楽しけれども神経摩滅…大塔川遡上の旅【5】~つゞら谷橋とその周辺(和歌山県田辺市本宮町静川) | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【4】より続く。

 

 

大塔線1号隧道を後にして進軍再開…してまたしてもすぐ(いつもの書き始め)、時刻は9時6分。いくつかの意味で最初のランドマークとなる橋へやってきた。

 

はい、こちら。

これまでになく広くて大きな、立派な橋。場所はこちら

 

 

 

 

まずはこれ。

親柱に銘板を発見!

 

見にくいが「つゞら谷橋」とある。初の名無しならぬ名有り橋だ!ただ、結果的に四ヶ所の親柱で銘板はこれっきりだった。

 

 

 

 

そして、サイドから覗きこんでみると…

おおっ、開腹コンクリートアーチだ。

 

この広さと深さ、これまでのような桁橋では克服できず、こうしてアーチが採用されたわけだが、ここでも疑問なのは、この橋は林鉄とは無関係なのか?ということ。

 

Q地図によればこの橋、1957(昭和32)年建造とのこと。何度も書いてるとおり(今後も書く可能性大)大塔林鉄が廃止されたのは1959(昭和34)年なので、やっぱり時系列がよくわからない。

 

まあなんであれ、このコンクリートアーチ橋は林鉄にはハイスペックすぎるし幅員も広すぎ。林道化にあたって架けられた橋なのだろうと思われる。ちなみに周辺に他に橋梁の遺構は見当たらなかった(気づかなかった)

 

 

 

 

渡った先には、分岐が。

わたくしの目指すのは右方向、田辺市道大塔線。そして直進方向は…

 

 

 

 

の前に、こちらでもチラ見。

やっぱあまりクリアには見えないな。

 

 

 

 

で、直進方向は、

あの有名な?ホイホイ坂林道だ。

 

分岐点には、新旧二枚の林道看板があった。左側が旧本宮町設置の旧版、右側が田辺市設置の新版。気になったのが、全体延長19.738kmのうち7,456mだけが「民有林林道」なのね。さりとて残りパートも国有林ではなさそうなんだが…?

 

 

 

 

ホイホイ坂林道、なんとも微妙な感じで、

半開けの誘惑…。しかも「全面通行止」も微妙に隠されてるのかなんなのか、どういう状況?

 

この林道、常にどっかが崩落していて永らく通り抜けできない状態が続いている…と理解してるのだが、基本的には舗装林道らしいので、手入れされてれば普通車でも抜けられそう。ここを抜けられたらなかなかダイナミックなルーティングが実現するんだけどな~。

 

ここが起点なんだが、ちなみに終点は、ほど近くに我が数少ないネット初出ネタ(たぶん)である(元)新宮市道・畝畑1号線訪問記の現場がある思い出深い地、新宮市熊野川町畝畑。未読なら読んでね(笑)。

 

 

 

 

まあこの日は(も)当然クイックホイホイ?には行かず。

またいつか、行ける日が…来るのか?

 

 

 

 

この分岐付近には、他にも情報豊富。

 

情報が多い分岐点って、好きだな~。物々しくて。

 

 

 

 

まあ今は、この橋だ。

曲がりやすくするために、取り付きを広げてある。

 

冒頭に書いたとおりこの橋、明確にランドマークだった。橋の規模と林道の分岐、そしてある「物理的な」意味でも。思えばこっからが「神経摩滅」の始まりだった。それについては次回に。

 

 

 

 

あー、ここからが一番全体が見えるな。

渋い橋だ。

 

 

 

 

よく見たら、

コンクリがやせて鉄筋が露出してきてますな。遠からず修繕が入るのだろうが(もう入ったかな?)。

 

 

 

ところで、この橋周辺にいる間に一台の普通車が来て、わたくしの目指すのと同じ市道大塔線方向へと消えて行った。男性二人が乗ったその車、こんなとこに普通車で来るモノ好きがおるんや~と、通りすがりに会釈しながらガン見。お互い様でね(笑)。

 

このささやかなイベントを、およそ8時間後に思い出すことになるんだが、まあそれはいつになるかもわからない最終回で。

 

 

 

 

…とまあ、いくつかの伏線を盛り込んだ今回。今月は3回連続でお送りするので、明日の【6】に続く。