しばらくぶりに、吊り橋ネタをやりたくなってしまった。どっか渡りに行きたいなあ…。
2022年5月4日、ノートさんラストラン@紀伊半島の2日目。自分で「吊り橋の日」って命名するほどに吊り橋三昧だったこの日、数えてみたらその数25本(笑)。ここまで吊り橋まみれになったのは、後にも先にもこの日だけやな~。
この日のネタで記事にしているのは、川根橋訪問記、向山の吊り橋訪問記、佐田の吊り橋訪問記と朝方のやつばかり。今回ご紹介するのはそれらよりもうちょい後、お昼の12時半ごろに訪ねたやつ。
いきなり、ドン。
国道371号から直接生えてる吊り橋だ。場所はこちら。
現地では何の情報も得られなかったが、いつもお世話になっております、なQ地図様によれば、お名前は中村橋、1961(昭和36)年完成とのこと。意外と凡庸なお名前、「五味の吊り橋」とか呼んだ方が雰囲気があるけどね。
余談ながら、現在の田辺市ってとにかく広大かつその大部分が山間部で、市内のみの二点間移動であっても、それぞれの場所が場所なら一日仕事になりそうな…と言っても大げさではないレベル。地図リンクをご覧いただいて伝わるかどうかわからんけど、失礼ながらこのあたり、紀伊半島でも屈指の僻地のイメージがあり、どこからでもリアルに遠いと思う。
そんな場所に点在する生活用吊り橋たちのひとつがこれだ。
とは言ってもこの橋付近に人家はないけどね。
紀伊半島の吊り橋のスタンダード的なつくり。まあ、しっかりしたもので、不安感はない。
ここで何が良かったって、
この美しい前ノ川の流れ!これは降りてみたい。後で降りられるか探そう。
先ほどのは上流側で、
これは下流側。
この上流にも人家はあるのでさすがに飲んでみようとは思わなかったが、見た目にはこの上ない清流。
この手の吊り橋のデフォルトと言ってもいい踏板二枚、
こんな感じだ。
橋長は
30m弱くらいかな?
渡りきる手前に、
森の仲間の落とし物。
ある程度フレッシュな感じではあった。このあたり、普通に住んでるはず。
ウ〇コに気を取られたか(笑)、なぜか正対写真撮り忘れで、
代わりにこれを。
メインケーブルは、
背後の山に固定…って、なんだこのコンクリ構造物。片側だけアンカーレイジ?強度的にこっちだけ必要だったとかかな?
橋詰は丁字路になっていて、
これは下流方向に向かう道。
そしてこちらは
上流側へ。
それぞれ前ノ川沿いの、あるいは山を越えた先の集落(その多くは今や無住だろう)へとつながる道。元気なうちに、こういう道も歩いてみたい気持ちもある。
まあ当日はもっと色々回りたいので、
そそくさと戻った。
いやあこういう吊り橋、定期的に無性に渡りたくなるよねえ(弊社基準による)。
つうか、この時ぶりに紀伊半島深南部に行きたいわ…。
国道へ戻って様子を窺うと、前ノ川へ降りられる場所を発見。
つうわけで首尾よく、
河原から~の一枚。イイねぇ~!
太陽の位置のマジックで、
もう一本の吊り橋も出現。最高ですやん!その気になれば渡れそう?
個人的な好みでいえば、シルエットの美しさでは吊り橋が一番。この癒し空間を十分に堪能した。
以上。