2021年11月13日、南紀周回宿題回収ツアーの初日。この日のネタで記事にしているのは、メインターゲットだった千人場の滝の隧道訪問記と旧・王子橋。今宵はそれらよりも前、お昼前に訪ねた隧道をご紹介。
いきなりこれ。
いや、なんか気に入った写真なもので使いたかっただけで。
はい、こちら。
カーブしながら進入する悪線形の、無骨なコンクリート隧道。場所はこちら、西側より。
ここまでくれば、
向こうが見えた。延長は35mだそう。
お名前は、
「熊瀬川隧道」。昭和52年3月とあった。
実際はもっと古くからあったように思えるロケーションだが、調べた範囲では確認できなかった。
洞内は、
無照明のコンクリート打ち。他にはコメントなし。
東側、鉄板の構図。
いいですな~。落ち着くな~。
たった35mの隧道だが、
この短さで全く違う川の谷筋へと抜けている。
地理院地図だとそれがよく伝わるんだが、
ピンポイントにここ!ってところを突いてるよな~。いや~、この地図だけでどんぶり飯イケるわ。
こういう、隧道を抜けるとガラッと違う地平が開けるっていうのが、
やっぱ醍醐味よなあ。
振り返って正対。
こちらも無骨なポータル。
扁額は…まったく同じかな?
なんか、間違い探しレベルで微妙に違う気もするが、ワカリマセーン。
極めて地味な物件であり、隧道愛好者でもあまり響く人はいないかもしれないが、
こんなのも大好きだ。
以上。