【9】より続く。
15時17分。大塔線7号橋から走ること4分で、
これまた現地には銘板など情報皆無だったが、Q地図様によれば大塔線8号橋、1956(昭和31)年架設だと。大塔川上流部随一の谷である笹ノ瀬川に架かっているんだから、ちゃんと笹ノ瀬川橋とか命名すればよかったのにね。てか、本来はそうだった可能性もあるな。
欄干はすでにガードレールに更新されていたが、これも以前は味ある感じだったんだろうな~。
橋がこんな感じだったので、ってのもあるんだが、
たもとから延びるこの道が激しく気になった。
杖が置いてある。ちょっと調べたら、赤倉岳などへの登山道にもなっているようだ。
時間を気にしてる中ではあったが、気になりすぎてちょっとだけ入ってみた。
いきなり片洞門がお出迎え!今は登山道かもしれないが、これは…もしかしてもしかするのでは?
で、このシリーズを書き始めるにあたり改めて調べてみたら、ビンゴ。やはりこの笹ノ瀬川沿いにも、かつて森林軌道が存在したようなのだった。こちらについても素晴らしいレポートがあるのだが、これも連載最後にリンクを貼らせていただくつもり。
いや~、非常に惹かれる道だ。
神経をすり減らして運転することにうんざりしてきてたので、なおさらこういう歩きが楽しく感じたのかもね。
名残惜しいが、
残念ながら時間が気になって、これ以上は厳しい。この先も楽しそうだったけどな~。
ってか、あの橋、アーチ橋だったんだ。
戻りながら、見えやすいところからサイドアングル。
RCコンクリートの開腹アーチ、か。
戻って、橋上からの景を撮ったが、
上流下流ともに特筆すべき点はなかったので割愛(笑)。
渡って正対…でもないか?
ここは、橋の前後含めて舗装されてたんだな。幅員も広いし、ちょっとオアシス的な(謎
こちらからもサイド気味アングルで1枚。
やはりこの規模の広さと深さを持つ谷だと、つゞら谷橋同様にアーチ橋になるよね~。
ちょっと寄り道したにもかかわらず、ここもヒット&アウェイで15時22分、進軍再開。だいぶ余裕がなかったね~、気持ちに。
ここまで書いてこなかったが、なんでこんなに気持ちに余裕がなかったかというと、事前にいくつか見たこの林道に関するネット情報で、パンクに見舞われたというものが複数あった、というのも大きかった。
そんな、パンクの危険性が高い林道を、
午後も深まりつつある時間にさらに奥へ奥へと進んでいる…。そらキューッとなりますよ。サンデードライバーだもの(笑)。
15時30分に撮ってたこの写真。
強烈でしょ?
ここらへん、
各種地図には「カタマンボ」と書かれているところで、大塔渓谷でも屈指の奇岩絶壁を見ることができる…んだが、車を停めて川を見下ろす余裕もなし。
それにしても、魅惑的な地名よね~カタマンボ=片間歩。いにしえの時代、ここにつけられた道にゴッツい片洞門があったとかだろうか。それを下地にして林鉄が敷かれたのかな?
あ~、こんな穏やかな貌で心配ないよ、もっと行こうよ、と誘いかける…。
もはや妄想入ってきた。
時刻は15時31分。まだ。まだ進まなきゃならない。
【11】に続く。
今月はこの1回だけ。また来月に!












