以前、こんな記事を書いた。運命的な、人間椅子の再発見。その後じっくり着実に聴き続けてるのだが、なんというかしみじみと、ええなあと。
前回は”杜子春”を紹介したが、今回はその後にリリースされた現時点での最新MV、”さらば世界”を。著作権的なアレで動画貼り付けも埋め込みもできないので、やむなくYouTubeリンク挿入で。
この動画へのコメントで
「The only regret I have in life is that I became aware of Ningen Isu only four years ago.(私が人生で唯一後悔してるのは、人間椅子を知ったのがたった4年前だってことだね)」なんてコメントがあって、わたくしも思わず「まさに!」って思ってしまったんだな。
ましてやわたくしの場合、その存在を知りながらスルーし続けてきたわけで、この30年間はマジで人生の損失だったわ。なんでこんなカッコいいバンドに気づけなかったんだって話。
”杜子春”と同じく、こちらも冒頭1分で名曲確定。キレよく重たい反復リフ~中間部の鮮やかな転調と和嶋氏らしからぬメジャーキーでのギターソロ、から~の暗転再転調という構成も、歌詞の表現する世界をよく表している。何にも増して、トリオ編成を感じさせない分厚い演奏。MVとはいえヤバイ。各楽器のトーンも最高、素晴らしいサウンド。
ほんとは記事を書いてる本日、”品川心中”が脳内ループで鳴り続けていたのでそっちを記事にしようと思ってたんだが、ちょっとその…コアすぎるかなと思ってこちらにした。あと何度か人間椅子記事を書いてから紹介するべき楽曲かな、とか。要は自分にブレーキをかけたわけ(笑)。
次は…”なまはげ”か”宇宙からの色”…もしくは”恐怖の大王”あたりで。
まあなんとも独りよがりな記事だこと。音楽ネタはいつもそうだけど。