2022年5月5日、ノートさんラストラン@紀伊半島の最終日。
トリビュート記事を書いたばかりなのに登場するっていう…(笑)。
この日は(も)長年の懸案であった物件たちをやっつけるべく、朝から移動していた。
その途中にある物件をご紹介。
この物件というだけで、ターゲットが何なのかわかる人にはわかるという、そんな位置にある隧道である。場所はこちら。まあマピオン地図には描かれていないけど。
いきなり、ドン。
無骨なコンクリートポータルの隧道。
お名前は、
読みにくいだろうが、「備後川隧道」。昭和43年度施工と刻まれている。扁額はなし。
記事タイトルにあるように、ここは行政区分上は三重県熊野市だが、林道崩落により現在は奈良県からしか到達できない。
一枚目写真は、この隧道少し手前の林道風景だが、ここ備後川林道は国道425号から分岐しており、その国道425号がしばしば通行止めとなるために、何の確認もなしではなかなか来られない場所となっている。要は、少々ハードルが高いんだな。
一応、地理院地図も。
山深さを感じていただければ…。
さて、洞内。
コンクリ巻き立ての先は、素掘りとなっていた。
両端以外は
完全素掘りであるようだ。
振り返っての鉄板の構図。
ノートさんで抜けながら観賞しよう。
ちなみにノートさんのいる場所からの景がこれ。
険しいな~。街乗りファミリーカーが居るような場所じゃないのよ…(笑)。
これが、抜けながらの素掘り部分だが、
なかなか豪快ですな~。
で、抜けまして~の一枚。
ノートさんの隧道との記念撮影は、これが最後のものとなった。
こちらも扁額はなく、
同じ銘板のみ。
この時、
時刻は5時59分。
奥地での探索を終えてこの隧道まで降りてきたのは、
12時27分のこと。けっこう疲れた。
なので、この隧道前でしばしの仮眠を取ったのだが、
これが気持ち良かったな~。
そんな、想い出(笑)。
以上。