古いけど素晴らしい椅子を再発見! | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

その名は、人間椅子。

 

 

 

まさに再発見した。

 

以前にも聴いたことはあるし、なんならアルバムだって持ってるんだが(一枚だけやけど)、今さらながらこんなに凄いバンドだったとは。何故に今まで気づかなかったこの野郎。

 

 

 

再発見のきっかけは、現時点で最新のリリースとなっているこの曲、

芥川龍之介の同名作に材を採った「杜子春(とししゅん)」。度肝を抜かれた、楽曲にも、歌詞のワンフレーズめにも、MVの映像にも。

 

 

 

穏やかながらもどこか寂しげなアコギの調べが、転調して不穏な気配を漂わせ…そして鳴り響く禍々しいキラー・リフ。ここまでの1分で名曲の予感しかしないが、それでは終わらない。まさかの展開の、ラスト1分15秒。至福のトータル7分48秒である。もうサルみたいに聴いてる。

 

 

彼らはBLACK SABBATHから多大な影響を受けた、紛うことなきヘヴィメタルバンドだが、およそその概念とはいろんな意味で乖離した孤高の存在。サムネ画からもその片鱗は伝わると思う。正直なところ、「イロモノ」の固定観念を持っちゃっていたが、いや~違う。これは「実に真っ当な異端」だ。

研磨と先鋭化を繰り返して研ぎ澄まされた純度の高いサウンドが、カッコええわ~。ギター、ベースのトーンとか、一音一音が恐ろしく気持ちいい。

 

 

 

 

 

 

 

他にも、驚くほど素晴らしい彼らの楽曲を再発見中。きっとまたやるぞ。

 

 

それにしても…何度か書いてるけど、やっぱスリーピースのバンドはアタリの確率がめちゃ高。