しいことではない
ただ何かについて考える
少し深く・・少しだけ鋭く・・・

 

問題解決の糸口や
やるべきことが見えてくるかもしれません

 

 

おはようございます
内藤です

 

第74回のテーマは
「創造者」

 

もっと自由にプレーしよう!
お前たちの好きにテニスをしろよー!

 

最近、ジュニアSの子たちによく言う言葉です

 

当然、技術的にしなければならないことはするし、させます


球出し練習では、自由を奪って基本動作を徹底させます

 

そのうえで
ラリーやポイント練習は
とにかく自由にやって欲しいんです

 

ラリーになってまで
打ち方のことをごちゃごちゃと考えていると
プレーのリズムが奪われ、余計にフォームを崩します

 

コースやポジションもそう

 

ある程度のレベルに達していれば
自由にすればいいんです

 

細かい指示など不要

 

子供なんてね
好きにさせていれば
自分でどんどん気付いて
勝手に身に付けていくんです

 

というよりは
言われても身に付かないんです


自分で気付いたことは本当に体に残ります

 

私たちがすることは
ちょっとしたヒントを与えること

 

あとは・・
我慢です


いや
言いたくなりますよ

そこはループでいいでしょ
っていうところで打っていったり
唐突にボレーに出たりしますからね


そこはループでしょ!
何で今、前に出るかなぁー!
もっと繋げろよ!
てゆうかもっと考えてしろよ!

 

こんなこと言うと終わりです

 

その子の可能性を奪うだけです

 

そんなことを言われた子供が
次からどうプレーしますか

 

萎縮しかないです

 

これでいいのかな
という疑心暗鬼

ちゃんと考えないとまた言われるという恐怖

 

イキイキとプレー出来ますか?
パフォーマンスが上がりますか?
その子の可能性は開かれますか?

 

答えは明確
NOです


よほどのことをしない限り
うなづいて見ていればいいんです

 

ナイストライ!
オッケー!いいんじゃない

承認の言葉をかけてあげればいいんです

 

どんなミスの後も
もう一回、またもう一回、何度でも最高のプレーにトライする
そんなプラスのエネルギーを与え続ければいいんです

 

気になることがあれば
ヒントを与えたり
今のはどうしてストレートに打ったの?
と聞いてあげて
少し考えさせてあげればいいだけです

 


子供を私たちの枠内で管理してはいけないんです

 

そんなことをしても伸びない

 

何より、創造力が奪われます

 

既存の価値観
レッスンでいうと私の価値基準で子供を育てると
私を超えること
今のテニスシーンを超えることはあり得ません


フェデラーみたいになりたいのであれば
フェデラーの真似をしてはダメです

 

フェデラーの真似をする限り
フェデラーになることはあり得ません

 

フェデラーは既存の価値基準を破った創造者です


リズム・スピード・プレイスメント
それまでのテニスの常識を覆しました

 

そんなフェデラーのようになりたいのであれば
フェデラーのプレーを覆す
新たな価値基準を創造しなければいけない
ということです

 


何でもそうでしょう

 

今の子は授業でパソコンをするそうです


小学生でですよ

非常にナンセンスです

 

パソコンを上手く操る側になる子は
パソコンを作る側
今世の中にはない新しい価値を生み出す側にはなれないんです

 

子供のうちは
外で遊んで
自然に触れ
友達といっぱい話をして
勉強を楽しむ

 

それでいいんです


いや、それがいいんです

 

今既にある価値の中で生きていても
創造者にはなり得ないです


そういうことです

 

テニスも同じ
私が是としている戦術を押し付けることなど
その子の創造力を奪うとても危うい行為です


そういう考えに立ったうえで
なお、必要と確信すること

 

マナーや人間力

ここを厳しく指導することは言うまでもありません

 


創造力

 

本来、創造行為は他人に教えられない
創造行為は個人的な営みでしかないからです
ほんの少しの手助けさえも拒みます

 

でもね
創造する姿勢や、その志を伝えることは出来るはずです


なかなか難しい、壮大なテーマです

 

私も既存の価値にこだわり過ぎることなく
創造的にジュニア育成、レッスンに取り組むようにします

 


今日は我慢!
子供や部下の意味不明な行動
何してるの!
早くしなさい!
その言葉、一呼吸我慢しましょう!
その瞬間が創造的な瞬間なのかもしれません!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第72回のテーマは
「雑談的な・・」

 

今日は特に何も・・
たまには雑談的なものもいいかなーって

 

そうそう
小野コーチが大変なことに!

 

昨日、熱が出て病院に行ったところ

 

インフルエンザ

 

インフォーです

 

インフォーエンザです

 

ついに出てしまいました

 

まあ、こればっかりは仕方ないですよね
いくら気を付けていてもうつるときはうつります

私も皆さんもうつっているかもしれませんが
そうなったらなったときです


なぜかね
うつす方がすごい悪みたいに言われるじゃないですか

 

体調が悪いのにわざわざ人の多いところに行くとか
そういう悪質なのは別として
自覚症状がない段階のものは
やむを得ないですよね

 

いや、むしろね
うつる側の問題ですよね

 

マスクだってそう
あんなのおかしな話ですよ

 

ちょっと咳をしてるだけでね


「どうしてマスクをしないんだ」
「常識がないのか」
みたいな顔をされますよね

 

いやいやいや

 

マスクってね

花粉とかウィルスとか
外からの侵入を防ぐもので
そのように作られているんです

 

だからね
うつされたくない側
健康な人がすればいいんです

 

咳してる人はね
咳をすることで体内の悪い物を外に出そうとしているんです

 

それをマスクでまた体内にさせるなんて・・


酷いことを強要する人が多いんです

 

まあ、程度問題ですが
少しの咳くらいでガタガタ言うのは頂けないものですね


小野コーチ早く良くなるとよいですね

 

次出社するときは
咳くらいは残っているでしょうが
堂々とマスクなしで出社してください

 

逆に
マスクはマスクでも
プロレスラーのマスクしてきたらいいんです

口のところだけ開いてるー!
みたいな・・・


皆さんも体調には気を付けましょう!


昨日のメルマガで本気
本のつく字はいい
ということを書きましたが
ちょっと本の紹介でもしましょうか・・

 

私ね
趣味が読書なんです

 

取って付けたような趣味ですが
よく読むんです

月に10冊以上は読みます

 

ジャンルにこだわらず
見識を広めるために
全然興味が湧かない小説やエッセイも読みます

 

結局、あーつまんない、時間を無駄にしたー
なんて思うこともありますが
少なからず自分の中で熟成されるとは思います

 

今回紹介するのは
読む前から面白そうだなと思って
読んでみてやはり面白い


物語、文章、視点、どれもが実に秀逸
それでいてビジネスパーソンにも役立つ
そんな素晴らしい一冊

 


原田マハ

『本日は、お日柄もよく』


知っている方もいるかもしれませんね

 

スピーチライターの話なのですが
これを読めばスピーチ、人前での話し方
人の心に伝わる話し方が学べます

 

非常に有意義な内容です

是非読んでみてください


興味のある方はクラブハウスに置いておくので
勝手に借りていってくださいね

 

皆さんも何かお勧めの本などがあれば教えてください

 

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