稲荷橋【前篇】(岡山県津山市上之町~山下) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2022年8月26日、中国地方縦断迷走・初日。この日のネタで記事にしているのは、簗瀬橋力谷隧道。今宵から2回に分けてご紹介するのは、実質この日の一発目、つまり三日間の遠征のキックオフとなる物件。そりゃあウキウキでしたな(笑)。

 

 

 

車を停めてのファーストコンタクトがこれなんだが、

これは…実にいい。

 

場所はこちら。川の名は宮川、上流側(北側)の橋から見ている。

 

 

 

 

 

事前にストビューでチラ見してしまってはいたものの、

かなり素敵だ!そして気になる、いろんなことが(笑)。

 

 

 

 

 

ちょっと左岸側から分解してみてみよう。

 

まず第一スパン。

曲弦のプラットトラス?

 

 

 

 

 

第二スパンは…なんだ?

プラットトラス桁?なんて言えばいいんだこれ。しかも明らかに反ってることを考えれば、トラスドアーチ?でもある?神社への参道を兼ねているようなので、太鼓橋的なイメージもあるのかもしれない。

 

 

 

 

 

そして第三スパンは

一番ふつう?Iビームによる桁橋だと思われる。

 

 

 

 

 

対岸には、遠目にも目立ちまくりだった巨大赤提灯と鳥居を擁する神社。

そしてその背後にそびえるのは、鶴山公園という津山城跡のある公園のようだ。このロケーションもいい。しかしあの石垣えぐいな。

 

 

 

 

 

この時、時刻は5時36分。けど、早起きなご近所の方がウォーキングや散歩をされてたりで、

まずは下から見てみることに。

 

 

 

 

 

たぶん、

第三スパンも下から見たらこんな感じじゃないかと。

 

 

 

 

 

そしてやっぱりこれ。

異なる三つのスパン奏でる変拍子(笑)、実にいい。

 

 

 

 

 

これら三つのスパンって、

どこかの橋梁からの寄せ集めなんだろうか。それとも、最初からこんなプログレな感じ?(笑)

 

現地には、親柱や銘板の類が見つけられなかったのだが、愛と信頼のQ地図によれば、名称は稲荷橋、建造は1961年(S36年)だそう。じゃあ対岸の神社はお稲荷さんなんだなと。

 

 

 

 

 

ここでようやく、正対写真を。

完全人道橋に見えるのだが、あの補助標識…「7-21」って?夜なら車が通ってもいいってこと!?って、この幅員じゃ絶対無理だし!

 

でもあの表示だと、そういう意味にならん?

 

 

 

 

 

まあなんであれ、

四輪は絶対無理でしょ~。幅員的にも、重量的にも。

 

 

 

 

 

ていうかこの橋、

なんか無性に写真を撮りまくりたくなる(笑)。

 

ああでもない、こうでもないとかなりたくさん撮ったのだが、似たり寄ったりなのでバッサリと割愛する。

 

 

 

 

 

ここから、鳥居をズーム。

「千代稲荷神社」の扁額が掲げられている。狐様のお姿も。やっぱお稲荷さんですな。

 

 

 

 

では、渡ろう~。

 

 

 

 

 

 

【後篇】に続く。