【1】より続く。
徐々に橋に近づいてきているのだが、
道の状態はこんな感じ。まあこれは酷いほうで、全般的にはもうちょいマシではあったが、いずれ日常的には使われてないことは明白。
ここまでは一本道(たぶん)だったが、
右への分岐が現れた…っていう写真だと思う。いや実際分岐はあったんだが、なんか記憶と違うような…。
まあ右方向は明らかに目的地方向ではなかったので、とりあえずはスルー。
いや実際、
そろそろじゃないかと思うのだが。
てことで位置確認…。
おおお、近い近い!
わかりにくいかもしれないが、バイパス上に薄く橋の姿がある。影のほうが目立ってるけど。
そのすぐ先で、
また分岐が現れた。
たぶん右が正解で、
そちらには一本の電柱が見えた。
ただ、左へと下っていく道も気になったので、先にそちらを辿ってみることに。
降り始めてすぐ、
また左水平方向への分岐も現れた。にわかに賑やかになってきたぞ。
あれもこれも追っかけてるととっ散らかる。これもまたスルーして、降下を続行。
こっちは完全にシングルトラック。
こうるさい藪をかき分けて数分。本来の目的から外れてなにやってんだ?の思いが頭をよぎり、進軍を停止。元に戻ることにした。
この時はまだ、ここにまた戻ってくるとは思ってなかったのだが…。
ということで、
三枚上の写真の分岐を右…というか正面へ。
刈り込まれた一画に立っていたのは、
先述のとおり、一本の電柱。そして恐ろしいほど明瞭に、道はここで終わっていた。
取り付けられた表示には、
「今郷配電塔線 一四」と。
そうか…ここまで多少なりとも刈り払われていたりしたのは、巡視路として使われているために過ぎない感じか。日常使いはほぼ皆無なんだろうな。
そして気になる現在位置は、
ここ!
正確ではないけど、ほぼ橋のたもとまで到達している。現に先ほどからバイパスを行き交う車の走行音が間近に聞こえているのだった。
んがしかし!!
…これはアタックを試みたあとの写真。少し踏み込もうとした痕跡をわかっていただけるだろうか…。
いやマジで、橋への取り付き路は(ほぼ間違いなく意図的に)篠竹の激藪によって完全に閉ざされていた。事前に地図を見てなければ、この先に道と橋があることなど想像もつかないだろう。
「渡れない」はともかく、「到達できない」まではまったく想定してなかったので、これにはいささか動揺した。もうすぐそこなのに!
ちょっと待て。いったん仕切り直そう。周辺の様子を見て、そしてあわよくば別のアプローチがないものか、探ってみようではないか、皆の衆(なんやねん
そんな心乱れた状態で、
橋には背を向けるが、まずは七枚上の写真でスルーした、水平な分岐を辿ってみよう。単純に気になるし。
【3】に続く。