2023年1月30日に敢行した「歩ケ歩ケ川越」。この日のネタで記事にしているのは富士見橋のみ。今宵ご紹介するのは、中盤に訪ねた物件。
本川越駅をスタート/ゴールとして大きく時計回りで歩いたこの日、思えば最も遠くまで足を延ばしたのがこのあたりだったかな。
はい、見えてきた。
こちらが、お目当ての橋。場所はこちら。
風合いが素晴らしいコンクリート橋。わかってもらえるかなあ、この感じ。
そしてわたくし、すでに気づいてしまった。
側面にお名前が刻まれている!
「第二合併橋」。それが当橋の名称だ。由来が気になるところだが、たぶん文字どおり近隣の村が合併で川越市に併合されたこと、じゃないかと。この細い川(旧赤間川)が境界だったのかも。ちなみ近隣には、シンプルに「合併橋」も存在している。
北側より。
この「みゅいーん」と広がった高欄がまたよろしいではないの。
うーん、
極めてセクシーだと言わざるを得ない(病
親柱には、
改めて「第二合併橋」。
いやほんとに、
なんとも、いいよねぇ〜〜。酔いしれちゃう。
この写真は、だいぶ前にインスタに上げたやつ。そこでも書いたが、「昭和の混凝土橋梁の魅力」が詰まってるように思った。
いや、いいよぉ〜(しつこい)。
お誕生日は
「昭和丗二年五月竣功」。
ウィキ先生によると、昭和30年に近隣の農村と合併して今の市域ができたとあるので少しタイミングは食い違うけど、他に由来になりそうなことも考えつかない。
橋上から望む、東側(下流側…かどうか判断付かん)。
ここでわたくし、遠くに見えたあるものに心乱された。なんだあれ?
この写真ではほぼ分からないが、見逃してはいけないものだと思った。なのでこの後そちらへ向かったが、それはまた次回に。
南側より正対。
県道側から見るのと高欄の広がり具合(みゅいーん具合)がだいぶ違うように見えるのは錯覚だろうか?
まあこう見ると、
そんなに違わないが。
サイドビューで…あっ、
こっちにもあった。
日影で見にくいけど、
「昭和丗二年五月竣功」。こういうイレギュラーな場所の情報って、見つけたら嬉しいよね〜。
西側(上流側…かも)からのサイドビュー。
コンクリート(=混凝土)ならではのこの造形。実に素晴らしい。
何度も過去に書いてるが、この手の橋はすでに耐用年数を過ぎたものも多く、今後どんどんその数を減らしていくだろう。少しでも多く記録しておきたい。
ちなみにこの第二合併橋の健全度判定区分は「2」(予防保全段階)。まあ平成30年の調査と少し前だが、まだしばらくは活躍してくれそうだ。
こうして当橋を堪能した後、先ほど橋上から見えた「けしからんもの」を見に行った。せっかくなんで、続いて【次回】にそれをご紹介しよう。