2022年5月4日、ノートさんラストラン@紀伊半島の2日目。自分で「吊り橋の日」って命名しているこの日、その数25本(笑)。ここまで吊り橋三昧になったのは、後にも先にもこの日だけやな~。
よって、この日のネタで記事にしているのも川根橋訪問記、向山の吊り橋訪問記、佐田の吊り橋訪問記、中村橋とすべて吊り橋。もちろん今回も…。
つうわけで今宵ご紹介するのはそれらより後、夕方に訪ねたやつ。
まずはこれ。
ここは林道安川線。林道安川大塔川線からの分岐に車を置いて、歩いてるとこ。…とか言ったって通じる人はほぼいないと思うのだが。
歩くこと数分で、こんな場所に出た。
手前から歩いてきて、林道は左へカーブしていくのだが、右への分岐があった。ここを目指して、わざわざこのド山奥までやってきた(目的地はここだけじゃなかったが)。
そちらには、
「法師山登山口」の掲示。地理院地図で、現在地こちら。
ここはまさに地理院地図で見て、ここの橋はたぶん吊り橋じゃないか?と思ったところ。
航空写真モードでも確認できなかったので、こうして見に来たのだったが…
どうやらビンゴだったようだ。やったー!
ホクホクで正対。
低い主塔。この日もよく見たタイプで、そういう意味ではビジュアルに驚きはなかった。
長さは…30mほどかな?
が、高さは…なかなか。伝わりにくいだろうが。板切れ二枚分だけの床版がいかにも心細い…。
しかしながら実際は、パッと見て写真を撮って、ほとんど躊躇することなく渡り始めた。
なにしろここは、この日の吊り橋25本中の24本目。いわば、もう慣れてしまってましてね。
いやもちろん、安全に渡れる橋なのかという目視チェックはちゃんとした。
でもこのようにしっかりとメンテされてる状態だったので、安心して渡り始めたわけだ。
橋上から…って、
どっちがどっちかわからんぞ。たぶんこれが上流側かな。
そして、
これが下流側か。なんか高そう~っていうのは、伝わるだろうか。
こんなとこで万一のことがあれば、即死しなくても誰にも見つけてもらえない、ガチな山奥中の山奥。
即死した方がマシだったとか絶対イヤだ。慎重かつ大胆に渡った。
渡った先を左へと進むのが、法師山への登山ルート。記事を書くにあたり調べてみたら、ヤマレコとかにはけっこう山行記録も多く、それなりにポピュラーな山のようだ。じゃあ即死しなかったら助かる可能性もわずかながらあるか(笑)。
渡りきって正対。
向こうと同じく、残念ながら橋名やお誕生日などの情報は一切なかった。よって記事タイトルはこんな感じに。
ちょっと視座を上げてもう一枚。
小粒ながらもピリリと辛い、そんなテイスト。いいね。
あーしかし…
こういうガチな吊り橋、久しく渡ってないなあ。あの感触が恋しい。
いや~堪能した。
来て良かった。
渡り返してから、せめてものサイドアングル的ポジションで。
これが精一杯。この橋のサイドアングル撮影にはドローンしかない。
安川林道に戻っての振り返り。
もうどこに橋があるのか全然わからない。この「ひみつの橋」っぽさがまたいいんだな~ここは。
このあと林道安川大塔川線に戻り、ほど近い最終目的地へと向かった。
以上。