到達困難?新城跨道橋アタック記【3】(滋賀県甲賀市水口町水口) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【2】より続く。

 

 

橋へ到達できないという想定外の事態に直面し、動揺を隠せないわたくし。現実逃避 ちょっと仕切り直すべく、改めてここまでに見つけた分岐を辿ってみることにした。そこから転進できるルートが見つかるかもしれないし…。

 

 

てなわけで、

まずは、先ほどスルーした左水平方向分岐をチェック。

 

 

 

 

こちらも刈り払われてはいるが、

両側はやはり篠竹の激藪。

 

赤矢印のところ、見にくいがちょっと特徴的な電柱が立っている。やはりこの道も巡視路なのだろう。

 

 

 

 

この1分後、これ以上行ってもなあ…と思ってしまい、この景のところにて引き返した。

いや、全然景色が変わらんからわからんぞ。

 

 

 

 

スマホが示す位置は、このあたり。

先の電柱近くちかくまで進んだのかな?

 

 

 

 

ストビューで見ると件の電柱が写っていた。

これは当日の進軍方向とは真逆の西側から、水口バイパスから国道307号へのスロープに入ったあたりからのアングルだが、ど真ん中直近の電柱じゃなく、その奥に見えてるやつ。左奥、バイパス上には新城跨道橋も見えている。

 

 

 

 

分岐へ戻り、続いて冒頭の写真で右方向…すなわち最初に辿ってみた方向へ再度進んだ。

 

【2】で少し写真も載せたので道中は割愛するが、どんどん進んでいった結果…

これはアカーーン

 

なんと、直接バイパスに出てしまうという結果に。これはアカンて。

 

 

 

 

スマホで見たら…

もはや路上におるやん(笑)。ここ、ほとんど高速道路みたいな準高規格道路なので、路肩に人が歩いてていいような道じゃないのだ。撤収~。

 

 

 

 

が、ここもかなり橋には近い場所。

これは撤収し始めてすぐ撮ったもので、(全然そんな感じはしないが)左手数mにバイパスが走っている、という位置関係。

 

 

 

 

ここをなんとか左方向に登っていければ、橋のたもとに到達できるのでは…と考えたのだが、

うーーむ、これは~、無理かな~。

 

やはり藪は濃い…だけでなく、バイパスとの境目となる尾根的な部分が狭くて、ここでガサガサやってるとバイパスから丸見えで、いろいろとまずい。ダメーー!

 

 

 

ただこのあたり、実は気になっていることがひとつある。マピオン地図で見ると、このあたりになんとバイパスをくぐるアンダーパスが描かれているのである。

 

そして地理院地図にも…って、

いや、ピンポイントすぎる位置におにぎり!いらん!(笑)

 

しかしこんなアンダーパス、ここまで見てきたように現地ではどちらの分岐からもまったく存在がうかがえなかった。てことは、見落とした別ルートが存在するのか、到達点よりももっと先なのか、水路などの誤記か…。なんにせよ、これはまた確認しに行きたいなと思っている。

 

 

 

 

さて、「本線」まで戻り、さらに少し戻って、

最初にスルーした右方向への分岐を。

 

 

 

 

方向的には

バイパスに沿った東方向に向かうことになる。

 

 

 

 

しばらくは、わりとドンドコ下っていく。

やがて木立が切れると…

 

 

 

藪の海へ!

これは振り返って、橋のたもとのあの電柱…のあるあたりをみた景だが、ここからでは視認できなかった。

 

 

 

 

こっちからの橋へのアプローチはまったくなさそうだったので、

少し進んだこのあたりで撤収。

 

陽当たりのいい開けた平場、ここらあたりは、当日の段階で田畑の跡だろうな、という印象を受けた。今回航空写真でそれが裏付けられた。路外に出てしっかり探せば、痕跡もあったのかも(まあそんな気にはなれなかったが)

 

 

 

 

ところで、上の写真にも鳥居型の特徴的な電柱が写っているが、

これまたストビューで視認できた。ほんと、藪の海ですわ…。

 

 

 

 

で…およそ30分少々後、

戻ってきた。因縁の電柱に。

 

 

 

 

電柱のそばから、二枚上のストビュー映像位置あたり方向を向いての一枚。

右に見切れたあたりに、鳥居型電柱があるという位置関係だ。なんかいろいろ、伝わってるかな。大丈夫かな。

 

 

 

 

さて、とりあえず別ルートは存在しなさそうなことがわかった。ここから正面突破するしか方法はないのだと。

 

ならば…

 

 

 

 

 

 

 

 

思わず苦笑い。

これは奮闘後、篠竹の中から電柱を振り返った、の図。

 

 

 

 

ダメだ、心が折れた。

 

この日は朝からけっこう近隣の気になる場所を何か所か回ってきた後で、なんかもういろいろ疲れちゃった。なんといってもここは近場。時期が悪かったということで、また冬場に仕切りなおそう…。

 

 

 

 

かくして、

最初のアタックは、橋の姿のかけらさえも拝めず、屈辱的な敗退。このままでは済まさんぞぅ。

 

 

 

 

…てなわけで冬場にリベンジを試みた。

 

ちょっと別記事をはさみ、【4】に続く。