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Qの乗りつぶしニッポン

日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

私が今回参加する『新幹線基地見学ツアー』は名古屋駅が出発点だったため、わざわざ前日に名古屋入り。勿論当日でも間に合うのだが、色々予定を詰め込んでより旅っぽくしてみたかった。

 

ホーム上の表示盤。私が参加するツアーの列車が表示されている。

 

新幹線で団体列車に乗るのはこれが初めて。

 

ホームドア上部の案内盤にも表示あり。

 

構内放送でも駅員さんが一般の方が乗車できない旨を盛んに発していた。

 

やってきた車両は普通のN700系。

 

車両の行先表示も『団体』。

 

時間となったので列車に乗り込む。

 

先程ちょっと眺めた風景をまた見る。

 

この当時建設中のストリングスホテル名古屋。左の白い建物はJICA中部国際センター。

 

堀川を渡る。天気が少し曇り気味。

 

団体列車でありながらも車内販売が普通にあった。

 

私が車内販売で買ったものはこちら。『牛肉どまん中サンド』、スジャータの『みかんアイス』、あとコーヒー。

 

カツサンドとは違うので若干食べやすい。ただ、いつものお弁当のようなインパクトがやや足りない。美味しんだけどね・・・。

 

<つづく>

この旅一番の目的であるツアーに参加するため名古屋に前入りしたが、出発時間までかなり時間があったのでますは名古屋駅へ。

 

ゆっくりと朝を過ごし、既に11時前。昼ご飯を食べに新幹線で出掛けることにした。

 

JRと並走する名鉄。どこ行きだろうか。

 

JR東海道本線笠寺駅の手前。4両編成の普通列車だろうか。

 

名古屋から1駅、三河安城で下車。安城市にはソウルフードがあると知り、食べてみたくなったのだ。三河安城駅と言えば、私にとって東京からのぞみに乗って名古屋へ行く際にここを通過するぐらいから降りる準備をする目安にしているな、というのが印象。まさかこうやって降りる機会があるなんてなあ。

 

三河安城駅はJR東海道本線と東海道新幹線の駅が約150m程離れており、改札外にはなるが新幹線と在来線の乗換駅となっている。こちらは新幹線の三河安城駅の南口前の広場。

 

広場を進んで、信号を待つ。この日の昼ご飯のお店が目の前に見えてきた。

 

三河安城駅から徒歩2分、やって来たのは北京飯店。

 

安城市のソウルフード『北京飯(ぺきんはん)』がいただけるランチセットを注文。

 

『北京飯』とは元々はこのお店の賄いメニューのようだが、ふわとろの玉子と豚の唐揚げを白飯の上に乗せた丼である。玉子には甘めのタレが混ざっており、食が進む逸品でもある。特に学生や若い人には打ってつけのメニューのような気がするので、東京でも流行らないかな~。

 

再び駅に戻ってきた。

 

時間があったので駅の北口に出てみた。

 

案内図の斜めのグレーが東海道新幹線の三河安城駅、東海道本線の三河安城駅は上部に真横に走っており、駅が離れているのがよくわかるだろう。

 

写真中央奥に両駅間の連絡通路が見える。右奥のホテルの先に在来線の駅がある。

 

新幹線で名古屋に戻る。

 

懐かしの700系。

 

こんな顔をしていたっけか。

 

30分に1本程度。

 

N700系にて名古屋へ。

 

笠寺駅すぐ横の名古屋市総合体育館。「日本ガイシホール」と言った方が通じやすいか。このホールはユニコーン、乃木坂46のライブで訪れたことがある。

 

名古屋駅の手前、JR関西本線と近鉄名古屋線が並走する。
 

 

<つづく>

何故山に登るのか・・・、そこに山があるから。

ジョージ・マロリーは本当にそう言ったのか?

 

地下鉄名城線八事日赤駅から徒歩10分程度。辿り着いたのは「喫茶マウンテン」。喫茶店好きなら間違いなく聞いたことあるお店で、私も噂は聞いていた。がしかし、この“山”を登るのにはかなりの勇気が必要で、何なら翌日以降の体調も考慮する必要があったはず。それでも、折角の機会だったので軽装備ながらも登ってみた。

 

このお店の名物料理『甘口抹茶小倉スパ』をいただく。抹茶味のスパゲッティをきっちり油で炒め、盛り付ける際に真ん中に小倉あん(つぶあん)とその周りにさも冠雪のような生クリームと丁寧に余計なフルーツまで施されたメニュー。因みに抹茶は地元の愛知西尾産、小豆は北海道産と素材はしっかりしている。しっかりしているだけに粗末には決してできないのだ。

いざ、出発。味はサラダ油と抹茶と小倉あんと生クリームとフルーツが絶妙に絡まない個性豊かな味。いや、小倉あんと生クリームとフルーツは合う、合っているはず。もう既に高山病に襲われたかのように思考が停止してしまったのではないか・・・。名古屋の丘陵地帯に来ているはずが、ここはジャンダルムか、アイガー北壁か。落ち着いて息を整え一口ずつ、いや一歩ずつ進んでいこう。

 

約15分後、登頂成功。非常に厳しい登山だったが、何とか辿り着いた。途中、遭難する(食べ残す)方もおられると聞いていたが、それは無理もない。勇気をもって撤退することも必要だ。私もこの後の余力が失われていた・・・。

 

あれ以来、この山に登っていないが、またいつかチャレンジすることがあるだろう。ここに山があるから。

 

無事下山したもののぐったりと疲れた身体で大須へ。名古屋にいる高校の同級生と久しぶりに会って飯を食べる約束をしていたのだ。

 

まずは居酒屋でこってりしたものを軽くつまむ。

 

名駅方面に移動。ナナちゃんを見上げる。

 

何故か名古屋駅前の雑居ビルに「鹿児島うまかもん市場」というお店があり、そこで久々に地元料理に舌鼓を打つ。手前はきびなごの刺身、奥は赤身の刺身とカツオのたたき。全国的にはきびなごを食すところは多くないと思うが、鹿児島ではきびなごの刺身を包丁ではなく手開きにして“酢味噌”に付けて食べるのが夏の風物詩である。わざわざ天ぷら・唐揚げにしてまで食べることはない(と思っている)。因みに、母(宮崎県北部出身)が幼い頃は大量に獲れたきびなごを茹でて豚の餌にしていたらしく、鹿児島で刺身にして食べると聞いた母の父(私の祖父)が『豚の餌を食べるほどに貧乏なのか?』とかなり怒ったと聞いている。所変われば品変わるのだ。

 

そして、鳥刺し。これも地元では普通にスーパーで売っているので、わざわざお店で食べるような代物ではないのだが、名古屋ではしょうがない。たっぷりと甘い醤油に浸けていただく。これでこの日は牛・豚・鶏全部いただいたことになる。

 

寒かったので黒豚の鍋もいただく。地元料理を食べて、思い出話に花を咲かせて、登山したことを忘れそうになった夜でした。

 

<つづく>

名古屋空港から名古屋市街地へ。

 

名古屋空港からは名古屋駅前まではあおい交通が名古屋空港直行バスが運行。これに乗って名古屋駅前まで。現在はこの路線のほかに名鉄バスも空港バスを別で運行している。

 

山形と違い大型観光バスタイプの空港バス。ありがたや。

 

空港ターミナルビルの南側にあった元国際線ターミナルビルを利用した「エアポートウォーク名古屋」は東海地区を代表する総合スーパー大手のユニーが運営する大型ショッピングモール「ウォーク」シリーズの1つ。

 

このショッピングモールにも直行バスのバス停が設置されている。

 

空港直行バスではあるが、いくつかのバス停に立ち寄る。

 

となると、もはや“空港直行”ではない気がするが・・・。

 

約40分も掛からずで名古屋空港から名古屋駅前に到着する。直行バスは名古屋駅前のミッドランドスクエア前に停車する。写真のバスはこれから名古屋空港へ向かう便。

 

名古屋駅からこの日の宿へと向かう。写真中央は名古屋駅ビルのJRセントラルタワーズのオフィス棟。右側の建設中のビルは建て替え中の大名古屋ビルヂング。

 

<つづく>

山形空港から名古屋空港へ。

 

名古屋空港に到着。隣接する航空自衛隊小牧基地。管制業務は航空自衛隊小牧管制隊と中部国際空港にある国土交通省大阪航空局中部空港事務所が担当を分け合って実施している。

 

名古屋空港の正式名称は名古屋飛行場で、通称として県営名古屋空港、若しくは小牧空港と呼ばれている。所在地は西春日井郡豊山町が大部分を占めており、小牧基地がある小牧市と春日井市が残り一部と名古屋市北区がほんの少しだけ入っている。

 

山形空港を出発し、約70分で到着。ご苦労様でした。

 

学校の渡り廊下みたいな通路を通ってターミナルビルへ。

 

飛行機とタラップと渡り廊下。

 

こういった通路は国内では名古屋空港にしか無いようで、「フィンガーコンコース」というようです。先程の“渡り廊下”もその一部ということですかね。

 

地方空港のように間近で飛行機を見ることが出来るので、何だか楽しい。

 

ターミナルビル内の待合室。恐らく、山形から乗ってきた飛行機は新たな乗客を乗せ、違う空港へ向かうようです。

 

規模は小さいもののお土産屋さんもある空港でした。ま、いざとなればターミナルビル隣の「エアポートウォーク名古屋」で買い物すればいいのかな。

 

<つづく>