楽しけれども神経摩滅…大塔川遡上の旅【12】~七溝橋と軌道橋梁(和歌山県田辺市本宮町静川) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【11】より続く。

 

 

大塔橋を後にして…即刻、またしても停止。

ノートさんの背後、明るくなってる奥のあたりが大塔橋なので、100mも進んでない。もはや道のど真ん中に停めて問題ない道だとジャッジしてたので、この状態。

 

 

 

 

しかしここで、わたくしにとっては無念なお知らせ。上の写真でノートさんの背後数十mつまり大塔橋からすぐの場所に、

こんな軌道橋梁が残っていたのを見落としたらしいのだ。ストビューで見つけて愕然。

 

こんな真横にあるものを(しかも運転席側だ)見落とすなんて有り得る?でも実際見落としたんだな~。ちょっと逆光気味だったのと、もっと草も生えてたかも。

 

 

 

 

で、この位置で向き直ると、

次なる橋~。右カーブした先にあったので、大塔橋にいる時には気づけなかったのだった。場所はこちら。 

 

 

 

 

サイドから覗きこんでみたら、

大塔橋と同じく、これまた充腹コンクリートアーチ。そうそう、似た橋が続くのがアレかと思って、先月やらなかったのですよ。

 

 

 

 

で、この橋も銘板現存!

まずは「大塔川」。大塔川本流に架かってないのに、ってところまでも大塔橋と同じだ。

 

 

 

 

そして、どこまで一緒やねん、っていう…

わかりますよね?

 

 

 

 

ここもまた、見えてますがな!

軌道橋梁!ここへきて、遺構豊富ですな~。

 

無駄なリスクは冒さず、あっちは渡らなかったとこまで同じだったり。

 

 

 

 

川側の高欄も一部破損してて、

こうして見ると、めっちゃ高い橋に見えるな。いや、実際高いと思う。けっこうな断崖絶壁。

 

 

 

 

渡って振り返り。

けっこうな広さの橋を、ダブルトラックはカーブし続けながら渡っているのがわかる。レーシングラインみたいでなんかイイな(独特な感想であることは自覚してる・笑)

 

 

 

 

橋名の銘板!

「ななみぞはし」とある。ちなみに近畿中国森林管理局の図面には、漢字で「七溝橋」と書かれている。

 

 

 

 

お誕生日!

見にくいが、元画像をよく見た結果、「昭和三十五年二月竣功」。大塔橋よりひと月早い。

 

 

 

 

滞在時間4分。15時44分、進軍再開。

 

もういい加減、マジで深い時間になってきた。けっこう走ってきたぞ、と改めて地図を見たところ…おおっ!近い!もう近いぞ!

 

 

 

15時47分、

立派な切り通しを通過。

 

 

 

 

そして…そのわずか1分後。

おおっほーー!

 

って、変な声出た。心の中で。

 

 

 

【13】に続く。