ずおーんと、
隧道、登場。
地理院地図では、現在地こちら。
地図には描かれていないが、隧道現物が目の前にある。
しかし、ちょっと雰囲気ありすぎ。つうか、人が造ったものというよりも、天然の洞穴のような感で、オカルト的な意味でなくちょっと怖い。熊とか。
とか思いつつ接近してたら、
こんなのがぶら下がっててドキッとした。
日本語に加えて、"Bear comes here"と英語でも。こんなところにもインバウンド対策か~(笑)。ここに来ようとする外国人って、どんだけマニアックなんだか。左側にもなんか書いてあるようだが、もはや判読不能。
で、接近してみて気づいた、
右側からのしかかるような岩盤(熊注意は写真右外にぶら下がっているという位置関係)。もしかしてここは、土被りが浅くて遠い昔に崩落したのかも。
しかし…接近しても向こうの明かりは見えない。まさか?
でも、さらに接近すると…
よかった、貫通確認!あるあるなパターンで曲がってて見えないだけだった。
それでは、失礼して…。
洞内は、
全方位完全素掘り。林鉄跡ということで、枕木やなんか残ってないかと注意して見たが、見つけられず。
これは、
振り返りの、鉄板の構図。やっぱ素掘り隧道の野趣はいいなあ~。
中央あたりでは、
地層が露出しているところもあった。
奥地側の鉄板の構図。
イイねえ~実に。
延長は30m~40mほどだったと思うが、
抜けて振り返り。
そして、もうちょい引きで正対。
ここは、仮に隧道が閉塞してしまっても上を越えられそう。もちろん、そんなことがないよう願うけど。
まずは素敵な隧道、堪能いたしました。
ここまでは順調。
この平穏がどこまで続いてくれるやら…。時刻は11時33分。
【5】に続く。