楽しけれども神経摩滅…大塔川遡上の旅【10】~大塔線8号橋と魅惑の道(和歌山県田辺市本宮町静川) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【9】より続く。

 

 

15時17分。大塔線7号橋から走ること4分で、

つゞら谷橋以来となる立派な橋が現れた。場所はこちら

 

これまた現地には銘板など情報皆無だったが、Q地図によれば大塔線8号橋、1956(昭和31)年架設だと。大塔川上流部随一の谷である笹ノ瀬川に架かっているんだから、ちゃんと笹ノ瀬川橋とか命名すればよかったのにね。てか、本来はそうだった可能性もあるな。

欄干はすでにガードレールに更新されていたが、これも以前は味ある感じだったんだろうな~。

 

 

 

 

橋がこんな感じだったので、ってのもあるんだが、

たもとから延びるこの道が激しく気になった。

 

杖が置いてある。ちょっと調べたら、赤倉岳などへの登山道にもなっているようだ。

 

 

 

 

時間を気にしてる中ではあったが、気になりすぎてちょっとだけ入ってみた。

いきなり片洞門がお出迎え!今は登山道かもしれないが、これは…もしかしてもしかするのでは?

 

で、このシリーズを書き始めるにあたり改めて調べてみたら、ビンゴ。やはりこの笹ノ瀬川沿いにも、かつて森林軌道が存在したようなのだった。こちらについても素晴らしいレポートがあるのだが、これも連載最後にリンクを貼らせていただくつもり。

 

 

 

 

いや~、非常に惹かれる道だ。

神経をすり減らして運転することにうんざりしてきてたので、なおさらこういう歩きが楽しく感じたのかもね。

 

 

 

 

名残惜しいが、

残念ながら時間が気になって、これ以上は厳しい。この先も楽しそうだったけどな~。

 

ってか、あの橋、アーチ橋だったんだ。

 

 

 

 

戻りながら、見えやすいところからサイドアングル。

RCコンクリートの開腹アーチ、か。

 

 

 


戻って、橋上からの景を撮ったが、

上流下流ともに特筆すべき点はなかったので割愛(笑)。

 

 

 

 

渡って正対…でもないか?

ここは、橋の前後含めて舗装されてたんだな。幅員も広いし、ちょっとオアシス的な(謎

 

 

 

 

こちらからもサイド気味アングルで1枚。

やはりこの規模の広さと深さを持つ谷だと、つゞら谷橋同様にアーチ橋になるよね~。

 

 

ちょっと寄り道したにもかかわらず、ここもヒット&アウェイで15時22分、進軍再開。だいぶ余裕がなかったね~、気持ちに。

 

ここまで書いてこなかったが、なんでこんなに気持ちに余裕がなかったかというと、事前にいくつか見たこの林道に関するネット情報で、パンクに見舞われたというものが複数あった、というのも大きかった。

 

 

 


そんな、パンクの危険性が高い林道を、

午後も深まりつつある時間にさらに奥へ奥へと進んでいる…。そらキューッとなりますよ。サンデードライバーだもの(笑)。

 

 

 

 

15時30分に撮ってたこの写真。

強烈でしょ?

 

 

 

 

ここらへん、

各種地図には「カタマンボ」と書かれているところで、大塔渓谷でも屈指の奇岩絶壁を見ることができる…んだが、車を停めて川を見下ろす余裕もなし。

 

それにしても、魅惑的な地名よね~カタマンボ=片間歩。いにしえの時代、ここにつけられた道にゴッツい片洞門があったとかだろうか。それを下地にして林鉄が敷かれたのかな?

 

 

 

 

あ~、こんな穏やかな貌で心配ないよ、もっと行こうよ、と誘いかける…。

もはや妄想入ってきた。

 

 

時刻は15時31分。まだ。まだ進まなきゃならない。

 

 

 

 

【11】に続く。

今月はこの1回だけ。また来月に!