朝国の円筒分水 (滋賀県湖南市朝国) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

暑いのでちょっと涼しげなネタを…と思ったのだが、微妙に今年最初の酷暑を外しちゃった(笑)。

 

 

2019年8月11日、夏真っ盛り(笑)。この日カインズに買い物に行ったついでに、付近にある物件…近場の甘えで長年にわたってスルーし続けていた物件に立ち寄った。お手軽そうだったので奥様も誘ってみたが、暑すぎるので車で待ってると。そりゃそうか~。

 

 

つうわけで、日陰に車を停めて歩くこと…25秒(笑)。

車からでもすでに見えていたけど、到着~。場所はこちら

 

 

 

 

 

まずは、「農業施設を大切に」の看板がお出迎え。

そう、ここにある物件は、現役の農業施設なんですな。

 

 

 

 

 

ちゃんと見学のためのお立ち台が整備されているので、いきなり上からドン!

ハイ、(すでにタイトルで出てはいたけど)円筒分水~!

 

 

 

 

 

これ、水がないと面白さ半減、涼やかさ皆無なんだけど、

ありがたいことにちゃんと水が出ていた。

 

分水工といえば過去に記事にしたのは追分南の円筒分水井之口円形分水の二件だが、「円筒」と「円形」と微妙に表記の揺れがある。

 

正直なところ、勉強不足でよくわかっていないし意識して使い分けてはいないが、わたくしの理解としては、引かれた水が円筒(円形)から逆サイフォンの原理で湧き上がってくるのだから「円筒」「円形」どちらでもよい、というテキトーなもの。ただ、ここのように均等に開けられた孔から分水するタイプは円筒が高く立ち上がっているので、特に「円筒」分水と呼びたくなる…みたいなニュアンスかな。

 

これはあくまで素人の見解なので、間違っててもご容赦を(笑)。

 

 

 

 

 

その上で、こちらを各自ご覧ください。

昭和37年製とのこと。解説に書かれている「現代の水分神」というフレーズ、いいな。

 

 

 

 

 

あとはもう二枚ほど、目に涼しい写真を~。

 

 

 

 

 

 

こうしてちゃんと整備してもらえているのは、大変ありがたい。

お察しのように円筒(円形)分水って俯瞰気味に見られなければこれまた面白さ半減なので、お立ち台も助かる。

 

 

 

 

 

このように、

解説も充実。

 

 

 

 

 

最後に、引きで全体像を。

結局見学中は直射日光だったので、奥様来なくて正解だった。

 

 

ちなみに、この写真のどこかにノートさんがいます。難易度高め(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

以上。