おはようございます
内藤です

 

今週も楽しくいきましょう!

 

第17回は
「バックボレー・外伝」

 

今週のレッスンテーマ
バックハンドボレー

 

レッスンでは基本をしますが
基本については
先々週のフォアボレー3ヶ条と同じです

 

面のセット
軸足のセット
タイミングよくキャッチ
これはもう書いたので
今回は少し違った視点で

ということで「外伝」です

 

両手バックの話です


バックハンドで我々コーチがよく言う基本がありますよね

そう
「左のフォアですよ」
これについて考察しましょう!


ウソではないですよ
左のフォアと同じように体を使えばいいわけです

 

でも、左側の感覚がなかったり
左の力がないと、なかなか難しいかもしれません


それに、そもそもね
「左のフォア」って教える我々に
少なからず矛盾があるんです

 

コーチに聞いてみてください
どのコーチでもいいです

 

「フォアとバックどちらが難しいですか?」って

 

ストロークでもボレーでもです


おそらく全てのコーチが
「フォアですね」って即答します

 

フォアの方が難しいです


後ろにある腕を前に出すために
体を複雑に使って
それでいて抑えも効かせないといけない


とにかく難しいです

 

バックハンドの方が
右手のおかげで面がブレにくい
右(前)サイドの壁が出来るので、スイングが崩れにくい


とにかくまだマシです

 

にもかかわらず
難しい方の「左のフォア」
フォアだ!と教える


バックボレーで左のフォアだと
後ろ手の左を前に出そうとする意識が強くなるあまり
ボディターンをしたり
前向きのまま、打点を前にし過ぎたりして
ミスヒットや
ネットミスを誘発します

 

右手のバックボレーの方が
はるかに容易です

 

ちょっとエア素振りしてください

 

ボディターンなんてしないでしょ?
面もブレないし
体の右サイドに壁も出来るし

 

そういうことです

 

ただね
本当にボールを打つとなると
押されるケースもあるので
左手の力も必要になります

 

「左のフォア」で上手くいかない場合は
「右のバック」 左で補助という方が、しっくりくるかもしれません

 

まあ、ただ・・
レッスンでは「左のフォアですよー」って言いますよ

 

間違いではないですし
それくらいの感覚は持って然るべきですからね

 

詳しくはレッスンで・・!

 


今日は回り道をしてみましょう!
いつもと違う道
いつもと違う感じ
いつもと違う考え方
新しい気付きに出会えるはずです!