白川又、再び~秘境に抱かれし幻の隧道訪問記【2】(奈良県吉野郡上北山村河合) | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【1】より続く。

 

 

 

8時39分、進軍再開。

去り際に一瞥。また、後でね。

 

 

 

 

ここからは未知の道だが、

様相は特に変わらない。

 

ターゲットまではさらにどのくらいかかるのか…1時間はかからないとみてるのだが、果たして。

 

 

 

さて、改めて今回の探索について。

 

よもや、最低限目を通してほしいとお願いしたこちらさえも読んでいない、なんていう不届き者(コトバニキヲツケロ!)はいないと思うが、念のため説明しておこう。

 

 

前回(2017年5月)、念願だった白川又の隧道訪問を果たしたわたくし、訪問困難な物件を攻略してご満悦だったのだが、同年8月、記事を書くにあたってなんとなく地図を見返していたら、なんと林道のさらにさらに奥に、謎の隧道記号を発見してしまう。オゥマイガッッ大泣き

 

それはしかし、当時のゼンリン地図の特定の縮尺だけで現れるっていう「鵺(ヌエ)」のような存在。地理院地図、および当時調べたその他の電子地図も含め、その場所には隧道なんて描かれていなかったんである。

なので、その実在については半信半疑、いつかは確認に行こうと思いながらも、実際地図上での隧道誤植ってよくあるんでね、やっぱり空振りが怖いから、後回しになっちゃいますよ。

 

 

だが2021年11月、「疑惑」から「確定」に変わった。「ある」のだと。そのきっかけについては、連載のもっと後で触れる。

 

 

てことで、もう絶対に再訪しなくてはいけなくなったわけだが、ただでさえ遠かった隧道のさらにだいぶ奥ってことで、なかなか踏み切るにいたらずで、こうして5年近くの歳月が流れてしまった。ようやくのシバキ残し回収ってことで、心は弾む弾む!

 

 

…というのが、この探索の背景である。OK?読者をだれ一人置き去りにしない、良心的ブログでございます。

 

 

 

 

 

 

8時41分。

視界が開け、開放的なストレート区間へ。

 

 

 

 

ここもまた、

そそり立つ断崖が圧巻!

 

 

 

 

片や、珍しく視界を遮るもののない白川又の見下ろし。

これ、対岸から見たとしたら、凄いとこ通ってるんだろうな~。

 

 

 

 

8時44分。

開放的区間は終わり。

 

 

 

 

続いて、このようなパートへ。

その良好な道路状況から、今もしっかりと関係車輛が入っていると思われる白川又林道。しかし忘れた頃に、こういう荒れたパートが現れたりする。

 

まあ、ここに入ってくる車両には問題ないレベルの荒れ具合ではあるが。

 

 

 

 

そんな一画の斜面に、

ひときわ目を引く太い木が踏ん張っていた。それも3本。

 

 

 

 

わかりにくいかなあ、この立派さ。

他にもあったのかもしれないが、林道よりも下に生えている木ではかなり立派な方だったと思う。

 

 

 

 

そのすぐ先では、小さな滝が。

林道下を暗渠で抜けていたが、これは橋としてカウントせず。そうそう、この「未知の道」において、新しい橋と出会うのも楽しみにしていたが、今のところまだ現れない。

 

 

 

 

さらに、滝のすぐ先。少し高い斜面上に…

マジで、待ち箱ってどんなとこでもあるよな~。そして、設置してる現場には一度も遭遇したことがないっていう…。凄いな養蜂家。

 

余談だが、わたくしこれまでこの手の「ニホンミツバチ捕獲用の空き巣箱」を「蜂洞」と呼んでたのだが、これは対馬のもの固有の呼び方で、一般的には「待ち箱」と呼ぶ…とChatGPTが教えてくれたので、今後はそう呼ぶ。

 

 

 

 

…と、いろいろなイベント(ってほどでもないが)が連続した後、8時48分。

今度は、ここまでで最大くらいに道幅が広くなった一画が現れた。

 

 

 

 

今は何もないが、

昔はここに土場があったのかも?

 

 

 

 

そこに在ったひときわ目立つ木(上の写真でも中央に写ってる)には、こんな貼り紙が。

注意 ツキノワグマ調査中

クマの生息数調査のため、カメラトラップを設置しています。カメラに触らないでください。また、トラップに近づかないようお願いいたします。

 

カメラトラップ?カメラに全然気づけなかったわたくしは野生動物と同レベルか。ごめんなさい、たぶんわたくし写っちゃってます泣き笑い

 

ちなみに前回は、往路で「小さな黒い影」を見たためにけっこうナーバスになってたが、今回はそういうこともなく、また熊鈴も快調にカランコロン鳴ってたので、これを見てもあまり不安は感じなかった(幸い、実際なにもなかった)。

 

 

 

 

こんな感じで、

「道」を楽しみながら、のんびりと登っていく。

 

 

 

【3】に続く。